簡単なパラメーター入力方法

ストリング・ディスクリプターを編集するときに、正しいテキスト長方形とテキスト・ストリングを指定したい場合、マーキング長方形を使用して、これらの値を設定できます。この機能を使用する手順は、次のとおりです。
  1. 記述タブで、編集したいストリング・ディスクリプターを選択する。
  2. セッション・ウィンドウをクリックして、アクティブにする (セッション・ウィンドウの使用を参照)。
  3. セッション・ウィンドウで、作業しているマクロ画面に対応するアプリケーション画面に進む。
  4. セッション・ウィンドウで、マーキング長方形を使用して、ストリング・ディスクリプターで使用したいテキスト・ブロックをマークする (マーキング長方形の使用を参照)。
    • セッション・ウィンドウでマーキング長方形を完成すると、マクロ・エディターはその長方形の隅の行と列の値を、記述タブ上のストリング・ディスクリプター・ウィンドウ内の「開始行 (Start Row)、「開始列 (Start Column)」、「終了行 (End Row)」、および「終了列 (End Column)」入力フィールドに自動的にコピーします。
  5. セッション・ウィンドウで、「編集 (Edit)」> 「コピー (Copy)」の順にクリックする。
  6. ストリング・ディスクリプター・ウィンドウで、「ストリング (String)」フィールドをクリックする。「ストリング」フィールド内のテキスト・カーソルを、ストリングを追加したい位置に移動してください。
  7. Ctrl-v をクリックする。
  8. 複数行のテキストが入っている長方形をセッション・ウィンドウから取り込んだ場合は、ストリングには追加の編集が必要です。ストリングの編集方法についての下記の説明をお読みください。
Ctrl-v をクリックすると、マクロ・エディターは次のことを行います。
  • セッション・ウィンドウ内の長方形ブロックから、「ストリング」フィールドにテキストをコピーする。
しかし、(マクロ・ランタイムが長方形域を検索する方法 (ラップ・オプション)の例のように) 複数行のテキストを取り込んだ場合、貼り付け操作を行うと、最後の行を除いて、テキストの各行の後に余分のスペースが挿入されます。「ストリング」フィールドを編集して、これらの余分のスペースを除去してください。マクロ・ランタイムが長方形域を検索する方法 (ラップ・オプション)の例では、編集前に、「ストリング」フィールドには次のストリングが入っています。
'Hardcopy Transfer Outlist  Command Reserved'
このストリングは長過ぎて (4 文字分)、指定されたサイズの長方形 (5 行、8 列) に収まらないこと、および余分なブランクのスペースが各行の後に挿入されていることに注意してください。このストリングを次の値に編集する必要があります。
'HardcopyTransferOutlist CommandReserved'