インフォメーション・センター

ディスプレイ・エミュレーション・セッションでの印刷の機能

このオンライン・ヘルプ・ファイルでは、

以下はこのヘルプ・ファイル中のトピックへのリンクです。

  • 印刷機能
  • 印刷機能の可用性
  • 非 Java 印刷モードと Java 印刷モード
  • 非 Java 印刷モードと Java 印刷モードの可用性
  • ディスプレイ・エミュレーション・セッションでの印刷モードの切り替え
  • Java 印刷モードでの印刷オプションの構成
  • 非 Java 印刷モードでの印刷オプションの構成
  • 画面印刷の収集付き印刷モード
  • 印刷機能

    ディスプレイ・エミュレーション・セッション中に使用可能な印刷機能は以下の通りです。

    以下の表は、これらの印刷機能の簡単な説明です。
    印刷機能: アクション: ナビゲーション:
    画面印刷 現行画面の内容を印刷します。 「ファイル」 > 「画面印刷」
    画面収集の印刷 現行画面のイメージを画面イメージのリストに格納します (3270 ディスプレイ・セッションのみ)。
  • セッションの終了時に、リスト中のイメージをすべて印刷するか、イメージをすべて廃棄するか、あるいは Z and I Emulator for Web にイメージをすべて印刷させることができます。
  • Java 2 対応ブラウザーがある場合は、イメージを検討し、リストから選択したイメージを印刷し、さらに選択したイメージを削除することができます。
  • 詳しくは、「画面印刷の収集」を参照してください。
  • 「ファイル」 > 「画面印刷の収集」
    ZipPrint 現在表示された文書から一連の画面を自動的に印刷します (3270 ディスプレイ・セッションのみ)。詳しくは、「ZipPrint」を参照してください。 「ファイル」 > 「ZipPrint」

    印刷機能の可用性

    ただし、前述の説明から推測できるように、「画面印刷の収集」および「ZipPrint」は 3270 ディスプレイ・セッション中のみに使用可能です。次の表は、どのタイプのディスプレイ・セッション中にどの印刷機能が使用可能かを詳細に示しています。

    印刷機能: 3270 ディスプレイ・セッション: 5250 ディスプレイ・セッション: VT ディスプレイ・セッション: CICS ゲートウェイ・セッション:
    画面印刷 はい はい はい はい
    画面印刷の収集 はい いいえ いいえ いいえ
    ZipPrint はい いいえ いいえ いいえ
    上の表の情報は、Java 1 ブラウザーまたは Java 2 対応ブラウザーのいずれを実行中であっても真です。(しかし、「画面印刷の収集」から選択したイメージを印刷または削除するには、Java 2 対応ブラウザーを実行中でなければなりません。)

    非 Java 印刷モードと Java 印刷モード

    Z and I Emulator for Web は、ディスプレイ・エミュレーション・セッション中に次の 2 つの異なる印刷機能を使用します。

    非 Java 印刷モードで印刷する場合、Z and I Emulator for Web は拡張 Z and I Emulator for Web 印刷ライブラリーを使用します。これらの印刷ライブラリーは、最初は、Z and I Emulator for Web バージョン 8.0 で ZipPrint によって使用可能になります。それらは、3270 プリンター・セッションおよび 5250 プリンター・セッションとともに含まれている印刷ライブラリーが基になっています。例えば、非 Java 印刷モードでは以下ができます。

    ただし、Z and I Emulator for Web 印刷ライブラリーはテキストのみを処理し、グラフィックスを処理しません。したがって、非 Java 印刷モードを使用してホスト・グラフィックス (bitmaps、グラフィックス・イメージ、およびその他) を印刷することはできません。

    Java 印刷モードには、非 Java 印刷モードにはある拡張テキスト書式設定機能が欠けています。Java 印刷モードで印刷する場合、Z and I Emulator for Web は Java 印刷ライブラリーで使用可能な印刷機能のみを呼び出します。Java 印刷ライブラリーは、Web ブラウザーが Z and I Emulator for Web クライアントを実行するために使用する Java ランタイム環境 (JRE) に含まれています。Java 1 印刷ライブラリーの印刷機能はいくぶん基本的であり、Z and I Emulator for Web クライアントは Java 2 印刷ライブラリーの拡張印刷機能の多くの利点をまだ利用しません。したがって、Z and I Emulator for Web が Java 印刷モードを使用している場合は、拡張テキスト書式設定機能は使用不可です。(しかし、Java 2 対応ブラウザーを実行していて、Java 印刷モードを使用している場合は、ヘッダーをページに追加し、フッターをページに追加し、さらにシステム・プリンター構成ウィンドウを抑止できます。)

