「拡張オプション」ウィンドウによって、3270 プリンター・セッションまたは 3270 ディスプレイ・セッションでの非 Java 印刷モードで拡張ページ設定オプションを構成することができます。
プリンター定義テーブル (PDT) を使用している場合、PDT で定義されている競合した値は、「拡張オプション」ウィンドウで選択した値で一時的にオーバーライド されます。ただし、PDT ファイル自体が変更されることはありません。
ウィンドウが開かれた時に適用されていた値に戻るには、「キャンセル」をクリックします。デフォルト値に戻るには、「デフォルト」をクリックします。
このオプションは LU タイプ 3 セッションにのみ適用されます。
このオプションは、3270 フィールド属性バイトがどのようにドローされるかを決めるために使用します。「なし」、「ここ」、または「次」のオプションを選択します。
「なし」を選ぶと、フィールド属性バイトは属性なしの空白文字としてドローされます。
「ここ」を選ぶと、そのフィールド属性バイトは現在のバイトをドローするために使用されます。例えば、現行バイトが下線フィールドとして定義されている場合、フィールド属性バイトは、下線属性付きスペース文字として表示されます。
「次」を選択すると、そのフィールド属性バイトは次のフィールド属性をドローするために使用されます。
次に各オプションの例を示します。
axxxxxaxxxxxaxxxxx | | | | | +-- Non-underlined field | +-- Underlined field +-- Underlined field
各オプションは、次のように印刷します。
a = フィールド属性バイト (ブランクとして印刷) | なし | ここをクリック | 次 |
|---|---|---|
| axxxxxaxxxxxaxxxxx | axxxxxaxxxxxaxxxxx | axxxxxaxxxxxaxxxxx |
PDT を使用している場合、 このパラメーターが役立つのは、 デフォルトのコード・ページをサポートしていないプリンターの場合だけです。Windows プラットフォームで PDT を使用していない場合、 これは、ビルドされていないフォントを Unicode フォントとして使用するのに役立ちます。
これは、フォントに使用される ASCII コード・ページを定義します。PDT を使用している場合、 これは、PDT ファイルに指定されている文字コード・ポイントと一貫性がなければなりません。
PDT を使用している場合、デフォルトは Latin-1 諸国や地域の場合には 850 で、 その他の国や地域の場合には各国または各地域のデフォルトの ASCII コード・ページです。Windows プラットフォームで PDT を使用していない場合、 デフォルトは Unicode です。
注: このオプションは、Adobe PDF に印刷する場合には使用できません。
非アクティブ時間は、印刷ジョブをモニターして、プリンター・エラーが発生した場合に「介入が必要です」というメッセージを表示するために使用されます。PDT を使用している場合、非アクティブ時間は、PDT の INTERV_REQ_TIMER= セッション・パラメーターを変更して設定することもできます。
デフォルト値は 10 秒です。値が 0 の場合、タイマーは無効になります。値が 11 未満の場合は、10 秒の間隔が設定されます。最大値は 255 です。
注: このオプションは、Adobe PDF に印刷する場合には使用できません。
このフィールドにゼロ以外の値が指定されると、その値は印刷ジョブの終了時に開始される、印刷ジョブ連結タイマーの満了時間として使用されます。タイマーが満了する前に次の印刷ジョブが到着した場合、そのジョブは前のジョブの続きとして扱われます。時間が満了した場合、ジョブ終了コマンドがプリンターに送られ、次のジョブは別のジョブとして扱われます。
値は秒で指定されます。
デフォルトはゼロで、連結タイマーが使用されない (印刷ジョブが連結されることはない) ことを意味します。
注: このオプションは、Adobe PDF に印刷する場合には使用できません。
このフィールドにゼロ以外の値が指定されると、その値は印刷データの終了時に開始される、印刷ジョブ終了タイマーの満了時間として使用されます。タイマーが満了する前に別の印刷データ・レコードが到着すると、そのジョブは前のレコードの続きとして扱われます。そうでない場合には、ジョブ終了コマンドがプリンターに送られ、次の印刷レコードは別の印刷ジョブの開始部分として扱われます。
値は秒で指定されます。
デフォルトはゼロで、印刷ジョブは end-of-job コマンドによって終了され、タイマーによって終了されることはないことを意味します。
このオプションは、(1) 「Windows プリンターへの印刷」が選択され、(2) PDT が使用されていない場合に、Windows プラットフォーム上のみで使用可能です。
