高速ログオン
高速ログオン
ユーザー ID タイプ
資格情報マッパー・サーバー・アドレス
高速ログオン
次のいずれかのオプションを選択します。
- なし: この値は高速ログオンを無効に設定します。
- アクティブな資格情報の再利用: この値を選択すると、ユーザーは Z and I Emulator for Web が JVM で実行中、サインオン資格情報を再利用できます。信任状はメモリーに保管されるだけで、ファイル・システムには書き込まれません。ユーザーが以前にこのホストに対して認証されたことがない場合は、初回に プロンプトが出され、信任状がメモリーに保管されます。以降、この同じアドレスに接続すると、その信任状の値が使用され、ログオン・プロンプト はバイパスされます。信任状はホスト・アドレスごとに保管されます。ある接続でホスト名を使用し、別の接続でドット 10 進アドレスを使用した場合、 これらは別のアドレスであるとみなされます。このフィーチャーを FTP 接続、Telnet 接続、SSH 接続 などの他の接続に使用するには、宛先アドレスが一致していなければなりません。
- Kerberos パスチケットの使用 (5250 セッションのみ): この値は、Windows 2000 または Windows XP オペレーティング・システムから Kerberos パスチケットを検索する際に使用されます。このパスチケットは、セッション・プロパティーで識別するホスト・システムに接続するために使用されます。
- Web 高速ログオン: この値は Web 高速ログオンを有効にします。
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この項目では、「ユーザー ID タイプ」および場合によっては「信任状マッパー・サーバー・アドレス」フィールドが正しく構成されている必要があります。 |
ユーザー ID タイプ
次のいずれかのオプションを選択します。
- ローカル・システム ID: この値によって、Z and I Emulator for Web はユーザーのローカル Windows ドメイン ID を認証に使用できます。このオプションを使用するには、エンド・ユーザーが属する Windows ドメインの名前が含まれるように「WindowsDomain」HTML パラメーターを設定する必要があります。複数のドメインを指定する場合は、コンマで分離してください。
- ネットワーク ID: この値によって、Z and I Emulator for Web はユーザーのクライアント証明書またはユーザーがネットワーク・セキュリティー・アプリケーションに入力する ID を使用できます。ネットワーク・セキュリティー・アプリケーションの例には、Tivoli Access Manager and Netegrity Siteminder が含まれます。これがこのフィールドのデフォルト値です。
- ポータル ID: この値によって、Z and I Emulator for Web はユーザーが認証のために Portal Server に入力する ID を使用できます。ポータル ID が有効なのは、IBM WebSphere Portal 環境内で実行する場合だけです。
資格情報マッパー・サーバー・アドレス
資格情報マッパー・サーバーの完全な URL (例: https://server_name/junction/cm/CredMapper
) を入力します。ここで、
- server_name は認証サーバーの名前
- junction は、ジャンクションの名前(ネットワーク・セキュリティー・アプリケーションによっては、これがオプションとなる場合があります)です。
- cm は信任状マッパー・アプリケーション・スペースです
- CredMapper はサーブレット名
この URL にあるサーブレットは、ユーザーからの HTTPS 要求を処理し、ルックアップを実行し、ユーザーの 信任状を戻します。Z and I Emulator for Web クライアントは、入手した資格情報を使用してログイン・プロセスを自動化します。 Z and I Emulator for Web を IBM WebSphere Portal 環境内で使用していて、Z and I Emulator for Web がユーザー資格情報をポータル資格情報ボールトから検索するようにしたい場合は、このフィールドをブランクのままにしておきます。
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