ネイティブ・アプリケーションの起動例

次の例では、ネイティブ・アプリケーションを起動し、終了するまで 待機し、アプリケーションからの戻りコードをメッセージ・ウィンドウに 表示します。この例では、以下のアクション・エレメントが使用されています: プログラムの実行アクション、メッセージ・アクション。

このマクロ・スクリプトのテキストを本書からシステム・クリップボードにコピーし、 システム・クリップボードからコード・エディターにコピーできます (本書からコード・エディターへのスクリプトのコピー・アンド・ペーストを参照)。このスクリプトをマクロ・エディターに保管した後、マクロ・エディターまたはコード・エディターを使用してスクリプトを編集できます。

この例については、次の点に注意してください。
  • この例は、RUN PROGRAM という名前の 1 つのマクロ・スクリプト全体で構成されます。
  • <actions> エレメント内では次のアクションが行われます:
    • <runprogram> エレメントがネイティブ・アプリケーションを起動し、アプリケーションが戻るまで待機し、戻りコードを $intReturn$ に格納する。
    • メッセージ・アクションが、$intReturn$ の値をメッセージ・ウィンドウに 表示する。
図 1. サンプル・コード RUN PROGRAM
<HAScript name="g1" description=" " timeout="60000" pausetime="300"
            promptall="true" author="" creationdate="" supressclearevents="false"
            usevars="true" ignorepauseforenhancedtn="false"
            delayifnotenhancedtn="0">
   <vars>
      <create name="$intReturn$" type="integer" value="0" />
   </vars>
   <screen name="Screen1" entryscreen="true" exitscreen="true" transient="false">
      <description>
         <oia status="NOTINHIBITED" optional="false" invertmatch="false" />
      </description>
      <actions>
         <runprogram exe=
                  "%ProgramFiles%\Windows NT\Accessories\wordpad.exe"
                  param="'c:\\tm\\new_file.doc'" wait="true"
                  assignexitvalue="$intReturn$" />
         <message title="" value="'Return value is '+$intReturn$" />
      </actions>
      <nextscreens timeout="0" >
      </nextscreens>
   </screen>
</HAScript>