チェーニングされたマクロで変数を初期化しないパラメーター・リスト

パラメーター・リストは、エンド・ユーザーがパラメーター・リストを使用して起動する マクロ内でのみ変数を初期化します。パラメーター・リストは、先に出現するマクロが チェーニングする後続のマクロ内の同じ名前の変数を初期化しません。(チェーニング されたマクロに関する情報について、詳しくはPlayMacro アクション (<playmacro> エレメント)を参照 してください)。

例えば、以下の状態があるとします。
  • エンド・ユーザーがパラメーター・リスト strRemoteFile="NewData.123" を使用したマクロ FileDownloadを開始する。
  • マクロ FileDownloadは後でマクロ Download01 にチェーニングする。
  • マクロ Download01strRemoteFile という変数を含んでいる。
この状態では、Z and I Emulator for Web がチェーニング先のマクロの実行を準備するときに、Z and I Emulator for Web は、チェーニング先のマクロの変数 strRemoteFileNewData.123 に初期化しません。代わりに、Z and I Emulator for Web は、チェーニング先のマクロでどの初期値が指定されていても (デフォルトの初期値またはマクロの書き込み機能によって指定された初期値のいずれでも)、チェーニング先のマクロの変数を通常どおり初期化します。

上の状態と、マクロがチェーニングしているときに発生する変数の転送を混同しない でください。マクロ A がマクロ B にチェーニングしている場合には、マクロ A はすべての 変数と現行値を B に受け渡すことができます (変数の転送を参照)。この機能を利用して、値を 呼び出し側のマクロからチェーニングされたマクロに受け渡すことができます。