変数の新規作成
マクロ・エディターで変数を新規に作成するには、まず「変数リスト・ボックスの最後にある「<new
variable>」項目をクリックします。マクロ・エディターは変数を新規に作成し、いくつかの初期特性を割り当てます。これらの特性は、ユーザーがニーズに合うように修正する必要があります。初期値は次のとおりです。
- 初期名 ($a1$ など)。
- 初期型 (string)。
- 初期値。型によって異なります (表 1 を参照)。
- 「名前」入力フィールドに、名前 $intScreenCount$ を入力します。
- 「型」リスト・ボックスから、integer データ型を選択します。
- 「初期値 (Initial Value)」フィールドに 1 を入力します。
「変数 (Variables)」タブのほかに、いくつかの便利な位置で、マクロ・エディターから 変数を新規に作成するためのポップアップ・ウィンドウにアクセスできます。例えば、変数更新アクションの場合、「名前」リスト・ボックスには既に作成済みの変数名がすべて表示されるだけでなく、「<New Variable>」項目も表示されます。この項目をクリックすると、変数を新規に作成するためのポップアップ・ウィンドウ が開きます。このポップアップ・ウィンドウを使用して作成した変数は、 「変数 (Variables)」タブで作成した変数と同等です。
コード・エディターでは、<create> エレメントを使用して変数を新規に作成します。マクロ・スクリプト内の変数すべてを含む収容エレメント <vars> があり、それぞれの変数ごとに <create> エレメントがあります。図 1 に、5 つの <create> エレメントを含む <vars> エレメントを示します。
図 1. サンプル <vars> エレメント
上の図の <vars> エレメントは、それぞれの標準データ型 (string、integer、double、boolean、および field) から変数を 1 つ作成します。それぞれの <create> エレメントの属性は、「変数」タブのフィールドと一致していることに注意してください。name 属性は変数名を指定し、type 属性は型を指定し、value フィールドは初期値を指定します。<vars>
<create name="$strAccountName$" type="string" value="" />
<create name="$intAmount$" type="integer" value="0" />
<create name="$dblDistance$" type="double" value="0.0" />
<create name="$boolSignedUp$" type="boolean" value="false" />
<create name="$fldFunction$" type="field" />
</vars>
変数の作成 (<create> エレメント) は、すべて <vars> エレメントの中に置く必要があります。<vars> エレメント自体は、<import> エレメントがあればその後 (次のセクションを参照)、かつ最初のマクロ画面 (<screen> エレメント) の前に置く必要があります。