クライアント・ウィンドウの切り取り、コピー、貼り付け、および入力援助
このページには編集操作の概要が含まれています。「編集 (切り取り/コピー/貼り付け)」ウィンドウの各タブについての特定のヘルプについては、以下のリンクを参照してください。
「貼り付け」タブ
「切り取り/コピー」タブ
「トリム」タブ
「入力援助」タブ
切り取りの取り消し、コピーの取り消し、および貼り付けの取り消しについては、「「元に戻す」機能」を参照してください。
編集操作の概要については、以下のトピックを参照してください。
マーク付けおよびマーク解除
切り取り
コピー
貼り付け
入力援助 (DOC モード)
「トリム」タブの「クラシック・ボックス・スタイル」設定を使用したマーク付けおよびマーク解除
マウスの使用
トリム長方形を使用してテキストの一部をマークするには、以下を行います。
- マウス・ポインターを、マークしたい領域の角の 1 つに移動します。
- 左マウス・ボタンをクリックし、マークしたい区域がボックスで囲まれるまで、マウスを斜めにドラッグします。
- マウス・ボタンを離します。
トリム長方形を移動するには、以下を行います。
- マウス・ポインターをマークされた領域に移動します。
- 左マウス・ボタンをクリックし、そのボックスをドラッグして、そのボックスが新しい位置になった時にマウスを離します。
領域をマーク解除するには、マークされた領域の外を左マウス・ボタン・クリックするか、「編集」 > 「マーク解除」をクリックします。マーク解除は、テキストがあらかじめトリム長方形でマークされている場合にのみ有効です。
キーボードの使用
トリム長方形を使用してテキストの一部をマークするには、以下を行います。
- カーソルを、マークしたい領域の角の 1 つに移動します。
- Shift キーを押したままでカーソル移動キー (矢印) を使用して領域をマークします。
- Shift キーを離します。
ワークステーション・ウィンドウ全体をマークするには、「編集」 > 「すべて選択」をクリックします。
トリム長方形を移動するには、以下を行います。
- Ctrl キーを押したままにします。
- カーソル移動キー (矢印) を使用してボックスを必要な位置に移動します。
- Ctrl キーを離します。
領域のマークを解除するには、「編集」 > 「マーク解除」をクリックします。
「トリム」タブの「Windows スタイル」設定を使用したマーク付けおよびマーク解除
マウスの使用
テキストの一部をマークするには、以下を行います。
- マークを付けたい領域の始まりにマウス・ポインターを移動します。
- 左マウス・ボタンをクリックし、マークを付けたい領域の終わりまでマウスをドラッグします。
- マウス・ボタンを離します。
領域をマーク解除するには、マークされた領域の外を左マウス・ボタン・クリックするか、「編集」 > 「マーク解除」をクリックします。マーク解除は、テキストがあらかじめマークされている場合にのみ有効です。
キーボードの使用
テキストの一部をマークするには、以下を行います。
- マークを付けたい領域の始まりにカーソルを移動します。
- Shift キーを押したままでカーソル移動キー (矢印) を使用して領域をマークします。
- Shift キーを離します。
ワークステーション・ウィンドウ全体をマークするには、「編集」 > 「すべて選択」をクリックします。
領域のマークを解除するには、「編集」 > 「マーク解除」をクリックします。
切り取り
マークしたテキストを切り抜いてクリップボードに入れるには、以下のいずれかを行います。
- 「編集」 > 「切り取り」をクリックします。
- 切り取り機能に割り当てられているキーの組み合わせを押してください。デフォルトのキー組み合わせは Shift + Delete です。
注:
- どの領域もマークしないと、「切り取り」機能によりウィンドウ全体がコピーされ、 トリム長方形がマークされた場合のみ切り取り/コピーの機能を選択することなしに、無保護フィールドはすべてクリアされます。
- 「切り取り」機能では、ホスト・アプリケーション・プログラムによって保護されている領域は除去されません。また、カラーや輝度などのホスト属性が複写されることもありません。
