Web Express Logon サーバー・サイド・メッセージ

1 次サーバー・サイド・メッセージは、以下のとおりです。
CMPIE001: 以下に対応する Credential Mapper プラグインの初期化が失敗しました: YourCredentialMapperName
このエラーは、YourCredentialMapperName に対応する Credential Mapper プラグインが正常に初期化できない場合に発生します。このエラーが発生する可能性のある原因には、以下のものが含まれます。
  • web.xml が無効な値を指定しているか、または値が欠落しています。この値は、指定したプラグインが必要とするパラメーターの値です。
  • 問題の原因となっているパラメーターを判別するために、プラグインのトレースをオンにして、ログを見てエラー CMPIE008 を探してください。
  • DCAS プラグインまたは Vault プラグインを使用している場合、信任状データベースに接続しようとすると、エラーが 発生します。プラグインのトレースをオンにしてより詳細な診断情報 (データベース・ドライバーの欠落、SQL 例外、など) を入手してください。
  • カスタム・プラグインを使用しており、成功時に Init() メソッドは 0 以外の値を戻します。ユーザー自身の信任状マッパー・プラグインの 作成については、Web Express Logon のカスタマイズを参照してください。
  • DCAS を使用しており、SSL 鍵データベース・ファイルまたはパスワードが web.xml に指定されていません。
CMPIE003:CredentialMapperName 名に指定された CM についての CM 構成が検出されません。
このエラーは、web.xml ファイルでエレメントが欠落しているために発生します。CMPICredentialMappers parameter に値を指定した場合、この値が web.xml ではパラメーターになっていない 場合にこのエラーになります。例えば、web.xml に以下のような定義があります。
<init-param>
            <param-name>CMPICredentialMappers</param-name>
            <param-value>vault</param-value>
        </init-param>
このようなものが必要になります。
<init-param>
            <param-name>vault</param-name>
            <param-value>com.ibm.eNetwork.security.sso.cms.CMPIVault,
						AuthType_3270Host,*</param-value>
        </init-param>
それがなければ、上記のエラーになります。
CMPIE004: Credential Mappers が指定されていません。
このエラーは、ユーザーの web.xml で CMPICredentialMappers パラメーターを定義していない場合に発生します。以下を web.xml に必ず含めるようにしてください。
<init-param>
            <param-name>CMPICredentialMappers</param-name>
            <param-value>YourCredentialMapperName(s)</param-value>
        </init-param>
CMPIE005: 以下の認証タイプの Credential Mapper が見つかりません: AuthTypeValue
web.xml に Credential Mapper を定義するとき、プラグインが適用する認証のタイプを 指定してください。例えば、以下のようなエントリーがあった場合、
<init-param>
            <param-name>vault</param-name>
            <param-value>com.ibm.eNetwork.security.sso.cms.CMPIVault,
						AuthType_3270Host,*</param-value>
        </init-param>
これは、Vault Credential Mapper が 3270 ホスト・セッションと一緒に使用 されるようにのみ意図されていることを示します。web.xml にこの Credential Mapper のみが定義されており、5250 セッションへの ログオンを試みた場合、AuthTypeValue が AuthType_5250Host のエラーになります。認証タイプとして適切な Credential Mapper が web.xml に定義されていることを 確認してください。
CMPIE007: 以下の CM オブジェクトに認証タイプが指定されていません: YourCredentialMapperName
web.xml に Credential Mapper を定義するとき、絶対クラス・パス名、認証タイプ、およびホスト・マスクを指定する 必要があります。認証タイプを指定しない場合、または無効の認証タイプ (AuthType_Fred など) を指定した場合には、このエラーを 受け取ります。有効な認証タイプのリストについては、表 1 を参照してください。
CMPIE008: 以下のパラメーターの値が無効です: ParameterName
このエラーは、プラグインが必要とするパラメーターに無効な値があるか、またはパラメーターが指定されていない 場合に発生します。パラメーター ParameterName については web.xml に適切な値を指定してください。
CMPIE010: 以下のネットワーク ID の例外およびホスト・ユーザー ID が見つかりません: NetIDValue。
NetIDValue に対応するホスト・ユーザー ID が検出される前に例外が 発生しました。この例外の原因としては、データ・ソースの列名と web.xml に指定した列名との間の不一致が 考えられます。もう 1 つの可能性は、テーブル名のフォーマット設定 (Excel の場合 [tableName$]、DB2 の場合は単に tableName) での エラーです。エラーがないかどうか web.xml をよく検査して、デバッグ情報については、サーバー・ログの例外トレースを参照してください。
CMPIE011: 以下のネットワーク ID のホスト・ユーザー ID が見つかりません: NetIDValue。
このエラーは、データベースに NetIDValue のエントリーが検出されない場合に発生します。データベースを検査して、NetIDValue のエントリーがあることを確認してください。この照会のサーバー・ログにある ホスト・アドレスとアプリケーション ID がデータベースでこの NetID に指定されたホスト・アドレスとアプリケーション ID と一致することを確認してください。
CMPIE012: SQLException: 値
このエラーは、データベースへの接続をオープンまたはクローズしようとする場合に発生します。データベースが使用可能であり、web.xml ファイルに正しく指定されていることを 確認してください。
CMPIE013: 例外: 値
プラグイン・コードに例外が発生しました。