- 宛先アドレス
- ターゲット Telnet サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。IP アドレスが変更される可能性がある場合には、ホスト名を使用してください。
- 宛先ポート
- リダイレクターとの通信に使用される Telnet サーバー上のポート番号を入力します。Telnet 接続の場合には、多くのホストがデフォルトの 23 を使用します。
- ローカル・ポート
- リダイレクターがクライアントと通信するために使用するポート番号を入力します。
デフォルトの標準ポート番号を使用するか、新しい番号付けスキームを作成してください。新しい番号付けスキームを考案する場合には、別の TCP/IP アプリケーション用にまだ定義されていないポート番号を使用してください。ほとんどの予約済みポート番号は 5000 までになっているので、競合を避けるために 5000 から 65535 までの間のポート番号を使うようにしてください。選択したポートでのトラフィックを可能にするためには、ネットワークにファイアウォールを構成する必要があります。
- セキュリティー
- セキュリティー・レベルを選択します。Transport Layer Security (TLS) または Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルによるセキュリティーは、それぞれのホスト構成で設定する必要があります。選択肢は以下のとおりです。
- パススルー - クライアントとホストの間のデータ・ストリームに対する変更はなし
- クライアント側 - リダイレクターとエミュレーターの間で転送されるデータの暗号化を提供
- ホスト側 - リダイレクターとセキュア・サーバーの間で転送されるデータの暗号化を提供
- 両方 - エミュレーターとセキュア・サーバーの間で、リダイレクターを通して転送されるデータの暗号化の提供
高速ログオン機能を使用している場合には、このオプションを「パススルー」に設定する必要があります。 - クライアント認証
このオプションは、リダイレクターが Java Secure Socket Extension (JSSE) を使用するように構成されている場合にのみ有効です。このオプションにより、リダイレクターは、改善されたセキュリティー用のハンドシェーク・プロセス中に、クライアント証明書を要求することが可能になります。Windows 上のリダイレクター用に JSSE を構成する方法については、『ホストをリダイレクターに追加』を参照してください。
- ログ接続
- リダイレクター接続情報をログ・ファイルに保管したい場合には、「はい」を選択します。クライアントからの各接続ごとに、それぞれホストへの対応する接続があります。ログ・ファイルに、接続の IP アドレス、ポート、および状態が入っています。次の表は、さまざまな接続状態を定義したものです。
接続の状態が「非試行」である場合は、接続を開けなかったか、あるいは別のエラー、例えばクライアント接続を開けなかったのでホスト接続が試みられなかったなどの理由により、接続を開く試みはされなかったという意味です。
デフォルトは「いいえ」です。 ロギング接続を開始するには、リダイレクターを停止して再始動する必要があります。
- LogFile
- ログ接続に「はい」を選択した場合には、ディレクトリーとログ・ファイルの名前を指定できます。ディレクトリーを指定しないと、\ZIEForWeb\lib にログ・ファイルが作成されます。ファイル名を指定しないと、ファイル名の指定を要求するウィンドウが表示されます。
- ロールバック・サイズ
- ログ接続に「はい」を選択した場合には、ログ・ファイルの最大サイズ (バイト) を指定できます。ログ・ファイルが指定したサイズに達すると、既存のリダイレクター接続情報が削除され、新しいリダイレクター接続情報がファイルの先頭から記録されていきます。デフォルトは 65536 バイトです。
- キープアライブ
- 非活動期間中リダイレクター接続をアクティブにしておきたい場合には、「はい」を選択します。AIX 以外のすべてのオペレーティング・システムでは、キープアライブに Java 2 が必要です。キープアライブを有効にするには、リダイレクターを停止して再始動する必要があります。
- タイムアウト (分)
- 非活動状態のリダイレクター接続が切れるまで待機する時間 (分数) を指定します。タイムアウト値を有効にするためには、 リダイレクターを停止して再始動する必要があります。
- IP トレース
- クライアントからホストに送信されたバイト数およびホストからクライアントに送信されたバイト数をトレースするには、トレースしたいクライアントの IP アドレスを (複数の場合はコンマで区切って) 入力します。トレース情報は、
private
ディレクトリー (例えば C:\Program Files\HCL\ZIEForWeb\private または /usr/local/zieforweb/private) にある NCoDServices.RAS.txt に記録されます。