ステップ 5: カスタム・ポートレットを使用してユーザー信用証明情報を管理する。
Z and I Emulator for Web では、ユーザー・ページ上に置くことができるカスタマイズ済みポートレットが提供されていて、ユーザーは管理スロット内にある自分の信用証明情報を更新することができます。これは、パスワードの有効期限が切れたためにユーザーがパスワードを変更する必要があるにも関わらず、 新規の信用証明情報を作成するために必要となる現行パスワードを忘れてしまった場合に、特に便利です。
このカスタム・ポートレットを使用すると、ユーザーが、ボールト内にある自分の信用証明情報を更新することができます。パスワードをリセットした後で、ユーザーが「スロットの変更」ラジオ・ボタンを選択することができます。信用証明情報ボールトからそのユーザーの信用証明情報が検索され、ポートレット編集モードで表示されます。ホスト・ユーザー ID と 2 つのパスワード・フィールドに現行値が入っています。ここでユーザーがそれぞれのフィールドに新規の信用証明情報を入力し、「保管」をクリックすることによって、信用証明情報を変更することができます。
おめでとうございます。これで、Portal Server 環境に Web Express Logon をインプリメントするために 必要なステップをすべて実行したことになります。次のステップは、ログオン自動化のテストです。ログオン自動化が成功しない、つまり、 ホスト・ログオン画面で依然としてプロンプトが表示されている場合には、Web Express Logon のトラブルシューティングを参照してください。