ローカル・ファイルを表示するブラウザーの構成

Java アプレットまたは Java アプリケーションは、Web ブラウザーの新規インスタンスを起動してローカル・ファイルを表示できます。Z and I Emulator for Web クライアントは、次の状況でこれを行います。

• ディスプレイ・エミュレーション・セッションから印刷を実行中 (例えば、「ファイル」 > 「画面印刷」をクリックした) で、次の場合:
  • 印刷宛先がファイルである。さらに、
  • 「Adobe PDF を使用する」を「はい」に設定している。さらに、
  • 「すべてのファイルをブラウザーに表示」を「はい」に設定している。
• SQLQuery アクションが含まれているマクロを実行中であり、SQLQuery アクションで次の場合。
  • 「結果の出力先」が「ファイル」に設定されている。さらに、
  • 「Web ブラウザーに表示」にチェックマークが付けられている。

しかし、ブラウザーによっては、Java アプレットまたはアプリケーションがローカル・ファイルを表示するブラウザーのインスタンスを起動できるように、ブラウザーのセキュリティー設定を構成しない限り、この機能は作動しません (新規ブラウザー・インスタンスが表示されません)。

次のセクションでは、この構成をさまざまなブラウザー向けに実行する方法について説明します。

警告! この構成は、プログラムがブラウザーを使用してワークステーション上のファイルにアクセスできるので、ワークステーションのセキュリティーを弱体化することに注意してください。

Microsoft Internet Explorer 6.0 の場合:

1. 「ツール」 > 「インターネット・オプション」クリックします。
2. 「セキュリティー」タブをクリックします。
3. 「信頼済みサイト」をクリックします。
4. 「サイト」をクリックします。
5. ワークステーションの TCP/IP アドレス (9.22.144.18 など) を信頼済み Web サイトのリストに追加します。
6. 「OK」をクリックして、「信頼済みサイト」ウィンドウを閉じます。
7. 「OK」をクリックして、「インターネット オプション」ウィンドウを閉じます。

Netscape 7.1 および Mozilla 1.x の場合:

1. ファイル all.js をブラウザーがインストールされているディレクトリーのサブディレクトリーで検索します。このファイルの Netscape 7.1 でのサンプル・パスは次のとおりです:
   c:\Program Files\Netscape\Netscape\defaults\pref\all.js
2. 次の行をファイルに追加します:
   pref("security.checkloaduri", false);
3. ブラウザーを再始動します。

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