逆ディスクリプター

どのディスクリプターにも、false (デフォルト) か true に設定される「逆ディスクリプター (Inverse Descriptor)」オプションがあります。「逆ディスクリプター」オプションは、図 1 の「フィールド数 (Number of Fields)」入力フィールドの右下にリスト・ボックスとして表示されています。マクロ言語は、記述子エレメントの invertmatch 属性を使用して、このオプションを保管します。

デフォルトでは、このオプションは false です。したがって、ディスクリプターの評価には影響ありません。

この設定値が true である場合、マクロ・ランタイムは、記述子の評価から得るブール結果を逆転させます。つまり、true を false にするか、false を true にします。

例えば、ストリング・ディスクリプターが true である (ディスクリプター内のストリングが、アプリケーション・ウィンドウの画面と一致する) にもかかわらず、ストリング・ディスクリプターの「逆ディスクリプター」オプションが true に設定されているとマクロ・ランタイムが判断する場合、マクロ・ランタイムは、ストリング・ディスクリプターの結果を true から false に変えます。