エミュレーター・クライアント・アプレットがロードされてもエミュレーター・セッションで接続が行われない場合は、以下の操作を試します。
ping 255.123.123.3
と入力します。 myclient
の場合は、ping myclient
と入力します。 nslookup w.x.y.z
と入力します (w.x.y.z
はホストのドット 10 進アドレスです)。数値アドレスが渡されたクライアントは、ホスト名を取得するためにローカル DNS に問い合わせます。DNS は、この逆引き用に正しくセットアップされていない場合があります。DNS が正しくセットアップされていない場合は、ホストの名前とアドレスをクライアント上の HOSTS
ファイルに追加します。
HTML ベースの構成モデルを使用している場合は、ユーザーが Z and I Emulator for Web サービス・マネージャーにアクセスすることはないため、このポートを確認する必要はありません。 |
以前のリリースからの古い HTML ファイルを使用している場合は、セッションの開始時に代替端末インターフェースが 表示されなかったり、NULL ポインター例外メッセージが表示されたりすることがあります。この状況が発生する場合は、HTML ファイルを編集して、scbase.jar/scbase.cab や scfull.jar/scfull.cab が現れる 個所を sccbase.jar や sccbase.cab で置き換えなければならない可能性があります。
5250 エミュレーター・セッションでファイル転送を使用したり、Database On-Demand アプレットをロードしたりするときに、ホスト接続問題が発生する場合は、CLASSPATH に classes.zip 項目があるかどうかを確認します。classes.zip 項目がある場合は、その項目を除去します。 ただし、他のプログラムがこのクラスパス項目を必要とする可能性があることに注意してください。
Internet Explorer の JVM はキー・イベントをレベルに応じて別々に処理します。再マップされた Alt キーの組み合わせのキー・イベントは、再マップされたキーのアクションが行なわれた後でもメニューに送信されることがあります。結果として、フォーカスがメニューに残ったままになります。フォーカスを回復するには、アクティブ画面をクリックします。
これを回避するには、JVM レベル 3167 以降を使用してみてください。
日本語版の Windows と Netscape ブラウザーを使用しているときに FTP クライアントから OS/2 FTP サーバーに接続できない場合は、 より新しい JRE へのアップグレードを試みてください。
AIX および Linux では、マシンのキーボード割り当て、およびマシンにインストールされた Java のレベルによっては、Alt キーとともに Meta 修飾キーが処理されることがあります。このため、これらのシステムで Alt キーを押すと、 Meta-Alt キー・イベントが発生します。これが原因で問題が発生するのは、Z and I Emulator for Web セッションが Windows 上で定義され、Alt キーを使用してキー再マップ割り当てが行われていて、Linux/AIX クライアントでセッションが開始された場合です。
例えば、管理者が Windows でデプロイメント・ウィザードを使用してセッションを定義するとします。このセッションで管理者は「キーのリセット」機能を Alt-R キーの組み合わせにマップします。Alt キーに対して Meta-Alt を処理する Linux/AIX マシンでユーザーが Z and I Emulator for Web クライアントを開始すると、Z and I Emulator for Web クライアントは「キーのリセット」機能を正しく処理できません。Alt-R キーの組み合わせが入力されるたびに、Z and I Emulator for Web は Meta-Alt-R キー・イベントを受け取るため、リセット機能は処理されません。
これを修正するには、AIX/Linux マシンの管理者が xmodmap
コマンドを使用して、Alt が Meta 修飾キーなしで処理されるようにキーボード割り当てを変更する必要があります。xmodmap
コマンドは現在の X window セッションに作用するため、ログアウトするとキー割り当てが元の値に復元されることに注意してください。
AIX の場合の具体的な例を以下に示します。
Netscape に付属の 1.1.5 JDK では、右の Alt キーの keysym が mod1 に割り当てられていなければ、左の Alt キーに対して Meta-Alt が処理されます。
