属性値の拡張形式
前述のように、マクロが拡張形式であっても、マクロ・エディター内のすべての入力フィールドで、ストリングが単一引用符 ('') で囲まれるわけではありません (ストリングと特殊文字の表記、演算子文字の取り扱いを参照)。具体的には、拡張形式は、マクロ・エディターの次のタブ上の入力フィールドのみに影響を与えます。
- 「画面 (Screens)」タブの「記述 (Description)」タブ
- 「画面 (Screens)」タブの「アクション (Actions)」タブ
- 「変数 (Variables)」タブ
同様に、マクロ言語では、拡張形式によって影響を受けるこれらの入力フィールドのいずれかに対応する属性に、ストリング値を指定する場合、そのストリングを拡張形式で入力する必要があります。例えば、<message> エレメントでは、マクロが拡張形式である場合、両方の属性のストリングを単一引用符で囲む必要があります。
<message title="'Instructions'" value="'Check the java console'" />
しかし、属性が、拡張形式によって影響を受ける入力フィールドのいずれかに対応しない場合、マクロが拡張形式であっても、単一引用符で囲まれた値を入力する必要はありません。例えば、<screen> エレメントの name 属性は単一引用符で囲みません。
<screen name="Screen1" entryscreen="true" exitscreen="true" transient="false" >
...
</screen>
マクロ言語エレメントについてのこの章の説明では、データ・タイプを指定しないことによって、こうした属性 (拡張形式によって影響を受けない属性) を示します。例えば、<screen> エレメントの name 属性の記述は、「必須のストリング」ではなく、「必須」です。