同一のマクロ画面での異なるセッションの参照

以前説明したマクロ画面の作成における第 2 の手法 (マクロ画面作成の 2 つの手法を参照) 、つまり、同一のマクロ画面のディスクリプターやアクションで複数のセッションを 参照する手法を使用する場合、マクロ・エディターまたはコード・エディターを 使用し、追加セッションへの参照を手動で追加する必要があります。

例えば、3270 ディスプレイ・セッションと対話するマクロ画面を記録し、 そのマクロ画面に 5250 ディスプレイ・セッションへの参照を追加したい場合、 マクロ・エディターまたはコード・エディターでそのマクロ・スクリプトを開き、 5250 ディスプレイ・セッションに適切なディスクリプターやアクションを 手動で追加する必要があります。

次の 3 つのディスクリプターでは、マクロ・エディターの編集ウィンドウに表示できる ディスクリプターの数に制限があります。
  • OIA が禁止解除になるのを待つ (Wait for OIA to Become Uninhibited)
  • フィールド数 (Number of Fields)
  • 入力フィールド数 (Number of Input Fields)
マクロ・エディターでは、これらの 3 つのディスクリプターは、単一のディスクリプター、 フィールド・カウント、および OIA ディスクリプターによって表されています。 さらに、通常のマクロでは、許されているフィールド・カウント および OIA ディスクリプターは、マクロ画面につき 1 つのみです (「フィールド数および OIA」記述子を参照)。通常のマクロにおける このような事情のため、それぞれのフィールド・カウントおよび OIA ディスクリプターが 異なるセッションを参照している場合でも、マクロ・エディターには複数の フィールド・カウントおよび OIA ディスクリプターを表示する機能がありません。したがって、マクロ画面に複数のフィールド・カウントおよび OIA ディスクリプターが 含まれる場合、マクロ・エディターは最初の 1 つのみを表示します。ただし、コード・エディターでマクロ画面を表示する場合には、すべてのディスクリプターを 見ることができます。

マクロ・エディターを使用している場合、ディスクリプターで「現行 (Current)」ボタンを 使用し、マクロ・エディターが起動されたセッション以外のセッションからのデータを 収集することができます (異なるセッションでの自動編集機能の使用を参照)。