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スキーマ名およびテーブル名のフィルタリングのレベル

このオンライン・ヘルプ・ファイルでは、

このオンライン・ヘルプ・ファイルのセクションは、以下のとおりです。

フィルタリング・レベルによって影響を受ける領域
フィルタリング・レベルの要約
フィルタリング・レベルの説明

フィルタリング・レベルによって影響を受ける領域

すべてのフィルタリング・レベルは、ある単一の領域に影響します。すなわち、SQL ウィザード (または File Upload ウィザード) が実行時に表示する使用可能なテーブルのリストです。フィルタリングは、どのスキーマ名およびテーブル名を使用可能なテーブルのリストに表示するかを判別します。「使用可能なテーブルのリスト」を参照してください。

フィルタリング・レベルの要約

このセクションでは、フィルタリング・レベルの特性の一部について要約します。

フィルタリング・レベルをインプリメントする担当者はデータベースのシステム管理者、Z and I Emulator for Web 管理者、あるいはユーザーのいずれかです。

フィルタリング・レベルは、その直前のフィルタリング・レベルとの間で次の 2 つの関係のいずれかになります。

フィルタリング・レベルはスキーマ、テーブル、あるいはこの両方に影響することがあります。

次の表は、それぞれのフィルタリング・レベルの情報を示しています。

フィルタリング・レベル: インプリメントする担当者: 直前のレベルとの関係: スキーマまたはテーブルへの影響:
1 システム管理者 (直前のレベルなし) スキーマおよびテーブル
2 Z and I Emulator for Web 管理者 レベル 1 にさらにフィルタリングを追加します スキーマおよびテーブル
3 (Z and I Emulator for Web 管理者によって有効にされた場合) ユーザー レベル 2 のフィルタリングをオーバーライドして、置き換えます スキーマおよびテーブル
4 (Z and I Emulator for Web 管理者によって有効にされた場合) ユーザー レベル 3 のフィルタリングをオーバーライドして、置き換えます スキーマおよびテーブル
5 ユーザー さらにフィルタリングを追加します スキーマ
6 ユーザー さらにフィルタリングを追加します テーブル

フィルタリング・レベルの説明

  1. レベル 1. データベース・サーバー
    システム管理者がシステム設定を制御し、ユーザーが一部のスキーマおよびテーブルの名前を表示できないようにすることができます。
  2. レベル 2. Z and I Emulator for Web 管理者によって定義されたテーブル・フィルター
  3. レベル 3. このユーザーの新規の SQL および File Upload ステートメントのデフォルト値
  4. レベル 4. 現在の SQL または File Upload ステートメントの値
  5. レベル 5. 選択したスキーマのリスト
  6. レベル 6. テーブル名フィルター

例 1

  1. レベル 1: この例では、レベル 1 のフィルタリングはありません。
  2. レベル 2: Z and I Emulator for Web 管理者は次のテーブル・フィルターを指定しています。IBMTEST%、HODTEST01。このフィルターによって、以下が可能になります。

    管理者は、ユーザーがそのテーブル・フィルターをオーバーライドできないようにします。

  3. レベル 3: レベル 3 の「テーブル・フィルター」フィールドが表示されないため、ユーザーはレベル 2 のテーブル・フィルターをオーバーライドできません。
  4. レベル 4: レベル 4 の「テーブル・フィルター」フィールドが表示されないため、ユーザーはレベル 2 のテーブル・フィルターをオーバーライドできません。

    ユーザーがデータベース・サーバーにログオンすると、ユーザーに対して表示されるのは、レベル 2 のフィルターで許可されるスキーマおよびテーブルのみです。

  5. レベル 5: ユーザーは、選択済みスキーマのリストにスキーマ名を移動することによって、使用可能なテーブルのリストをさらに絞り込むことができます。
  6. レベル 6: ユーザーは、テーブル名フィルターにテーブル名を指定することによって、使用可能なテーブルのリストをさらに絞り込むことができます。

例 2

  1. レベル 1: この例では、レベル 1 のフィルタリングはありません。
  2. レベル 2: Z and I Emulator for Web 管理者は次のテーブル・フィルターを指定しています。IBMTEST%、HODTEST01。このフィルターによって、以下が可能になります。

    管理者は、ユーザーがそのテーブル・フィルターをオーバーライドできるようにします。

  3. レベル 3: レベル 3 の「テーブル・フィルター」フィールドが表示されます。ユーザーはレベル 2 のテーブル・フィルターを、次の新規のテーブル・フィルター値でオーバーライドします: %。新規のこのテーブル・フィルター値によって、ユーザーはすべての スキーマおよびテーブルにアクセスできます。新規のこのテーブル・フィルター値は、このユーザーの新規の SQL ステートメントおよび File Upload ステートメントのデフォルト値です。
  4. レベル 4: レベル 4 の「テーブル・フィルター」フィールドが表示されます。ユーザーはレベル 3 のテーブル・フィルターを、次の新規のテーブル・フィルター値でオーバーライドします: IBMTEST%。

    ユーザーがデータベース・サーバーにログオンすると、ユーザーには、レベル 4 のフィルターで許可されるスキーマおよびテーブルが表示されます。

  5. レベル 5: ユーザーは、選択されるスキーマのリストにスキーマ名 (IBMTEST01, IBMTEST204 など) を移動することによって、使用可能なテーブルのリストをさらに絞り込むことができます。
  6. レベル 6: ユーザーは、テーブル名フィルターにテーブル名を含めることによって、使用可能なテーブルのリストをさらに絞り込むことができます。

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