新しい記述子の作成
図 1 の「ディスクリプター」リスト・ボックスを再度調べると、最初の項目だけが実際のディスクリプターであることに気付くはずです。残りの選択項目は、すべて不等号括弧で囲まれ、new という語で始まっています。これらの選択項目は、新しい記述子を作成するためのものです。図 1 内のリストは次のとおりです。
図 1. 実際のディスクリプターが 1 つある「ディスクリプター」リスト・ボックスの内容
Fields Counts and OIA
<new string descriptor>
<new cursor descriptor>
<new attribute descriptor>
<new condition descriptor>
<new variable update>
例えば、<new string descriptor> をクリックした場合、マクロ・オブジェクトは、新しいストリング記述子を作成し、リストの先頭に置きます。記述タブの下部領域では、ストリング・ディスクリプターに属するさまざまなフィールド (例えば、行と列の位置や、文字ストリング) に入力できます。「ディスクリプター」リスト・ボックスは次のようになります。
図 2. 実際のディスクリプターが 2 つある「ディスクリプター」リスト・ボックスの内容
上記の図では、現在選択されている記述子は、リストの一番上にある String descriptor です (3,29 は、行 3、列 29 を表します)。Field Counts and OIA 記述子は、リスト上の 2 番目になりました。String descriptor(3, 29)
Fields Counts and OIA
<new string descriptor>
<new cursor descriptor>
<new attribute descriptor>
<new condition descriptor>
<new variable update>
上記の図のように、マクロ・ランタイムが複数のディスクリプターを処理する方法については、記述子の評価を参照してください。