ZipPrint は、3270 ディスプレイ・セッションに表示された文書を簡単で自動的に印刷する方法を提供します。マウスを数回クリックすることで、表示された文書の内容全体を印刷できます。この機能は、HCL Z and I Emulator for Windows 製品の ZipPrint 機能と類似しています。
ZipPrint は、Z and I Emulator for Web マクロとしてインプリメントされており、どの程度マクロを強力にできるかの実例です。独自に好みの ZipPrint のカスタム・マクロをインプリメントできます。
ZipPrint の作業は、その文書のすべての画面表示を高速でページ送りして、印刷するデータを各画面から取り込み、それを構成された印刷宛先に送信することによって実行されます。さらに、ZipPrint は任意で ZipPrint の開始時に表示されていたものと同じ画面にその文書を位置付けます。
「ファイル」>「画面印刷」を実行するだけで、セッション・ウィンドウの現在の内容も印刷できます。
ZipPrint に関するチュートリアルは Z and I Emulator for Web Infocenter ( https://zieweb.hcldoc.com/help/index.jsp) にあります。
ZipPrint は VM/CMS システムでも使用可能です。詳しくは、VM/CMS オプションを参照してください。
デフォルトでは、一度の ZipPrint 操作で最大 10,000 のアプリケーション画面を印刷できます。この最大値を上げ下げしたい場合は、「プロファイルのカスタマイズ」ウィンドウの「拡張」タブにある「認識限界の設定」フィールドの値を変更してください (「認識限界の設定」を参照してください)。 |
ZipPrint によって、3270 プリンター・セッションに使用できるものと同じプリンター・セットアップ・オプションを使用できます。これにはプリント出力先 (Windows プリンター、その他のプリンター、またはファイル)、プリンター定義テーブル、およびファイル宛先の Adobe PDF 出力が含まれます。
また、3270 プリンター・セッションに使用でき、3270 表示データ・ストリーム (LU2) に適切なすべてのページ設定オプションも使用できます。これには、フォント、ヌルの処理、および Printer-Font コード・ページが含まれます。
特定の 3270 ディスプレイ・セッションにおいて ZipPrint に設定されるプリンター・セットアップ・オプションとページ設定オプションは、同一のセッション構成で開始されたセッションからのすべての ZipPrints に影響します。ただし、ZipPrint のプリンター・セットアップ・オプションとページ設定オプションは、以下のプリンター・セットアップ・オプションとページ設定オプションには影響しません。
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現在表示されている文書の内容全体を印刷するには、ZipPrint では、次の 3 タイプの情報を含む名前付きプロファイルの作成が必要となります。
アプリケーションがプロファイルに記述したフォーマットですべての文書を表示した場合は、同じプロファイルを使用し、そのアプリケーションを使用して表示した任意の文書を印刷できます。
以下の 2 つの事前定義プロファイルが提供されます。
ZipPrint 操作は、「ファイル」>「ZipPrint」をクリックしたときに表示されるサブメニュー上にあります。