評価のやり直し

マクロ・ランタイムが画面認識を続ける間、ホスト・アプリケーションは、新しいアプリケーション画面でセッション・ウィンドウの更新を続けます。このシナリオの例では、ホスト・アプリケーションは、セッション・ウィンドウを更新して、「ユーティリティー選択パネル」を表示します (表 1 および 表 2 を参照)。このプロセスには数百ミリ秒かかり、ホストから数パケット分のデータが必要になる場合があります。

この状況は、画面が更新されるまでマクロ・ランタイムが画面認識を一時的に停止する理由の説明になります。画面認識が失敗した場合、新しいアプリケーション画面が不完全であることが理由である可能性があります。したがって、マクロ・ランタイムは待機します。

OIA 行が更新されるか、セッション・ウィンドウの表示スペースが更新されるたびに、マクロ・ランタイムは有効な次画面のリストを調べ、現行のアプリケーション画面との一致を見付けようとします。一致が見つからない場合、マクロ・ランタイムは再び待機します。

マクロ・ランタイムは、画面認識が成功するまで、待機と再評価のサイクルを複数回実行する場合があります。

最終的に、必要な新しいアプリケーション画面に到達し、マクロ・ランタイムは、リストに名前が指定されたマクロ画面の 1 つを、新しいアプリケーション画面と一致させることができます。