「切り取り」機能をサポートする設定を設定できます。これは、Z and I Emulator for Windows の切り取り機能と同様に機能します。
- 「編集」 > 「設定」 > 「編集」をクリックします。
- 設定したい設定をクリックします。
- 終了したら「OK」 をクリックしてください。
Copying
マークしたテキストをクリップボードにコピーするには、以下のいずれかを行います。
- 「編集」 > 「コピー」をクリックします。
- コピー機能に割り当てられているキーの組み合わせを押してください。デフォルトのキー組み合わせは Ctrl + Insert です。
既にクリップボードにコピー済みのテキストを付加するには、以下のいずれかを行います。
- 「編集」 > 「特殊コピー」 > 「コピー付加」をクリックします。
- コピー付加機能に割り当てられているキーの組み合わせを押してください。管理者が、デフォルトのキーの組み合わせをこの機能にまだ割り当てていない場合は、 自分でキーの組み合わせを割り当てることができます。
スプレッドシートのように、他のアプリケーションの列に置きたいテキストを、クリップボードにコピーするには、以下のいずれかを行います。
- 「編集」 > 「特殊コピー」 > 「表としてコピー」をクリックします。
- 「表としてコピー」機能に割り当てられているキーの組み合わせを押してください。管理者が、デフォルトのキーの組み合わせをこの機能にまだ割り当てていない場合は、 自分でキーの組み合わせを割り当てることができます。
注:
- 「表としてコピー」機能は、テキストを表の列の形式にするために、列と列との間にタブ文字を挿入し、各行の終わりに改行文字を挿入します。この機能を使用してテキストの列をクリップボードにコピーする時は、 必ず、ホスト画面上で列にフォーマット設定されたテキストのみにマークを付けるようにしてください。列にフォーマット設定されていないテキストにマークを付けた場合、 他のアプリケーションへの貼り付けをする時に、 どのテキストも列にフォーマット設定されません。
- 同一タスクの実行中に、「表としてコピー」と「コピー付加」機能を使用しないでください。
現行セッション・ウィンドウ内のすべてのテキスト、または VT ヒストリー全体をシステム・クリップボードにコピーするには、以下のいずれかを行います。
- 「編集」 > 「すべてをコピー」をクリックします。(VT ディスプレイ・セッションのみ)
- 「すべてをコピー」機能に割り当てられているキーの組み合わせを押します。管理者が、デフォルトのキーの組み合わせをこの機能にまだ割り当てていない場合は、 自分でキーの組み合わせを割り当てることができます。
注:
- マークされた領域がない場合、 トリム長方形がマークされた場合のみ、切り取り/コピーの機能を選択していない場合は、「コピー」機能はウィンドウ全体を複写します。
- 「コピー」機能は、マークされた領域をウィンドウから除去せずに、クリップボードに複写します。カラーや輝度などのホスト属性は複写されません。
拡張切り取り、コピー、貼り付けをサポートするように設定することができます。これらの機能はパーソナル・コミュニケーションズの切り取り、コピー、貼り付けと同様に作動します。
- 「編集」 > 「設定」 > 「編集」をクリックします。
- 設定したい設定をクリックします。
- 終了したら「OK」 をクリックしてください。
フィールドとしてコピー
この機能は、フィールド形式でフォーマット設定されている 3270 および 5250 ディスプレイ・セッションで使用できます。これにより、画面からフィールドを表形式でコピーできます。コピーされる新しい各フィールド内のデータは、表内でそれぞれ別個の列と見なされます。
デフォルトでは、「フィールドとしてコピー」機能は無効になっています。有効にするには、以下を行います。
- 「編集」 > 「設定」 > 「編集」 > 「切り取り/コピー」をクリックします。
- 「フィールドとしてコピー」チェック・ボックスを選択します。
- 次のオプションから選択します。
- 保護フィールド
- 保護/編集不可フィールドからデータをコピーします。
- 無保護フィールド
- 無保護/編集可能フィールドからデータをコピーします。
- フィールド中のスペースを切り取る
- フィールド内容がコピーされたデータから前後のスペースを切り取ります。
