インフォメーション・センター

接続

セッション名
宛先アドレス
宛先ポート
プロトコル
TN3270E (3270 ディスプレイ・セッション)
コンテンション解消
LU またはプールの名前 (3270 ディスプレイ/プリンター・セッション)
ワークステーション ID (5250 ディスプレイ/プリンター・セッション)
画面サイズ (3270/5250 および VT ディスプレイ・セッション)
印刷バッファー・サイズ (3270 プリンター・セッション)
ホスト・コード・ページ
自動接続
自動再接続
ロック

セッション名
ユーザーによって付けられるセッションの名前。この名前はセッション・ウィンドウの上部のセッションのアイコンの下に表示されます。

宛先アドレス
セッションを接続したい Telnet サーバーのホスト名または TCP/IP アドレス。これは Z and I Emulator for Web サーバー (セッションがリダイレクターを通じて接続される場合)、 通信サーバー/ゲートウェイ、またはホスト・システムにすることができます。

関連付けられたプリンター・セッションとしてのみ使用する、ホスト印刷セッションを構成している場合には、このフィールドをブランクのままにすることができます。関連付けられたプリンター・セッションを開始すると、Z and I Emulator for Web はディスプレイ・セッションで使用されるのと同じアドレスを使用します。

SLP が使用可能にされた場合は、「宛先アドレス」フィールドは使用不可とされます。

このフィールドにアスタリスク (*****) が表示される場合には、この値を非表示にするよう管理者がこのセッションを構成しています。

宛先ポート
ターゲット・サーバーが接続について listen するポート番号。セッションが Z and I Emulator for Web リダイレクターに接続する場合には、この番号はリダイレクターのローカル・ポート番号と一致しなければなりません。

デフォルト・ポートは 3270、5250、および VT の場合は 23 で、CICS の場合は 2006 です。

関連付けられたプリンター・セッションとしてのみ使用する、ホスト印刷セッションを構成している場合には、 このフィールドをブランクのままにすることができます。関連付けられたプリンター・セッションを開始すると、Z and I Emulator for Web はディスプレイ・セッションで使用されるのと同じポートを使用します。

SLP が使用可能にされた場合は、「宛先ポート」フィールドは使用不可とされます。

このフィールドにアスタリスク (*****) が表示される場合には、この値を非表示にするよう管理者がこのセッションを構成しています。

プロトコル
リストから、以下のセキュリティー・プロトコルの 1 つを選択します。

Telnet
ワークステーションとセキュアでないホスト・サーバーの間の接続を使用可能にします。
Telnet - TLS
Transport Layer Security (TLS) を使用可能にします。TLS バージョン 1.0 は、Z and I Emulator for Web クライアントのデフォルトのセキュリティー・プロトコルです。TLS を使用すると、TLS バージョン 1.0 から SSL バージョン 3.0 へのセキュリティー折衝が可能になるので注意してください。
Telnet - SSL のみ
SSL バージョン 3.0 セキュリティーを使用可能にします。サーバーが正常に TLS 接続を折衝できない場合のみ、このプロトコルを選択してください。

セッションが安全であることをユーザーに示すロック・アイコンが、セッション・ステータス・バーに表示されます。マウスをロック・アイコン上に移動すると、暗号化強度 (例えば 64、128、または 256) もロック・アイコンの横に表示されます。

TN3270E (3270 ディスプレイ・セッション)
セッションが接続するサーバー/ゲートウェイまたはホスト・システムが TN3270E (拡張) プロトコルをサポートしていない場合には、 「いいえ」をクリックしてください。拡張プロトコルにより、 セッションを接続しなければならない LU または LU プールを指定することができ、 必要な場合は、関連プリンター・セッションを指定することができます。さらに、拡張プロトコルはネットワーク仮想端末装置 (NVT) プロトコルをサポートします。そして、これにより ASCII モードでサーバーに接続することができます。例えば、ファイアウォールにログオンする時にこれを使用することができます。

通常、TN3270E サーバーが Telnet ネゴシエーション中にコンテンション解消モードを提示すると、Z and I Emulator for Web クライアントはコンテンション解消モードで自動的に TN3270E サーバーと通信します。しかし、ユーザーは Z and I Emulator for Web クライアントがコンテンション解消モードに 同意しない HTML パラメーターを設定することができます (「NegotiateCResolution」 を参照) 。

コンテンション解消
コンテンション解消モードは、TN3270E プロトコルのオプション機能です。TN3270E を使用するよう 3270 ディスプレイ・セッションが構成されている場合、および Telnet ネゴシエーション中に TN3270E サーバーがコンテンション解消モードを提案している場合には、Z and I Emulator for Web クライアントは自動的にコンテンション解消モードで TN3270E サーバーと通信します。(詳細については、オンライン・ヘルプの TN3270E、および「マクロ・プログラミング・ガイド」の HTML パラメーターを参照してください)

ただし、TN3270E コンテンション解消モードのサーバー・サイド・インプリメンテーションにはまだバグが存在するので、これらのバグが TN3270E を使用するよう構成された Z and I Emulator for Web クライアントで接続の問題を起こす原因となる可能性があります。

値: 「はい」または「いいえ」

デフォルト: はい

LU またはプール名 (3270 ディスプレイ/プリンター・セッション)
セッションを接続しなければならない LU または LU プール (Telnet サーバーで定義済み) の名前を指定することができます。LU またはプール名を指定しない場合には、入力する文字は、セッションの接続先のサーバーのタイプによって異なります。Communications Server/390 V2R10 以降に接続する場合は、POOL 名として LUGROUP の名前を入力することができます。

