セッション ID
自動開始
別のウィンドウで開始
自動開始オプション
アプレット/マクロ
名前
パラメーター (オプション)
自動開始 HLLAPI イネーブラー
ロック
セッション ID
このセッションに割り当てられる ID。値オプションには、「自動」(デフォルト) または任意の英字が含まれます。この ID がセッション・ウィンドウまたはタブに表示されます。
この値が「自動」であると、Z and I Emulator for Web は文字をセッションにアルファベット順に自動的に割り当てて、「自動開始」が「はい」に設定されている場合は、セッションを作成された順序で開始します。
セッションに文字値を指定すると、Z and I Emulator for Web はその文字をセッションに割り当てます。ただし、その文字が別のセッションによって既に使用中であり、Z and I Emulator for Web デスクトップから、または開始済みセッションから「同じ設定で実行」を選択することによって、重複セッションを開こうとすると、そのセッション ID は既に使用中であるというエラー・メッセージが表示されます。
自動開始
クライアントがロードされると、セッションが開始され、(「自動接続」が「はい」の場合) 接続されます。
別のウィンドウで開始
「はい」を選択すると、セッションは別のブラウザー・ウィンドウで開始されます。「いいえ」を選択すると、セッションはタブに表示されたセッション名と ID によって「クライアント」ウィンドウで開始されます。「クライアント」ウィンドウで開始された各セッションには、アクセスを容易にするためにタブが付けられます。
「クライアント」ウィンドウで開始されたセッションは、セッション・タブで「閉じる」ボタン (X) をクリックすると閉じることができます。この機能を無効にするには、HTML パラメーターの showTabCloseButton を false に設定して追加します。デフォルトは true です。また、バックグラウンド・セッション・タブの「閉じる」ボタンを非表示にするには、HTML パラメーターの hideTabCloseOnBackgroundTabs を true に設定して追加します。デフォルトは false です。『HTML パラメーター』を参照してください。
自動開始オプション
自動開始オプションによって、Z and I Emulator for Web クライアントがセッションの起動時に自動的に起動されるようしたい Java アプレットまたは Z and I Emulator for Web マクロのいずれかの名前を指定できます。
自動開始オプションが有効なのは、以下のセッションの場合だけです。
Z and I Emulator for Web の「アプレットの実行」で 3270 セッションのユーザー定義の画面サイズを設定することができます。このアプレットのクラス名は com.ibm.HOD.ScreenSize で、パラメーターは size=nnxyy (ここで nn は行数、yy は列数です) である必要があります。例えば、size=43x80 は、43 行 80 列の画面になります。 |
以下は、構成プロセスの概要です。
詳細については、次のフィールド名の説明を参照してください。「アプレット/マクロ」、「名前」、「パラメーター (オプション)」。
アプレット/マクロ
アプレットかマクロを選択します。名前
- アプレット:
アプレットは ECLAppletInterface クラスまたは CustomInterface クラスのいずれかをインプリメントする必要があります (Z and I Emulator for Web に添付されて配布されている HCL ZIE Host Access Toolkit の Host Access Beans for Java オンライン・ブックを参照してください)。
Z and I Emulator for Web クライアントは、セッションがホストに接続されるのを待たないでアプレットを即時に起動します。アプレットがセッションの正常な接続に多少とも依存している場合には、そのアプレット自体でセッションが接続されたことを検出する必要があります。セッションが接続されたことを検出するには、メソッド (Terminal.addCommListener() または Session.getCommStatus() など) を使用します (Z and I Emulator for Web に添付されて配布されている HCL ZIE Host Access Toolkit の Host Access Beans for Java オンライン・ブックを参照してください)。
セッションが切断されてから再接続された場合には、Z and I Emulator for Web クライアントはそのアプレットの別のインスタンスを起動しません。
カスタマー提供アプレットのクライアントへのデプロイについては、「Z and I Emulator for Web の計画、インストール、および構成」 の『カスタマー提供の Java アーカイブおよび Java クラスのデプロイ』を参照してください。
- マクロ:
Z and I Emulator for Web クライアントは、セッションがホストと正常に接続されるまで、マクロを起動しません。
