マクロ作成者の考慮事項

マクロをコード化してパラメーター・リストを使用するとき、以下のことに注意して ください。
  • マクロの作成者は、マクロの内部にスイッチを設定して、特定の変数が パラメーター・リストを使用して初期化されるようにする必要はなく、また、初期化 することはできない。(もちろん、マクロの書き込み機能は、この効果にコメントを追加できます。) パラメーター・リストに関する情報は、マクロ内には保管されません。
  • パラメーター・リストが存在しなくても、各変数には初期値があり、その初期値は デフォルトの初期値 (表 1 を参照) か、マクロの作成者が 指定した初期値である。
一般的な原則として、エンド・ユーザーが構文エラーなどのエラーを発生させず、 パラメーター・リストを正しく指定できる必要があることに注意してください。エンド ・ユーザーの助けになるように、以下の処置に注意してください。
  • マクロ・エディターの「マクロ (Macro)」タブの「記述 (Description)」フィールド でパラメーター・リストを記述する。エンド・ユーザーは、以下のいずれかからマクロの 「プロパティー」ダイアログを表示して、「記述 (Description)」フィールドの内容を表示 することができます。
    • 「選択可能なマクロ (Available macros)」ダイアログ (マクロ・マネージャー・ツールバーの 「マクロを選択 (Select a macro)」アイコンをクリック)。
    • 「マクロを再生 (Play macros)」ダイアログ (「操作 (Actions)」>「マクロを再生 (Play macro)」をクリック)。
  • 不適切に初期化された変数を検査するようにマクロをコード化して、変数が適切に 初期化されない場合は、警告メッセージを通知する。
  • メイン・ツールバーで、正しいパラメーターを使用したマクロを再生する カスタマイズされたボタンを作成する。