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「貼り付け」タブ

貼り付け機能をサポートするユーザー設定を設定することができ、これは Z and I Emulator for Web の貼り付け機能と同じように機能します。

注 これらの「貼り付け」機能は、「入力援助」タブで DOC モードが使用可能になっているときには使用されません。 (3270 ディスプレイ・セッションのみ) 。 

また、貼り付け機能は、DOC モードになっている間は非 DOC モードになっている間とは異なるように作動します。DOC モードにおける貼り付けは入力と同様であり、非 DOC モードにおける貼り付けはカーソルを移動しません。 

入力援助タブ」を参照。

フィールドの折り返し
保護フィールドに入るデータが、そのフィールド以降の、最も近い無保護フィールドにプッシュされます。また、「フィールド折り返し」機能は、先頭ワードが保護フィールドを検出した場合を除いて、ワードを途中で分割しません。例えば、Z and I Emulator for Web という句を 8 文字の無保護フィールド中に貼り付けようとする場合、機能はそのフィールドに Z and I を貼り付け、残り 9 文字 Emulator を格納できる次の無保護フィールドに貼り付けます。しかし、Z and I Emulator for Web という句を、4 番目の文字のみがプロテクトされ、25 文字の無保護フィールドに貼り付ける場合、機能は次のような句を貼り付けます。Z a nd I Emulator for Web
 
このオプションは、ワードがフィールドまたは行にまたがって分割されることを防ぎます。フィールドに貼り付けるテキストは、テキストを分解するワード境界で分割し、テキスト・フィールドで新規ワードを開始します。あるワードをフィールドに貼り付けるが、そのフィールドがそのワードを保持するには十分に長くない場合は、できるだけ多くのワードがそのフィールドに入れられ、残りのワードは次のフィールドから続行されます。

このチェック・ボックスのチェックマークを外したままにしておくと、保護フィールドに入るすべてのデータが失われ、ワードはフィールドおよび行にまたがって分割されます。


行折り返し
行の終わりおよび画面の終わり標識を認識して、データの貼り付けを続行できるようにする行折り返し機能を使用可能にします。画面の終わりの標識に到達した場合、 「編集」 > 「分割貼り付け」メニュー項目は、残りのテキストの貼り付けを可能にします。フィールド折り返し機能を使用可能にしない場合、保護フィールドから脱落したデータは失われます。貼り付けるデータがワードの途中で切れる場合、フィールド折り返し機能はワードを原形に保持します。

このチェック・ボックスのチェックを外した場合、指定の保護フィールドに書き込まれなかったすべてのデータが失われます。


マークされたエリアに貼り付け
データを貼り付ける完全な位置を指定するためにトリム長方形を使用するかどうかを判別します。

このチェック・ボックスのチェックを外した場合、「貼り付け」および「分割貼り付け」機能は、(トリム長方形ではなく) カーソルがある位置にデータを貼り付けます。


保護フィールドに達した時に貼り付けを停止
保護フィールドになるまで、データの貼り付けを許可します。「編集」 > 「分割貼り付け」のみで、無保護フィールドに残ったテキストを貼り付けることができます。

このチェック・ボックスのチェックを外した場合、フィールド折り返し機能を使用可能にしない限り、保護フィールドに書き込まれなかったすべてのデータが失われます。


フィールドにデータを貼り付け (3270 セッション用のみ )
3270 セッションで、データをユーザー・インターフェースから 表として貼り付けることができるようになりました。

この機能は、HTML パラメーター enablePasteAsTable によって提供されていたものです。

これを 3270 セッションで使用する場合、データ貼り付け中の行折り返しとフィールドの折り返しを 使用可能にしてください。



タブ文字処理

これらの貼り付け設定は、貼り付け時にタブ文字が処理される方法を指示します。

次のタブ停止位置まで拡張
指定したタブ停止位置で作表されたテキストを位置合わせします。例えば、「次のタブ停止位置まで拡張」ラジオ・ボタンをクリックし、「タブ停止位置当たりの桁数」フィールドに 10 と指定すると、作表されたテキストは次の 10 の倍数の桁の位置に挿入されます。


置換:
タブ停止位置を指定した数のスペースで置き換えることを許可します。例えば、「次と置き換え:」ラジオ・ボタンを押し、スペース・フィールドに 3 を指定すると、元のテキストのそれぞれのタブ停止位置は、3 スペース分になります。


フィールドにデータを貼り付け (5250 セッション用のみ )
作表されたテキストが後続の無保護フィールドに配置されるかどうかを判断します。タブ文字に達すると、エミュレーター・セッションの同じ行にある次の無保護フィールドに次のテキスト・データを貼り付けます。


重要:
次の JVM 環境ではクリップボードが正しく設定されないので、コピーおよび貼り付けの結果が正確でない場合があります。

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