注:
- 「フィールドとしてコピー」機能は、テキストを表の列の形式にするために、 列と列との間にタブ文字を挿入し、各行の終わりに改行文字を挿入します。新しいフィールドの先頭が新しい列の始まりを示します。
- 「フィールドとしてコピー」機能は、マークされた領域をクリップボードに複写しますが、その際、マークされた領域をウィンドウから除去することはしません。カラーや輝度などのフィールド属性は複写されません。
- マークされた領域がない場合は、「トリム長方形がマークされた場合にのみ、切り取り/コピー」が有効にされていなければ、画面全体のテキストが一連のフィールドに複写されます。
- この機能は、5250 セッションでの ENPTUI、および 3270 セッションでのホスト・グラフィックスには使用できません。
- 同一タスクの実行時に、「フィールドとしてコピー」機能および「コピー付加」機能を使用しないでください。
イメージとしてコピー
新しいメニュー項目「イメージとしてコピー」が編集メニューに追加されました。画面または画面の一部をイメージとしてコピーするには、右クリック・メニューを使用できます。
編集メニューを使用してイメージとしてコピーするには、以下を行います。
- 「編集」 > 「特殊コピー」 > 「イメージとしてコピー」をクリックします。
- 「イメージとしてコピー」機能に割り当てられているキーの組み合わせを押します。管理者がこの機能にデフォルトのキー組み合わせを割り当てていない場合は、これを自分で割り当てることができます。詳しくは、『キーの組み合わせを割り当てる』を参照してください。
貼り付け
クリップボードから、セッションの現在のカーソル位置にテキストを貼り付けるには、以下のいずれかを行います。
- 「編集」 > 「貼り付け」をクリックします。
- 貼り付け機能に割り当てられているキーの組み合わせを押してください。デフォルトのキー組み合わせは Shift + Insert です。
注:
- クリップボードのデータが有効なスペースよりも大きい場合、入りきらないデータは失われます。
- 「貼り付け」機能では、ホスト・アプリケーションによって保護されている領域にはクリップボードの内容はオーバーレイされません。
- 「トリム」タブの「クラシック・ボックス・スタイル」設定を使用している場合、テキストはすべて、そのテキストがコピーされたとき、または切り取られたときに使用されたものと同じ長方形の形状内に貼り付けられます。その他のオプションについては、「貼り付け」タブでの設定を参照してください。
- デフォルトでは、テキストは折り返されません。その他のオプションについては、「貼り付け」タブでの設定を参照してください。
- データがクリップボードに切り取りまたはコピーされていない場合は、「貼り付け」メニュー・オプションは使用できません。
貼り付け機能をサポートするよう設定できます。これは、Z and I Emulator for Windows の貼り付け機能と同様に機能します。
- 「編集」 > 「設定」 > 「編集」をクリックします。
- 設定したい設定をクリックします。
- 終了したら「OK」 をクリックしてください。
入力援助 (DOC モード)
入力援助 (DOC モード) 機能を使用すると、3270 ディスプレイ・セッションでのテキスト文書の編集が容易になります。これらの機能は、HCL Z and I Emulator for Windows プログラム製品の入力援助機能と似ています。
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入力援助機能が選択可能なのは 3270 ディスプレイ・セッションの場合だけです。
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入力援助機能を使用するには、以下のようにしてください。
- 「編集」 > 「設定」 > 「編集」をクリックします。
- 「入力援助」タブをクリックします。
- 設定したい設定をクリックします。
- 終了したら「OK」 をクリックしてください。
この機能には以下が含まれます。
- 左右のマージン (開始カラムと終了カラム)
- 右端での折り返し
- タブ停止位置
- 行の終わりシグナル
関連トピック