記録された記述子が提供するフレームワーク

マクロの記録は、マクロのフレームワークをすばやく提供するので、非常に便利な機能です。しかし、一部のマクロ画面の場合、記録された記述では、マクロ・ランタイムが 1 つのアプリケーション画面を別の類似したアプリケーション画面と確実に区別することができない場合があります。このような場合は、記録された記述を改善する必要があります。

多くの場合、記録された記述を改善する最も簡単な方法は、ストリング記述子を追加することです。例えば、マクロ画面が、図 3 に表示されている「ユーティリティー選択パネル」用である場合、アプリケーション画面の行 3 にストリング 'Utility Selection Panel' が含まれていることを指定するストリング記述子を追加できます。もちろん、ストリング記述子の使用に限定されません。一部の状況では、アプリケーション画面が正しく認識されることを確実にするために、1 つ以上の他のディスクリプター (例えば、カーソル・ディスクリプター、属性ディスクリプター、または条件ディスクリプター) を使用する必要があります。