概要

e-business オンデマンドの時代において、会社のセキュリティーを維持しながらユーザーが行うことを簡素化することは大変な挑戦になる 可能性があります。例えば、多くの会社はそのユーザーが管理しなければならない ID の数やパスワードを減らしたいと 思っていますが、適切な識別を行わずに会社のリソースへのアクセスをユーザーに許可すると会社のセキュリティーを危険にさらすことも認識しています。

複数ログオンの問題を解決し、同時にセキュリティーを維持できることをうたい文句にしているいくつかの製品が 販売されています。しかし、これらの製品は、一般に Web ベース・アプリケーションにのみ適用され、既存のホストやホスト・ベース・アプリケーションのログオン・プロセスに 対処するものではありません。つまり、HTML または XML を使用しないホスト・ベース・アプリケーションで、ログオン・プロセスを 自動化するには、Telnet データ・ストリームを代行受信できることが必要になります。Z and I Emulator for Web は、個々の画面と連動可能であるという独特のポジションにあり、しかもデータ・ストリーム内のフィールドを置換する機能があるため、ユーザーがブラウザー・ベースの端末エミュレーションを使ってホスト・システムへのアクセスを行う会社において、複数ログオンの問題に対処できる理想的な製品の候補です。

Web Express Logon は、会社のセキュリティーを維持するためのユーザーの会社のネットワーク・セキュリティー・アプリケーションと連動し、一方 ユーザーは各自のユーザー ID やパスワードを再度入力せずに、ホスト・システムにログオンできます。これには、以下のような利点があります。
  • 使いやすい: ユーザーは、ネットワーク・セキュリティー・アプリケーションにログオンし、ID およびパスワードを再入力せずにホスト・アプリケーションにアクセスできます。
  • パスワード関連サポート呼び出しの削減: ユーザーがパスワードを忘れたり間違えたりして企業のサポート担当者を呼び出す頻度が減少します。
  • 生産性の向上: ユーザーは、ユーザー ID、パスワード、および認証を定義する方法が複数ある環境に 1 回だけログオンできます。