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ライセンス使用カウントを使用可能にする

管理ユーティリティーの「ライセンス」をクリックして、「ライセンス使用管理」ウィンドウにアクセスします。ここで、使用統計を表示し、ライセンス使用カウントの構成を調整し、さらに、個人ユーザーの Z and I Emulator for Web 活動の追跡が可能となるログ・ファイル・オプションを選択することもできます。

ライセンス使用統計
ライセンス使用カウント (構成オプション)

デフォルトにより、クライアントはライセンス使用カウントをサービス・マネージャーに報告します。Z and I Emulator for Web の 構成サーバー基本 および結合デプロイメント・モデルのユーザーは、「ライセンス使用カウント」域の機能を使用不可にすることができます。ただし、HTML モデルを使用しているが、(例えば、ユーザー・ファイアウォールの余分なポートを開けないようにするために) サービス・マネージャーとのクライアント通信を使用不可にする必要がある場合は、ライセンス使用カウントを個別に非活動化する必要があります。デプロイメント・ウィザードの「拡張オプション」ウィンドウにDisable パラメーターを入力します。

ライセンス使用統計

最新カウントの情報は、 「ライセンス」ウィンドウを開いた時点、または「最新表示」をクリックした時点で表示されます。
開始日
最初の検査が実行された日時。

ログオンしたクライアントの最高数
開始日以降の同時アクティブ・クライアントの最高数、およびその発生日時。全般の情報は、 ¥private ディレクトリーの LicenseOverallHistory.txt というファイルに保管されます。このファイルには、開始日以降の各日のアクティブ・クライアントの最高数を示す項目が 1 日につき 1 つ入れられ、それが削除またはリネームされるまで継続的に追加されます。

真夜中以降のクライアントの最高数
真夜中以降のアクティブ・クライアントの最高数、およびその発生日時。

最後の報告間隔でのクライアント数
最後のカウントが実行された時点でのアクティブ・クライアント数および、その発生日時。この情報は、¥private ディレクトリーの LicenseRecentHistory.txt というファイルに保管されます。このファイルには、最後の 12 カウント分の項目が含まれます。

ライセンス使用カウント

ここでは、Z and I Emulator for Web クライアントが使用状況情報を (Z and I Emulator for Web サービス・マネージャー内の) 構成サーバーに送信する方法を指定します。クライアントが構成サーバーと直接通信するか、あるいは 構成サーブレットで通信するかに関わらず、ユーザー入力は有効です。
行った変更を活動化するには、「適用」をクリックする必要があります。
有効にする
Z and I Emulator for Web 構成サーバーに報告するために、クライアントを使用可能にします。このオプションは、デフォルトで選択されています。クライアントによる報告を停止するには、チェック・ボックスをクリアします。(このボックスをクリアすると、すべての「ライセンス使用カウント」オプションが自動的に非活動化されます。)

クライアント・チェックインのログ
構成サーバーが受信したすべてのクライアント・レポートについてのログ入力を行います。ログ入力の内容によって、個別ユーザーの活動が追跡できます。
各入力レコード: Z and I Emulator for Web は、24 時間毎の真夜中にこれらの入力をファイルに書き込みます。このファイルは日付に従って名前が付けられ、専用ディレクトリーに保管されます。
ライセンス・ファイルを別のディレクトリーに保管したい場合は、NCServiceManager を開始する ために Java を起動する行で Java システム・プロパティーを使用して指定することができます。例えば、ログ・ファイルを z/OS 上の /usr/lpp/ZIE/licensefiles ディレクトリーに書き込むには、 以下を追加します。
-Dcom.hcl.zie.licensedirectory=/usr/lpp/ZIE/licensefiles

クライアントの報告先

ホスト名/IP アドレス

報告間隔
クライアントが報告と報告の間に待つ時間を選択します。前の間隔の有効期限が切れると、クライアントは新しい間隔の使用を開始します。

関連トピック

  • 報告間隔時間の選択についての考慮事項
  • ライセンス使用の概要