Xserver では、en_US.8859-1 以外のキーボードが使用されている場合は、右 Alt キーである Alt_R が Mode_switch (または Alt_R 以外のキー) にマップされている可能性があります。さらに、左 Alt キーである Alt_L のみが mod1 に割り当てられている可能性があります。mod1 に Alt_L のみが割り当てられている場合に、このキーが押されると Meta-Alt が生成されます。キー・イベントに Meta 修飾キーが追加されないようにするには、Alt_R キーを mod1 に追加する必要があります。これを行うには、以下のようにします (以下は疑似コードで書かれています)。
xmodmap if ((mod1 = Alt_L) and (mod2 = Mode_switch, Mode_switch)) xmodmap -pke if (keycode 70 = Mode_switch) xmodmap -e "add mod1=Mode_switch"
Matrox Parhelia ディスプレイ・アダプターで解像度を 2560 x 1024 ピクセルに 設定し、IBM3270 フォントを使用して 3270 MOD2 (24x80) セッションを表示するときに、文字が想定どおりには表示されず、 認識できない場合があります。
これを回避するには、以下のいずれかを行います。
この問題は、IBM Java ランタイム環境 (JRE) または IBM JDK (Linux 版) のサービス・リリース 8 以下が インストールされている Red Hat Linux および Netscape 6 (以降) で発生します。空のプルダウン・メニューまたは選択リストがクリックされると (つまり、マクロ管理プログラム・ツールバーの左端オブジェクトに選択対象のマクロがないと)、ブラウザー、Z and I Emulator for Web セッション、および Linux X Window システムが反応しなくなります。
この問題を回避するには、空のプルダウン・メニューをクリックしないようにするか、 または選択対象項目が 1 つ以上あるときにのみプルダウン・メニューをクリックするようにします。ただし、空のプルダウン・メニューをクリックした後で Linux X Window システムが反応しなくなった場合は、X Window システムを再始動すれば、 制御が正常な状態に戻ります (マシン全体のリブートは不要です)。
IBM Linux JDK サービス・リリース 9 以上にアップグレードしてみてください。これは、IBM DeveloperWorks (http://www-106.ibm.com/developerworks/java/jdk/index.html) から ダウンロードできます。新規ユーザーは、これをダウンロードする前にユーザー登録を行う必要があります。
Windows または Red Hat バージョン 8.0 のクライアント・オペレーティング・システムを使用しているときに、DBCS 文字が 正方形のボックスになることがあります。そのような文字を正しく表示したり出力したりするには、Sun 1.4 Java プラグイン、IBM 1.3.1 Java プラグイン、 またはこれらのプラグインの後続バージョンをインストールしてみてください。
中国語 (繁体字) (台湾) 版の Windows プラットフォームで Netscape 4.x を使用している 場合に、3270 および 5250 のセッション画面に表示される URL が切り捨てられて、同じ行のテキストとオーバーラップすることがあります。Netscape バージョン 6 以降にアップグレードしてみてください。
即時変換が有効であると、Z and I Emulator for Web では Input Method Editor (IME) 構成文字がアクティブな入力位置に表示されます。ただし、中国語 (簡体字) 版の Windows ME プラットフォームが稼働している場合、構成文字は別の構成ウィンドウに表示されます。IBM JRE にアップグレードしてみてください。
JRE とブラウザーを特定の組み合わせで使用しているときは、Z and I Emulator for Web 入力フィールド (マクロ・エディターでの入力フィールドなど) にテキストを貼り付けることができないことがあります。問題の JRE をより新しいバージョンにアップグレードしてみてください。
Unix 版の Netscape は Motif ツールキットでビルドされています。 この場合、F10 キーは、メニュー・バーを活動化するコマンドにデフォルトで結合されます。その結果、Unix 版の Netscape 上で動作する Z and I Emulator for Web の端末エミュレーション画面では F10 キー・ストロークを処理できません。
回避策は 2 つあります。
Netscape 4.x を使用しているときに巨大な UNICODE UTF-8 ファイルをホストに転送すると、エミュレーション・セッションがハングすることがあります。Netscape バージョン 6 以降にアップグレードしてみてください。
