確立しようとしている接続の数が、リダイレクター・マシンのパフォーマンスに影響しないようにしてください。AIX および Windows の場合、Z and I Emulator for Web リダイレクターに関するおおよそのロード容量を把握しておくために、以下の情報をガイドとして使用できます。ただし、次の要因に応じて、 実際の数値が異なる場合があります: ハードウェア、ネットワーク・トラフィック、サーバーのロード、セッション確立の頻度。
平均では、リダイレクターは 1 秒につき 13 の接続を設定しました。次に、設定された接続はそれぞれ、前のトランザクション (データ受信) の終了後、1/10 秒差で新しいトランザクション (データ送信) を開始しました。Web サーバーを含むテスト・マシン上では、ほとんどのサービスおよびプログラムが停止しました。
AIX
ハードウェア仕様
独立したテスト・ネットワーク上では、次のハードウェア仕様およびネットワーク仕様が使用されました。
リダイレクターのロード容量 (推奨)
接続タイプ | 推奨されるユーザー数 |
---|---|
SSL | 10,000 |
非 SSL | 15,000 |
サービス・マネージャー・パラメーター
サンプルのサービス・マネージャー・シェル・スクリプトで以下のパラメーターを設定してください。
パラメーター | 説明 |
---|---|
ulimit -n | 開かれるファイル記述子の数を制御します。 |
-Xms | 最小メモリー・パラメーター (Java の場合)。256 MB より多くなければなりません。 |
Windows
ハードウェア仕様
独立したテスト・ネットワーク上では、次のハードウェア仕様およびネットワーク仕様が使用されました。
リダイレクターのロード容量 (推奨)
接続タイプ | 推奨されるユーザー数 |
---|---|
SSL | 3,000 |
非 SSL | 4,000 |
スループットを最大にするには、Windows レジストリーで以下のパラメーターを変更することが必要になる場合があります。
パラメーター | 説明 |
---|---|
MaxUserPort | アプリケーションがシステムから使用可能ユーザー・ポートを要求する際に使用される、最大ポート番号を制御します。 |
KeepAlive | 非アクティビティー期間中に REDIRECTOR 接続を活動状態にしておきます。 |
-Xms | 最小メモリー・パラメーター (Java の場合)。256 MB より多くなければなりません。 |
-Xmx | 最大 Java ヒープ・サイズ。 |
Microsoft Windows サーバーで Z and I Emulator for Web リダイレクターを実行している場合は、以下の Microsoft Knowledge 記事を検討する必要があります。
Z and I Emulator for Web サーバーにその最大キャパシティーまで負荷をかけようとしている場合、Java パラメーター -Xms および Java パラメーター -Xmx は変更を必要とすることがあります。リダイレクターが予期せず終了していること、またはサーバー上に javacore.* ファイルがあることに気付いた場合、これは、これらの Java パラメーターの変更が必要であることを示している可能性があります。
Windows レジストリーで直接、以下の変更を行って、Java オプションを更新してください。
-classpath
パラメーターの前に以下のパラメーターをキーに追加します。 -classpath と追加パラメーターの前にスペースを残しておいてください。必要なすべての Java 機能を実行するために十分なメモリーがオペレーティング・システムにあることが重要です。すべての Java メモリーを割り振らないでください。 |
-Xms256M -Xmx768M
を設定します。 -Xms は初期 Java ヒープ・サイズを、-Xmx は最大 Java ヒープ・サイズを設定します。ご使用のマシンの合計メモリーに基づいて両方の値を調整してください。パラメーター -Xms の最小値は 256M でなければなりません。-Xmx パラメーターのサイズは取り付けたメモリーの大きさに影響を受けます。 この値は可能な限り大きく設定する必要があります。
Z and I Emulator for Web 管理ユーティリティーでは、ディレクトリー・サービスで LDAP を使用できるようにする場合、リダイレクター情報を LDAP にマイグレーションするために、サービス・マネージャーを再始動する必要があります。管理ユーティリティーの「リダイレクター・サービス」パネルは、サービス・マネージャーが再始動されるまで、LDAP ディレクトリー・サービスのリダイレクター情報で更新されません。
「Z and I Emulator for Web 計画、インストール、および構成」 ガイドで見つけた内容に加え、以下のヒントを使用して、自己署名証明書を使用した SSL による Z and I Emulator for Web リダイレクターのセットアップを行います。
Microsoft Windows または IBM AIX のいずれかのプラットフォーム上のリダイレクターで自己署名証明書とともに SSL を使用している場合は、Z and I Emulator for Web サーバー・キーおよび CustomizedCAs.class ファイルが作成され、正しいフォルダーにあることを確認してください。CustomizedCAS.class ファイルは Z and I Emulator for Web パブリッシュ・ディレクトリーにあります。ご使用のオペレーティング・システムに該当する場合は、CustomizedCAS.* ファイルのファイル許可ビットが 755 に設定されていることを確認してください。
パブリック権限からの証明書を使用している場合、CustomizedCAs.class ファイルを作成する必要はありません。 |
以下の手順で、Z and I Emulator for Web サーバー・キー・ファイルを作成します。
以下の手順で、CustomizedCAs.class ファイルを作成します。
パスワードは zieweb にする必要があります。 |