Database On-Demand クライアントの使用
Database On-Demand クライアントは Java アプレットであり、エンド・ユーザーはこれを使用して SQL ステートメントや File Upload ステートメントを作成したり、これらのステートメントをリモート・データベース・サーバーに 送信したり、SQL 照会 (SQL Select ステートメント) の結果をリモート・データベース・サーバーから取得したりすることができます。
適切な Java Database Connectivity (JDBC) ドライバーが Database On-Demand クライアント・ ワークステーションにインストールされている場合には、ユーザーは、IBM System i サーバーや他のプラットフォーム上で稼働するデータベース・サーバーと通信できます。詳しくは、この資料のJDBC ドライバーの入手とインストールを参照してください。
- SQL ステートメントおよび File Upload ステートメントを作成するための テキスト・インターフェースおよびグラフィカル・インターフェース。
- SQL ステートメントおよび File Upload ステートメントを保管および再利用するための機能。
- SQL ステートメントの場合:
- SQL ステートメントを実行して結果を表示するための機能。
- SQL ステートメントの結果を、XML などのさまざまなファイル・フォーマットでファイルに 保管するための機能 (本書のデータベース・アクセス用のファイル形式を参照)。
- File Upload ステートメントの場合:
- 以下の各 File Upload タイプを使用するための機能: 作成、置換、追加、および更新。
- XML などのさまざまなファイル・フォーマットでデータ・ファイルを読み取るための機能 (本書のデータベース・アクセス用のファイル形式を参照)。
Database On-Demand クライアントは、3 つの定義済みクライアント HTML ファイルのいずれかを 通してのみ使用可能です (Database On-Demand の定義済みクライアントを参照)。デプロイメント・ウィザードを 使用して Database On-Demand クライアントを作成することはできません。
ただし、Database On-Demand クライアントの代わりとして、Z and I Emulator for Web エミュレーション・クライアントおよびマクロのデータベース機能を使用できます (ディスプレイ・エミュレーション・クライアントおよびマクロにおけるデータベース機能を参照)。
詳しくは、Z and I Emulator for Web オンライン・ヘルプの『データベース・アクセスの概要 』を参照してください。
- Java 対応のブラウザーを使用している場合は、Java バージョンの Database On-Demand クライアントが自動的に実行されます。