中国語 (簡体字) 言語環境で実行中の Z and I Emulator for Web および中国語 (繁体字) 言語環境で実行中の Z and I Emulator for Web で、以下の問題が検出されています。
Z and I Emulator for Web クライアントを Java 1 ブラウザーとして実行中の Internet Explorer 6.0 を使用して Windows プラットフォームで実行し、ロケールが中国語 (簡体字) または中国語 (繁体字) の場合、Ctrl+Shift または Ctrl+Space が既に押されていると、Ctrl+Alt は Ctrl として検出されます。この問題は当初は Windows XP 上で現れていました。
通常、このシナリオは正しく処理されます。つまり、キー・シーケンス Ctrl+Alt は指定した機能 (Z and I Emulator for Web 製品情報など) と関連付けられます。
しかし、ユーザーが、セッションの開始後または前述の 6 ステップ・シナリオの開始前の任意の時点に Ctrl+Shift または Ctrl+Space を 1 度以上押したことがある場合は、この問題が発生します。
この問題は、キー・シーケンス Ctrl+Alt ではなく Ctrl が指定した機能と関連付けられていることです。
この問題の理由は、Internet Explorer 6.0 の Java 1 JVM (JVM レベル 3805) におけるバグです。ユーザーが Ctrl+Shift または Ctrl+Space を 1 度以上押した後で Ctrl+Alt を押すと、Java 1 JVM が Ctrl+Alt ではなく Ctrl をアプリケーションに受け渡します。
注: Ctrl+Shift または Ctrl+Space は IME ウィンドウを表示または非表示に切り替える中国語 (簡体字) または中国語 (繁体字) におけるキー・シーケンスでもあります。
前述の問題が発生した後で、Ctrl+Shift または Ctrl-Space を何度押したとしてもこの問題は解決できません。
この問題が発生する環境では、Ctrl+Alt を割り当てキー・シーケンスとして使用しないでください。
中国語 (繁体字/簡体字) Windows では、Z and I Emulator for Web デスクトップのアイコンをシングル・クリックすると、IME ツールバーが立ち上がり、オンになることがあります。しかし、Z and I Emulator for Web 端末ウィンドウを立ち上げると、IME がオフになり、SBCS 文字を正しく入力できます。
IBM Java 2 for Linux では、ファイル font.properties.zh および font.properties.zh_TW は、IBM WorldType フォント用に正しく構成されていません。したがって、DBCS 文字は正しく表示されません。
この問題を解決するには、IBM Java 2 for Linux をダウンロードしてインストールしてください。
font.properties.xx ファイルの変更については、 DBCS 言語用 Linux の IBM WorldType フォント および Java 2 対応ブラウザーを使用する Windows クライアントでは、 3270 および 5250 ディスプレイ・セッションで一部の GB18030 4 文字が正しく表示されないを参照してください。