トラブルシューティング・ガイド

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クライアントでのトレース

ホスト・セッションからトレース機能にアクセスするには、以下のようにします。

  1. ホスト・セッションの「アクション」メニューで、「問題判別」をクリックします。
  2. 「トレース機能」をクリックします。
  3. 詳しくは、ログ/トレース機能のオンライン・ヘルプを参照してください。

トレースの開始および停止

  1. ツールバーの「トレース」をクリックします。

  2. それぞれの機能およびコンポーネントのトレース・レベルを選択します。機能およびコンポーネントがトレースの情報源です。機能はフィーチャーの名前であり、コンポーネントは選択した機能の特定部分です。トレース・レベルを上げると、より多くの情報がトレースされます。

  3. 「スタート」をクリックします。

  4. 問題の再現に必要な手順を実行します。

    トレースが開始され、トレース・メッセージおよびログ・メッセージが取り込まれます。これらのメッセージはトレース・バッファーに保管されます。デフォルトの項目数に達すると、トレース項目は折り返しを始めます。 新しい項目が古い項目に置き換わります。トレース・バッファーに保管されるトレース項目数を変更するには、「設定」をクリックします。

    取り込まれたトレース・メッセージを見るには、「コンソール」をクリックします。ただし、トレース中にコンソールを実行すると、パフォーマンスに影響する場合があります。

  5. 「停止」をクリックします。

トレース・メッセージをコンソールで表示するか、ファイルに保管できます (または両方を行うことができます)。トレース・メッセージを表示するには、「コンソール」をクリックします。トレース・メッセージを保管するには、「保存」をクリックします。現行トレース・コンソールおよびトレース・バッファーを消去するには、「クリア」をクリックします。

トレース・ファイルの保管

ログ情報およびトレース情報を保管するには、「保存」をクリックします。

トレースを実行し、データを取り込んだ後で、トレース・ファイルを保管する場所を選択します。 これを行うには、「設定」をクリックし、「サーバー」または「ローカル」を選択します。

サーバー
「サーバー」を選択し、Z and I Emulator for Web が Web サーバーからダウンロードされるか、ローカル・クライアントとしてインストールされると、サーバー上の Z and I Emulator for Web インストール・ディレクトリーにある private ディレクトリーにファイルが保管されます。

ファイルは以下の命名規則を使用して保管されます。
SVRLOGANDTRACE.username.user
username はログオンしている Z and I Emulator for Web ユーザー、user はファイル拡張子です。

ローカル
「ローカル」を選択した場合は、ファイルに名前を付け、保管する場所を選択します。

両方
トレース・ファイルをサーバーとローカルの両方に保管するには、以下のようにします。

  1. 「保存」をクリックします。
  2. 「設定」をクリックします。
  3. 「保存位置」のもう一方の選択項目を選択して、「OK」をクリックします。
  4. 「保存」をクリックします。

トレース・ファイルの表示

以前に保管したトレース・ファイルを表示するには、テキスト・エディターでファイルを開きます。

現行トレース・ファイルを表示するには、以下のようにします。

  1. ツールバーの「トレース」をクリックします。
  2. [コンソール] をクリックします。コンソールが空の場合、トレース・バッファーは消去されています。

ログ・ファイルの表示

  1. 「アクション」>「問題判別」をクリックします。
  2. 「ログ・メッセージの表示」をクリックします。

ログ・メッセージを保管するには、情報をテキスト・ファイルにコピー・アンド・ペーストします。

ログ情報には、プログラムの実行中に発生したイベントに関するメッセージが含まれます。イベントには、情報、警告、またはエラーがあります。ログ・メッセージは常に取り込まれ、動的に更新されます。ログ・ファイルを表示すると、ログ・メッセージのみが示されます。

トレース機能を実行すると、ログ・メッセージはトレース・ファイルにも取り込まれます。トレースを実行し、取り込まれたメッセージをファイルに保管して、ログ・メッセージとトレース・メッセージの両方をコンソールで表示できます。

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