ホスト・セッション中にマクロを記録するには、「マクロの記録」ボタンをクリックするか、「アクション」 > 「マクロの記録」をクリックします。すると、「マクロの記録」ウィンドウが開きます。このウィンドウを使用して、次のことを行うことができます。
パネルの上部で、記録されるマクロを保存する場所を選択します。既存の場所から選択することも、新規のユーザー・ロケーションを定義することもできます。インターネットを通じてアクセスされたサーバー・ライブラリーにマクロを保存することはできないので、選択項目として表示されません。マクロが現行セッションではなくライブラリーにあると、複数のユーザーまたはセッション、あるいはその両方で容易に共有することができます。詳しくは、「コンポーネント定義の共有および再利用」を参照してください。
「追加...」ボタンを使用して、ユーザー・ロケーションを 3 つまで定義することができます。4 つ目の場所を追加すると、使用された時期が最も古い場所が自動的に除去されます。「削除」ボタンでユーザー・ロケーションを明示的に削除することもできます。マクロを保存する場所に書き込みアクセス権限を持っている必要があることに注意してください。
- 新しいマクロを記録したい場合は「新規」をクリックします。
- マクロの名前を入力します。この名前は、容易に認識できるようにマクロの目的を示すものにしてください。マクロ名は大/小文字が区別されます。つまり、
mymacro
は MyMacro
、MyMacrO
、myMacro
などとは異なる名前です。
- 任意に説明を入力します。これは、複数のマクロがある場合に便利です。これでマクロの用途を簡単に思い出すことができます。
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ファイル名は、マクロ名に .mac 拡張子を加えたものです。 |
- 既存のマクロに上書きまたは付加したい場合は、「既存」をクリックします。
- ドロップダウン・リストからマクロを選択します。
- 既存のマクロに付加したい場合は、「既存のマクロに付加」を選択します。それ以外の場合、既存のマクロは上書きされます。
高速ログオンを使用するためのマクロを記録する場合には、「高速ログオン機能」で「Web」、「証明書」または「アクティブな資格情報の再利用」を選択します。「Web」および「証明書」の両方のオプションでは、ユーザーは、ユーザー ID とパスワードを入力しなくてもホスト・システムにログオンすることができます。「アクティブな資格情報の再利用」オプションの場合にも、ユーザーが 以前にホストに認証されたことがある場合には、同様にログオンできます。認証されたことがない場合、「アクティブな資格情報の再利用」マクロはユーザーにユーザー ID とパスワードを要求するプロンプトを出します。ユーザー ID とパスワードはメモリーに保存され、それ以降にマクロが実行された時に使用されます。Z and I Emulator for Web がクローズされると、資格情報はクリアされます。すべてのタイプの高速ログオンで、ユーザーは、ユーザー ID とパスワードを入力しなくてもホスト・システムにログオンすることができます。注: 高速ログオン・マクロを使用する場合は、 セッションが適切に構成されている必要があります。詳細は、オンライン・ヘルプの「高速ログオン」トピックを参照してください。
上記のいずれかのセクションのステップを完了したら、以下を行って、マクロの記録を開始します。
- 「OK」をクリックします。
- ホスト・セッションで、記録したいタスクを実行します。押したキーがすべてマクロの一部として記録されます。マクロに組み込みたくないキーを押す場合には、「休止」をクリックします。終了したら、もう一度「休止」をクリックして続行します。マクロの記録中に間違ったデータを入力した場合には、戻って訂正を行うことはできません。ただし、既存のマクロに 上書き記録するか、またはマクロ・エディターを使用してマクロ・コードを編集できます。
- タスクが完了したら、「アクション」 > 「マクロの停止」をクリックします。記録が停止して、マクロが保管されます。マクロは XML スクリプトを使用して記録されます。マクロを変更するには、「現在のマクロのプロパティーを編集」ボタンをクリックして Host Access マクロ・エディターを開きます。
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マクロのプロパティーを表示するには、「マクロ管理プログラム」ツールバーから「選択」ボタンをクリックし、マクロの場所を選択して、マクロ名を右クリックし、「プロパティー」を選択します。マクロのプロパティーには、マクロ名、記述、作成者、作成日、およびマクロの場所が含まれています。 |
「マクロの再生」パネルおよび「マクロの記録」パネルのカスタマイズ
HTML パラメーター lockMacroSaveLocations および RemovecurrentSessionOption を使用して、「マクロの再生」パネルまたは「マクロの記録」パネルをカスタマイズできます。
管理者は、HTML パラメーター lockMacroSaveLocations を使用して、特定の Z and I Emulator for Web クライアントにマクロの場所を追加できます。この HTML パラメーターの入力はストリングです。このパラメーターの値は、「マクロの場所」内に含まれるロケーション/パスです。管理者が複数のロケーションまたはパスを追加すると決めた場合は、このパラメーターの値は複数のロケーションをセミコロンで区切ったリストです。また、パス名とパスの両方を指定する必要がある場合、パス名を最初に表示し、パスは、「*」文字で区切ってください。
管理者は、HTML パラメーター RemovecurrentSessionOption を使用して、MacroLocation リスト内にある「CurrentSession」オプションを除外できます。値は、true または false です。デフォルト値は true です。値が true に設定されている場合、「マクロの場所」リストには「CurrentSession」が含まれます。値を false に設定すると、現行セッションは「マクロの場所」に表示されません。
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