「SLP を使用可能にする」が「はい」になっていると、このフィールドに入れることができるのはプール名だけです。特定の LU 名が (例えば、印刷のためなどのために) 必要な場合には、SLP を使用しないでください。

関連付けられたプリンター・セッションとしてのみ使用する、ホスト印刷セッションを構成している場合には、 このフィールドをブランクのままにすることができます。関連付けられたプリンター・セッションを開始すると、Z and I Emulator for Web は Telnet サーバーから LU 名を判別します。

最初の文字は、A から Z、ドル記号 ($)、単価記号 (@)、または番号記号 (#) のいずれかである必要があります。他の文字は A から Z、0 から 9、$、@、または # にすることができます。

このフィールドにアスタリスク (*****) が表示される場合には、この値を非表示にするよう管理者がこのセッションを構成しています。

ワークステーション ID (5250 ディスプレイ/プリンター・セッション)
このワークステーションの名前を定義します。最初の文字は、A から Z、ドル記号 ($)、単価記号 (@)、または番号記号 (#) のいずれかである必要があります。他の文字は A から Z、0 から 9、$、@、#、. (ピリオド)、および _ (下線) にすることができます。このフィールドを完了しない場合には、ワークステーション ID がホストによって自動的に定義されます。

Telnet 5250 クライアントは、事前セッション・カスタマイズまたはユーザー出口なしで、セッションに対する新規および非任意のワークステーション ID を生成することができます。ワークステーション ID フィールド内のキーワードおよび特殊文字は、以下の情報の一部あるいはすべてが、TN5250 サーバーへ送信されるワークステーション ID 値に置換される原因となる場合があります。

短縮セッション ID は A から Z の範囲内の値を持ちます。例えば、 ワークステーション ID が 123* と構成されている場合は、セッション ID 文字は A から Z の順序で割り当てられるので、最初の 3 つの セッションに対して生成される装置名は 123A、123B、および 123C になります。

セッション・タイプ ID の値は、ディスプレイの場合は「S」、プリンターの場合は「P」です。ワークステーション ID が %123* と構成されていて、セッション・タイプがプリンターの場合は、最初の 3 つのセッションで生成される装置名は、P123A、P123B、および P123C になります。

これを指定すると、Telnet サーバーが直前の名前をリジェクトした (旧名が既に iSeries 上で使用中の場合に起こる可能性がある) 場合に、衝突回避 ID が新規ワークステーション ID の生成を可能にします。

5250 セッションの構成時には、「ワークステーション ID」フィールドに Z and I Emulator for Web クライアントがホストからの成功した接続受け入れのためのより多くの ID の変形を自動的に生成できる新しいワイルドカードの組み合わせを入力することができます。これは、ホストがクライアントに有効な ワークステーション ID の要求を再発行する時間を減らすので、セッション 接続に必要な時間が短縮されます。

ワイルドカード文字は [=] です。これは、他の英数字との任意の 組み合わせで、「ワークステーション ID」フィールド (「セッション・ プロパティー接続」ウィンドウにある) に複数回入力できます。(例: N=A=M=E、NAME== など) ワイルドカードを使用するたびに、別のセッションで既に要求されているワークステーション ID を生成する可能性を次のように低下させることができます。

生成される固有の名前の数は約 36N で、N は等号 [=] の数です。
以下に例を示します。
ワークステーション ID の入力が NA=ME だとすれば、1 つの [=] は指定された英数字 (N、A、M、E) を使用する 36 の固有の ID の生成をトリガー することになります。「=」をもう 1 つ追加すると、生成される固有の ID の数は約 1296 になるという具合です。

セッション・サイズ (3270/5250 および VT ディスプレイ・セッション)
セッション画面の行数と列数を定義します。フィールドの横の矢印をクリックして、選択項目を表示してください。

デフォルトは 24x80 です。

印刷バッファー・サイズ (3270 プリンター・セッション)
プリンターに送られる予定の印刷データ用に予約されているメモリー・ブロックのサイズ。有効値はドロップダウン・リストにあります。これは LU3 セッションにのみ適用されます。

デフォルト印刷バッファー・サイズは 1920 です。

ホスト・コード・ページ
EBCDIC コードを、ホストからワークステーション上の適切な ANSI グラフィックスにマップするために使用するテーブルを指定します。フィールドの横の矢印をクリックして選択項目を表示してください。 選択項目はセッション・タイプによって異なります。デフォルトは、ワークステーションが構成されているロケールに対応しているコード・ページです。これは、セッションの接続先のホスト・システムによってサポートされているコード・ページに設定してください。

自動接続
セッションを自動的にターゲットの Telnet サーバーに接続します。これを「いいえ」にすると、セッションを接続するたびにセッション・メニューで「接続」をクリックする必要があります。

デフォルトは「はい」です。

自動再接続
通信の失敗時にセッションを自動的に再接続し、後で回復します。

デフォルトは「はい」です。

ロック
ユーザーがセッションに関連した始動値を変更できないようにするには、「ロック」にチェックマークを付けます。ほとんどのフィールドは使用不可になっていて、ユーザーが値を変更することはできません。ただし、セッション・メニュー・バーまたはツールバーからアクセスされる機能は変更できます。