Netscape 4.x ブラウザーで長いパスワードのサポートが有効になっている V5R1 iSeries ホストに Z and I Emulator for Web の Database On-Demand 機能や 5250 ファイル転送機能で接続できない場合は、ブラウザーをアップグレードしてみてください。
Service Pack 1 (SP1) が適用された日本語版 Windows XP プラットフォームでは、IME 自動開始が正常に動作していても、IME ステータス・バーに表示される 入力文字モードが正しくないことがあります。最新の SUN JRE にアップグレードしてみてください。
中国語 (簡体字) 文字が正しく表示されない場合は、 ご使用の Java プラグインが正しいフォント・プロパティー・ファイル (font.properties.zh) をサポートしていない可能性があります。別の Java 2 プラグインをインストールしてみてください。
Unicode には 2 つのタイプのウォン記号があります。1 つは u20a9 (半角 SBCS ウォン記号) です。 もう 1 つは uffe6 (全角 DBCS ウォン記号) です。
Z and I Emulator for Web では、中国語 (繁体字) セッション (コード・ページ 937、1371) における半角ウォン記号 u20a9 は全角ウォン記号として表示されます。この場合、この文字の右半分には直後の文字が重なります。これは Ming Liu フォント (中国語 (繁体字) 版 Windows プラットフォームにおける JRE のデフォルト・モノスペース・フォント) における制限が原因です。全角ウォン記号 uffe6 は Ming Liu フォントで正しく表示されます。
両方のフォントが正しく表示されるようにするには、IBM WorldType Monotype Sans Duospace WT フォントを使用するように クライアント・ワークステーションを構成します。ご使用のシステムで IBM World Type フォントを使用する方法について詳しくは、次の URL を参照してください。
http://<server_name>/ZIEWeb/<locale_name>/help/os400unicode.html
<server_name>
は Z and I Emulator for Web のサーバー名です。<locale_name>
は、実行中の Z and I Emulator for Web クライアントで使用されているロケール (en や zh_TW など) です。
Java 1.4.0 で Z and I Emulator for Web を使用しているときに、選択ボックスで選択を行うとフォーカスが失われることがあり、テキスト・フィールドに入力できなくなります。フォーカスを取り戻すには、Z and I Emulator for Web 以外の別の場所 (別のアプリケーション、デスクトップ、または別の場所) をいったんクリックしてから Z and I Emulator for Web を再度クリックするか、または Z and I Emulator for Web パネルを最小化してから最大化します。Java バージョン 1.4.1 を使用してみてください。
ATTN キー値は一部のアプリケーションで認識されないことがあります。ATTN キー値が認識されない場合は、ATTN キー・パラメーターを使用して、ATTN キーが押されたときにサーバーに送信されるバイト・ストリームを指定します。
ATTN キー・パラメーターの構文は次のとおりです。
<PARAM Name=attnKeyOverride VALUE=dddd>
基本 TN3270 モードでセッションが接続されているときに ATTN キーを押すと、Z and I Emulator for Web からコマンド PA1, IAC, EOR, IAC, BREAK
(16 進形式: 6CFFEFFFF3) が Telnet サーバーに送信されます。
PA1 は PA1 キーの SNA AID キー値です。この ATTN キー値は、Z and I Emulator for Windows によって使用されるものと同じデフォルト値です。
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HCL Z and I Emulator for Web サポート・チームに連絡しなければならなくなった場合は、トレースを提供します。トレースは、問題の原因を判別するときに役立ちます。詳しくは、ここをクリックしてください。
S/390 VM XEDIT セッションで Z and I Emulator for Web が大括弧を表示できるようにするには、以下の 2 つの変更を行います。
これらの変更を行ったら、その変更をテストして、エンド・ユーザーが必要とする他の文字もすべて想定どおりに表示されることを確認します。
これらの変更を行ったら、その変更をテストして、エンド・ユーザーが必要とする他の文字もすべて想定どおりに表示されることを確認します。