認識限界 (「画面」タブの「その他」タブ)

認識限度は、<screen> エレメントの開始タグ内の属性ではなく、<recolimit> エレメント内でオプションとして指定できる別個のエレメント (<screen> エレメント) です (<description>、<actions>、および <nextscreens> の各エレメントと同レベル)。

「認識限度の設定 (Set Recognition Limit)」チェック・ボックスと 「エラー前の画面 (Screens Before Error)」入力フィールドは、 「画面 (Screens)」タブの「一般 (General)」タブにあります (図 1 を参照)。デフォルトでは、「認識限度の設定 (Set Recognition limit)」チェック・ボックス はクリアされていて、入力フィールドは使用不可です。このチェック・ボックスを選択すると、マクロ・エディターは 「エラー前の画面 (Screens Before Error)」入力フィールドのデフォルト値 を 100 に設定します。この値の設定は増減できます。

認識限界を設定すると、 マクロ・ランタイムが特定のマクロ画面を処理する回数が多すぎる場合に、 何らかのアクションを行うことができます。マクロ・ランタイムが同じマクロ画面を処理する回数が多い場合 (100 など)、 その理由はおそらく、マクロ内でエラーが発生して、 マクロがエンドレス・ループから抜け出せなくなっているためです。

認識限度に達すると、マクロ・ランタイムはエラー・メッセージを出して マクロを終了するか (これがデフォルト・アクションです)、 指定した別のマクロ画面の処理を開始します。

認識限度は 1 つの特定の画面に適用され、デフォルトでは認識限度は 設定されないことに注意してください。認識限度は任意のマクロ画面に対して指定でき、 認識限度を組み込むそれぞれのマクロ画面ごとに、指定する認識限度の値は 同じでも異なっていてもかまいません。