「はい」を選択すると、Windows フォント・サイズは、 「ページ設定」タブの「1 ページ当たりの最大行数」オプションおよび「1 行当たり最大文字数」オプションに基づいて計算されます (「1 インチ当たり文字数」オプションおよび「1 インチ当たりの行数」オプションは無視されます)。
LU タイプ 1 セッションでは、Z and I Emulator for Web は 「1 ページ当たりの最大行数」、 「1 行当たり最大文字数」、「1 インチ当たり文字数」、 「1 インチ当たりの行数」の各オプションを無視します。 これらのオプションは、SLD、SPD、SVF、または SHF SCS コマンドで設定します。
デフォルトは「いいえ」です。
注: このオプションは、Adobe PDF に印刷する場合には使用できません。
このオプションは LU タイプ 3 セッションにのみ適用されます。
「はい」を選択すると、印刷不能属性を除くすべての 3270 属性が無視されます。
デフォルトは「いいえ」です。
このオプションは LU タイプ 1 セッションにのみ適用されます。
「はい」を選ぶと、正しくない SCS コマンドまたはパラメーターが受け取られた時に、否定応答がホストに送られます。ジョブ内に追加データがある場合、印刷を継続する。ただし、印刷されたデータの一部のものは正しくない可能性があります
「いいえ」を選ぶと、印刷は続行されますが、ホストに通知は送られません。プリンターや接続に物理的な問題があると、「いいえ」を選んだ場合でもセンス・コードがホストに送られます。
デフォルトは「はい」です。
このオプションは LU タイプ 1 セッションにのみ適用されます。
「はい」を選択すると、SCS TRN コマンドを使用してホストから受信した透過データは無視されます。
「いいえ」を選択すると、データは印刷出力で透過データとして処理されます。
デフォルトは「いいえ」です。
このオプションは PDT を使用するセッションにのみ適用されます。
「はい」を選択すると、LU タイプ 1 印刷ジョブ処理で使用されたパラメーター (タブ位置、MPP または MPL など) は次のジョブに継承されます。このオプションが使用されるのは、ホスト・システムにおいて、最初のジョブに関してはフォーマット・コマンド (例: Set Horizontal Format) が送信されるが、2 番目以降のジョブに関しては、最初のジョブに対して設定されたフォーマットが使用されることが想定される場合です。
デフォルトは「いいえ」です。
注: このオプションは、Adobe PDF に印刷する場合には使用できません。
このオプションは PDT を使用するセッションにのみ適用されます。
「はい」を選ぶと、ページ境界で改ページは送られず、代わりに改行 (NL) が送られます。ただし、PDT 内に SET_AUTO_PERFORATION_SKIP コマンドが定義されている場合には、このオプションの設定にかかわりなく改ページは送られません。
デフォルトは「いいえ」です。
注: このオプションは、Adobe PDF に印刷する場合には使用できません。
これらのオプションが使用可能となるのは、 「プリンター」ウィンドウで「印刷先ファイル」および「Adobe PDF を使用する」を選択した場合のみです。
用紙サイズ
生成された PDF ファイルで使用する用紙サイズを選択してください。米国英語ロケールのデフォルト値は「レター」です。その他のロケールを使用している場合のデフォルト値については、「Adobe PDF デフォルト・フォント」を参照してください。
用紙の向き
「縦長」または「横長」の用紙の向きのどちらかを選択してください。デフォルト値は、「縦長」です。
フォント
事前定義のフォントのドロップダウン・リストから、 生成された PDF ファイルで使用するフォントを選択してください。米国英語ロケールのデフォルトのフォントは Courier です。その他のロケールを使用している場合のデフォルト値については、「Adobe PDF デフォルト・フォント」を参照してください。
現在選択されているホスト・コード・ページによって、 フォントのリストも異なります。LucidaConsole フォントまたは CourierNewPSMT で生成された PDF ファイルは、 Windows 以外のプラットフォームまたは古い Windows プラットフォーム上では正しく表示されない場合があるので注意してください。この表示の問題は、デフォルトで OpenType フォントをサポートしている新しい Windows プラットフォーム (Windows 98 Second Edition、Windows ME、Windows 2000、 および Windows XP) では発生しません。
ユーザーがセッションに関連した始動値を変更できないようにするには、「ロック」を選択します。ほとんどのフィールドが使用不可になっているので、フィールドの値を変更することはできません。ただし、セッション・メニュー・バーまたはツールバーからアクセスされる機能は変更できます。