    非 Java 印刷モードと対照的に、Java 印刷モードはテキストのほかにグラフィックスも処理できます。

    次の表は、これらの相違のまとめです。

    機能: 非 Java 印刷モード: Java 印刷モード:
    ソース・ライブラリー: Z and I Emulator for Web 印刷ライブラリー
  • Java 1 印刷ライブラリー
  • Java 2 印刷ライブラリーの基本機能
  • ホスト・グラフィックスを印刷可能: いいえ はい
    ファイルへの出力、PDF 出力の生成、PDT の使用、およびその他が可能: はい いいえ

    非 Java 印刷モードと Java 印刷モードの可用性

    3270 ディスプレイ・セッションの場合:

    5250 ディスプレイ・セッション、VT ディスプレイ・セッション、または CICS ゲートウェイ・セッションの場合:

    画面印刷の収集および ZipPrint は、これらのセッション・タイプでは使用不可です (前述のセクション「印刷機能の可用性」を参照してください)。

    Java 1 ブラウザーまたは Java 2 対応ブラウザーのいずれを使用中であっても、上記の記述は真です。

    次の表は、各ディスプレイ・セッション・タイプで印刷機能ごとに対する非 Java 印刷モードと Java 印刷モードの可用性を示しています。

    印刷機能: 3270 ディスプレイ・セッション: 5250 ディスプレイ・セッション: VT ディスプレイ・セッション: CICS ゲートウェイ・セッション:
    画面印刷
  • 非 Java モード
  • Java モード
  • Java モードのみ Java モードのみ Java モードのみ
    画面印刷の収集
  • 非 Java モード
  • Java モード
  • (使用不可の機能) (使用不可の機能) (使用不可の機能)
    ZipPrint 非 Java モードのみ (使用不可の機能) (使用不可の機能) (使用不可の機能)

    ディスプレイ・エミュレーション・セッションでの印刷モードの切り替え

    ディスプレイ・エミュレーション・セッション中のデフォルトの印刷モードは Java 印刷モードです。

    印刷モードを切り替えるには、「ファイル」 > 「画面印刷設定」とクリックします。次に、Java 印刷モードを使用するには「はい」を、非 Java 印刷モードを使用するには「いいえ」をクリックします。「OK」をクリックして「画面印刷設定」ウィンドウをクローズし、選択した印刷モードを保管します。

    現行印刷モードは以下に影響を及ぼすことを忘れないでください。

    画面印刷の場合、実際に画面を印刷する (「ファイル」 > 「画面印刷」) 前には、印刷モードをいつでも切り替えることができます。画面印刷の収集の場合、保管リストから 1 つ以上の印刷を実際に開始する前には、印刷モードをいつでも切り替えることができます。

    Java 印刷モードでの印刷オプションの構成

    Java 印刷モードを選択し、Java 1 ブラウザーを実行中であると、Z and I Emulator for Web の構成ウィンドウを使用して Java 印刷モードのそれ以上の構成を実行することはできません。(しかし、印刷する場合は、オペレーティング・システムは印刷構成ウィンドウ (Microsoft Windows の場合は、システム印刷構成ウィンドウなど) を表示できます。)

    これとは対照的に、Java 印刷モードを選択し、Java 2 ブラウザーを実行中である場合は、「Z and I Emulator for Web 画面印刷設定」ウィンドウ (Java 印刷モードまたは非 Java 印刷モードを選択するのと同じウィンドウ) 上のコントロールを使用して、Java 印刷モードのさらなる構成を実行できます (「画面印刷設定」を参照してください)。

    非 Java 印刷モードでの印刷オプションの構成

    非 Java 印刷モードは 3270 ディスプレイ・セッション中のみ使用可能であることを忘れないでください。

    非 Java 印刷モードを選択すると、プリンター・セットアップおよびページ設定を構成できます。プリンター・セットアップを構成するには、「ファイル」「プリンター・セットアップ」をクリックしてください (「プリンター・セットアップ (3270 プリンター・セッション、5250 プリンター・セッション、3270 ディスプレイ・セッション)」を参照してください)。ページ設定を構成するには、「ファイル」 > 「設定」を参照してください (「ページ設定 (3270 プリンター・セッション、3270 ディスプレイ・セッション)」を参照してください)。

    画面印刷の収集付き印刷モード

    非 Java 印刷モードでは、「画面印刷の収集」から幾つかの画面イメージを同時に印刷すると、Z and I Emulator for Web は画面イメージを単一テキスト文書中の順次テキスト・ブロックとして取り扱います。

    これとは対照的に、Java 印刷モードでは、「画面印刷の収集」から幾つかの画面イメージを同時に印刷すると、Z and I Emulator for Web は 1 ページ当たりに 1 画面イメージを印刷します (「印刷モード」を参照してください)。

    関連トピック