XML データ応答オブジェクト
CMS は、応答情報を構造化し拡張可能にしながら、応答をクライアントに XML フォーマットで 戻します。この XML フォーマットは、現在、戻りデータへの構造化されたアクセスを可能にするための 優れた基盤を提供しており、将来における拡張と改善のための柔軟性も備わっています。次の XML スキーマによって XML 文書のフォーマットが定義されます。
<schema targetNamespace=""
xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
<element name="zieweb-sso-credential" type="zieweb-sso-credentialType" />
<complexType name="zieweb-sso-credentialType">
<sequence>
<element name="userid" type="string" />
<element name="password" type="string" />
<element name="status" type="string" />
</sequence>
<attribute name="version" type="string" />
</complexType>
</schema>
上記のスキーマに基づいて、以下のコードは、HTTPS 接続を経由して送信される XML リターン・ドキュメントの例です。
<?xml version="1.0"?>
<zieweb-sso-credential version="1.0" >
<userid>&^$#^&</userid>
<password>&^$#^&</password>
<status>0</status>
</zieweb-sso-credential>
上記のコードで、ユーザー ID とパスワードのエレメントは、暗号化されるために、文字化けを戻します。これを実行するため、Z and I Emulator for Web には com.ibm.eNetwork.security.sso.PasswordCipher と呼ばれるオブジェクトが組み込まれています。このオブジェクトには、以下の 2 つのメソッドが含まれます。
- public static String encrypt (String plainText)
- この方式では、パラメーターとして渡された暗号化されたストリングを戻します。
- public static String decrypt (String cipherText)
- このメソッドは、ストリングを暗号化解除して戻すことにより、暗号化とは逆のプロセスを行います。cipherText が encrypt メソッドを使用して暗号化されたものでない場合は、元の入力ストリングを戻します。
状況コード | 説明 |
0 | 完了しました |
1 | 不明なステータス・コード |
2 | 適切な HCM プラグインが検出されない |
3 | 無効なネットワーク・ユーザー ID |
4 | 無効なアプリケーション ID |
5 | 無効なサーバー・アドレス |
6 | データベース接続エラー |
7 | データベースにユーザー ID が見つからない |
8 | 例外 |
9 | 無効なユーザー ID |
10 | パスチケット・エラー |
11 | タイムアウト |
12 | 予期しない DCAS 戻りコード |
13 | API はサポートされない |
14 | 無効な URL |
15 | 応答を構文解析できない |
16 | ローカル・ユーザー ID は使用できない |
17 | XML タグの重複 |
18 | 信任状要求の処理中に例外が発生 |
19 | Network Security プラグインが CMS に定義されていない |
20 | Portal ID が使用不可 |
21 | Portal Vault で、一致するユーザー ID が見つからない |