セッションが切断されてから再接続される場合は、Z and I Emulator for Web クライアントはマクロを終了して、セッションが再接続されるまで待ってから、マクロを再び起動します。
- アプレット:
Z and I Emulator for Web クライアントが起動するようにしたいアプレットのクラス名を入力します。
- マクロ:
Z and I Emulator for Web クライアントが起動するようにしたいマクロの名前を入力します。
マクロ名を文字の大/小文字を含めて正しく入力したことを確認してください。マクロ名は大/小文字が区別されます。つまり、
mymacro
はMyMacro
、MyMacrO
、myMacro
などとは異なる名前です。マクロは、以下のいずれの場所にも存在できます。
- セッション。
- クライアント・ワークステーション上にあるユーザーの個人用ライブラリー。
- マクロ・サーバー・ライブラリー。
- 任意のユーザー定義ロケーション
Z and I Emulator for Web クライアントは、以下に説明するのようにマクロを検索します。クライアントが検索中の名前 (
mac02
など) をもつマクロを検出すると、クライアントは検索を即時に停止して、そのマクロを使用します。
- マクロ名を拡張子 .mac 付きで指定すると (例えば
mac02.mac
を指定する場合)、Z and I Emulator for Web クライアントは次のように実行します。
- セッションでマクロ名だけ (
mac02
) を検索します。- マクロ・ファイル (
mac02.mac
) を以下で検索します。
- 「機能を無効にする」ウィンドウで「個人用マクロ・ライブラリー」オプションを有効にする場合は、ユーザーの個人用ライブラリー内 (「機能を無効にする: マクロ」を参照してください)。
- 指定されている場合は、サーバー・マクロ・ライブラリー内 (「Z and I Emulator for Web の計画、インストール、および構成」の『サーバー・マクロ・ライブラリーの作成およびデプロイ』を参照してください)。
- すべてのユーザー定義ロケーション。ユーザー・ロケーションの検索について詳しくは、 「ユーザー定義のマクロの場所の検索」を参照してください。
- 2 番目の拡張子 .mac をファイル名に追加して (
mac02.mac.mac
)、以下でもう一度マクロ・ファイルを検索します。
- ユーザーの個人用ライブラリー (使用可能な場合)。
- サーバー・マクロ・ライブラリー (指定されている場合)。
- マクロ名を拡張子 .mac なしで指定すると (例えば
mac02
を指定する場合)、Z and I Emulator for Web クライアントは次のように実行します。
- そのマクロ名 (
mac02
) をセッション内で検索します。- 拡張子
.mac
をマクロ名に追加して (mac02.mac
)、マクロ・ファイルを検索します。
- 「機能を無効にする」ウィンドウで「個人用マクロ・ライブラリー」オプションを有効にする場合は、ユーザーの個人用ライブラリー内 (「機能を無効にする: マクロ」を参照してください)。
- 指定されている場合は、サーバー・マクロ・ライブラリー内 (「Z and I Emulator for Web の計画、インストール、および構成」の『サーバー・マクロ・ライブラリーの作成およびデプロイ』を参照してください)。
パラメーター (オプション)
- アプレット:
セッションの開始時にアプレットに渡されるパラメーターの名前。アプレットがパラメーターを受け取るようにするには、アプレットで以下のメソッドをインプリメントする必要があります。public void initParam(String param). 変数名 param は、 任意の有効な変数名です。
- マクロ:
マクロにパラメーター・リストが必要であるか、許可されている場合は、パラメーター・リストをこの入力フィールドに入力します。
- パラメーター・リストは、セッション構成の一部として保管されます。
- パラメーター・リストの指定方法については、「マクロのパラメーター・リストの指定」を参照してください。
- マクロのパラメーター・リストを指定できるその他の場所については、「マクロのパラメーター・リストを指定できる場所」を参照してください。
- マクロのパラメーター・リストの処理についての詳細は、「マクロ・プログラミング・ガイド」の 「マクロへのパラメーター・リストの引き渡し」を 参照してください (主にセッション管理者およびマクロ作成者の場合)。
自動開始 HLLAPI イネーブラー
EHLLAPI (Emulator High Level Language Application Programming Interface) をセッションで有効にするには、「はい」を選択します。EHLLAPI を使用可能にすることが必要なのは、セッションが EHLLAPI アプリケーションのターゲットになる場合です。EHLLAPI を有効にできるのは、EHLLAPI Bridge をインストール済みの場合だけです。
ロック
ユーザーがセッションに関連した始動値を変更できないようにするには、「ロック」にチェックマークを付けます。ほとんどのフィールドは使用不可になっていて、ユーザーが値を変更することはできません。ただし、セッション・メニュー・バーまたはツールバーからアクセスされる機能は変更できます。