Database On-Demand のデフォルトのパラメーター値の構成レベル
デフォルトのパラメーター値は、データベース・アクセスに必要な パラメーターに Database On-Demand が自動的に割り当てる デフォルト値です。例えば、データベース・アクセスに必要なパラメーターが データベースの URL である場合には、デフォルト値は jdbc:as400:myiSeries になります。
デフォルトのパラメーター値が使用可能なパラメーターは次のとおりです。
- 一般グループのパラメーター (SQL 照会のタイムアウト など)
- テーブル・グループのパラメーター (テーブル・フィルター など)
- ドライバー・グループのパラメーター (クラス名 など)
- ログオン・グループのパラメーター (データベース名 など)
- BiDi グループのパラメーター (ローカル・ファイル・タイプ など)
デフォルトのパラメーター値が使用可能なパラメーターは、 最大 4 つの構成レベルを持つことができます。これらのパラメーターの一部は 4 つのレベルすべてを 持っていません。レベルは次のとおりです。
- 1. 機能を使用不可にする
- このレベルでは、Database On-Demand 管理者はユーザーのパラメーター を設定する機能を使用不可 にすることができます。
- 2. デフォルトのパラメーター値 (管理者)
- このレベルでは、Database On-Demand 管理者はパラメーターに 管理者のデフォルト値を指定 できます。
- 3. デフォルトのパラメーター値 (ユーザー)
- このレベルでは、ユーザーは Database On-Demand 管理者が (上記の レベル 1 で) 使用不可にしていないかぎり、パラメーターに ユーザーのデフォルト値を指定 できます。ユーザーが実際にデフォルト値を指定すると、それがレベル 2 からの Database On-Demand 管理者のデフォルト値をオーバーライドします。
- 4. 新規の SQL ステートメントまたは File Upload ステートメント
- このレベルでは、ユーザーが新規の SQL ステートメントまたは 新規の File Upload ステートメントを作成すると、 Database On-Demand がデータベース・アクセスに必要な パラメーターの値を自動的に デフォルト値に設定します。パラメーターのタイプによって、以下のいずれかを行う 必要があります。
- ユーザーは、新規の SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントのパラメーターにデフォルト値を 受け入れなければなりません。(そのようなパラメーターの例が SQL 照会のタイムアウト で、 これは SQL ウィザード内から構成することはできません。) または、
- ユーザーは、管理者が (上記のレベル 1 で) ユーザーのその 機能を使用不可にしていないかぎり、別の値を指定できます。(そのようなパラメーターの例が テーブル・フィルター です。)
ウィンドウへのアクセス
一般グループのパラメーター
テーブル・グループのパラメーター
ドライバー・グループのパラメーター
ログオン・グループのパラメーター
BiDi グループのパラメーター
次の表に、このヘルプ・ファイルの残りのセクションで 参照しているウィンドウを開く方法を示します。
ウィンドウ: |
アクセス: |
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
管理ユーティリティーから:
- 管理ユーティリティーの左ペインで、「ユーザー/グループ」をクリックします。
- 右側ペインで、デフォルト値を設定するかまたは機能を使用不可に したい「グループ」または「ユーザー」を右クリックします。
- 「データベース」>「オプション」の順にクリックします。
|
Database On-Demand クライアント・デスクトップの「ユーザー・ オプション」ウィンドウ |
Database On-Demand クライアント・デスクトップから 「オプション」をクリックします。
|
次の表に、一般グループのパラメーターの 4 つの構成レベルを 示します。一般グループの唯一のパラメーターは、SQL のタイムアウト値です。一般グループの他のチェック・ボックスは、機能を使用不可にするために使用します。(この表で参照されているウィンドウを開くには、 「ウィンドウへのアクセス」で説明されている ステップに従います。)
構成レベル: |
ユーザー・インターフェースの位置: |
1. 機能を無効にする |
以下の「ユーザー・オプション」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
2. デフォルトのパラメーター値 (管理者) |
以下の「一般」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
3. デフォルトのパラメーター値 (ユーザー) |
以下の「一般」ペイン:
- Database On-Demand クライアント・デスクトップの「ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
4. SQL ステートメントまたは File Upload ステートメント |
構成不能 |
次の表に、テーブル・グループのパラメーターの 4 つの構成レベルを 示します。(この表で参照されているウィンドウを開くには、 「ウィンドウへのアクセス」で説明されている ステップに従います。)
構成レベル: |
ユーザー・インターフェースの位置: |
1. 機能を無効にする |
以下の「ユーザー・オプション」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
2. デフォルトのパラメーター値 (管理者) |
以下の「テーブル」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
3. デフォルトのパラメーター値 (ユーザー) |
以下の「テーブル」ペイン:
- Database On-Demand クライアント・デスクトップの「ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
4. SQL ステートメントまたは File Upload ステートメント |
SQL ウィザードの「テーブル」タブ
File Upload ウィザードの「テーブル」タブ
|
次の表に、ドライバー・グループのパラメーターの 4 つの構成レベルを 示します。(この表で参照されているウィンドウを開くには、 「ウィンドウへのアクセス」で説明されている ステップに従います。)
構成レベル: |
ユーザー・インターフェースの位置: |
1. 機能を無効にする |
以下の「ユーザー・オプション」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
2. デフォルトのパラメーター値 (管理者) |
以下の「ドライバー」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
3. デフォルトのパラメーター値 (ユーザー) |
以下の「ドライバー」ペイン:
- Database On-Demand クライアント・デスクトップの「ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
4. SQL ステートメントまたは File Upload ステートメント |
SQL ウィザードの「ログオン」タブ
File Upload ウィザードの「ログオン」タブ
|
次の表に、ログオン・グループのパラメーターの 4 つの構成レベルを 示します。(この表で参照されているウィンドウを開くには、 「ウィンドウへのアクセス」で説明されている ステップに従います。)
構成レベル: |
ユーザー・インターフェースの位置: |
1. 機能を無効にする |
以下の「ユーザー・オプション」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
2. デフォルトのパラメーター値 (管理者) |
構成不能 |
3. デフォルトのパラメーター値 (ユーザー) |
以下の「ドライバー」ペイン:
- Database On-Demand クライアント・デスクトップの「ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
4. SQL ステートメントまたは File Upload ステートメント |
SQL ウィザードの「ログオン」タブ
File Upload ウィザードの「ログオン」タブ
|
次の表に、BiDi グループのパラメーターの 4 つの構成レベルを 示します。(この表で参照されているウィンドウを開くには、 「ウィンドウへのアクセス」で説明されている ステップに従います。)
構成レベル: |
ユーザー・インターフェースの位置: |
1. 機能を無効にする |
以下の「ユーザー・オプション」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
2. デフォルトのパラメーター値 (管理者) |
以下の「BiDi オプション」ペイン:
- 「Database On-Demand グループ・オプション」ウィンドウ、または
- 「Database On-Demand ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
3. デフォルトのパラメーター値 (ユーザー) |
以下の「Bidi オプション」ペイン:
- Database On-Demand クライアント・デスクトップの「ユーザー・オプション」ウィンドウ
|
4. SQL ステートメントまたは File Upload ステートメント |
構成不能 |
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