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「入力援助」タブ

入力援助 (DOC モード) 機能を使用すると、3270 ディスプレイ・セッションでのテキスト文書の編集が容易になります。これらの機能は、HCL Z and I Emulator for Windows プログラム製品の入力援助機能と似ています。
注
  • 「OK」をクリックするまで、新しい設定値は有効になりません。
  • これらの入力援助フィーチャーは、3270 ディスプレイ・セッションだけに使用可能です。
  • DOC モード
    このチェック・ボックスは、「入力援助」タブのすべての設定値を使用可能または使用不可にします。

    設定値を使用可能にすると、DOC 標識がオペレーター情報域の 67 から 69 の位置に表示されます。「OIA の理解」を参照してください。

    注 DOC モードが使用可能であるときには、「貼り付け」タブ上のすべての貼り付け機能が無視されます。「DOC モードでの貼り付け」を参照してください。
    ヒント キーを押すと DOC モードが使用可能または使用不可になるように、キーを DOC モード機能に割り当てることが可能です。キーを DOC モード機能に割り当てるには、「編集」>「設定」>「キーボード」をクリックし、「ホスト機能」をクリックして、キーを「文書モード」機能に割り当てます。
    右端での折り返し
    このチェック・ボックスによりワード・ラップが可能になります。ワード・ラップを使用可能にすると、右マージンに入力されているワードの全体が、次の行の最初にある無保護フィールドに移動します。ただし、無保護フィールドの左側に、そのワードが入るだけの十分なブランク・スペース (スペースおよびヌル) が必要です。そのワードが占めていた前の行の領域は、スペースで充てんされます。

    ワード折り返しが無効な場合、次のようになります。
                             Look in the diction
                             ary, please.

    ワード折り返しが有効な場合、次のようになります。
                             Look in the
                             dictionary, please.

    無保護フィールドの左側に、ワードが入るだけの十分なブランク・スペースがない場合、ワードは移動しません。結果は、ワード・ラップを使用可能にしなかった場合と同じです。

    ワード・ラップが使用可能のときには、オペレーター情報域の位置 71 にワード・ラップ標識が表示されます。「OIA の理解」を参照してください。

    開始桁および終止桁
    これらの設定値は、DOC モードの左マージンと右マージンを制御します。例えば、左マージンを 10 に設定し、右マージンを 60 に設定したとします。

    挿入モードがオフの場合:

    挿入モードがオン (^ がオペレーター情報域の位置 52 に表示されている) の場合:

    改行キー:
    改行キー (デフォルトでの改行キーの割り当ては Shift-Enter) を押すと、カーソルはマージン内に位置する次行 (または必要があれば後続行) の無保護文字位置の先頭にスキップされます。

    タブ停止位置
    このフィールドは、タブ停止位置を設定するために使用します。このフィールドに、タブ停止位置にしたい桁の数値をコンマで区切って入力してください。以下に例を示します。5,10,15,20,25

    タブ停止位置が設定されているときにタブ・キーを押すと、カーソルは次のうち最初に現れる位置にスキップします。

    タブ・キーによって飛び越された文字は、ブランクに設定されません。
    無保護フィールド内にあり、タブ・キーによってカーソルが飛び越えた文字は、ブランクに設定されません。例外: タブ・キーの結果としてカーソルがスキップするヌルは、空白に設定されます。

    マージンにまたがる無保護フィールド中のヌル:
    タブ・キーにより、カーソルが次行の左マージンにスキップし、無保護フィールドが左マージンにまたがるときには、無保護フィールド中の左マージンの外側にあるヌルはスペースに変換されます。

    ただし、タブ・キーにより、カーソルが次行にスキップして無保護フィールドが後続行の右マージンにまたがるときには、無保護フィールド中の右マージンの外側にあるヌルはスペースに変換されません。

    行の終わりの音声信号を有効にする
    このチェック・ボックスは、カーソルが行の終わりシグナル桁に設定された桁に入ったときに、音によるシグナルの音を使用可能または使用不可にします。

    クライアントのプラットフォームが Windows であり、SoundSentry が使用可能である場合には、構成された SoundSentry シグナルが起こります (例えばアクティブなキャプション・バーの明滅など)。

    行の終わりシグナル桁
    このフィールドには、行の終わりの音によるシグナルが音を出すようにしたい桁の数値を入力します。

    通常はカーソルが右マージンに近づくと、音によるシグナルが起こるように値を入力します。例えば、右マージンが 70 の場合は、行の終わりシグナル桁を 65 に設定します。

    DOC モードでの貼り付け

    DOC モードが使用可能であるときには、「貼り付け」タブ上のすべての貼り付け機能が無視され、貼り付けは以下のように実行されます。

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