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ディスプレイ・エミュレーション・セッション中に使用可能な印刷機能は以下の通りです。
印刷機能: | アクション: | ナビゲーション: |
---|---|---|
画面印刷 | 現行画面の内容を印刷します。 | 「ファイル」 > 「画面印刷」 |
画面収集の印刷 | 現行画面のイメージを画面イメージのリストに格納します (3270 ディスプレイ・セッションのみ)。 |
「ファイル」 > 「画面印刷の収集」 |
ZipPrint | 現在表示された文書から一連の画面を自動的に印刷します (3270 ディスプレイ・セッションのみ)。詳しくは、「ZipPrint」を参照してください。 | 「ファイル」 > 「ZipPrint」 |
ただし、前述の説明から推測できるように、「画面印刷の収集」および「ZipPrint」は 3270 ディスプレイ・セッション中のみに使用可能です。次の表は、どのタイプのディスプレイ・セッション中にどの印刷機能が使用可能かを詳細に示しています。
印刷機能: | 3270 ディスプレイ・セッション: | 5250 ディスプレイ・セッション: | VT ディスプレイ・セッション: | CICS ゲートウェイ・セッション: |
---|---|---|---|---|
画面印刷 | はい | はい | はい | はい |
画面印刷の収集 | はい | いいえ | いいえ | いいえ |
ZipPrint | はい | いいえ | いいえ | いいえ |
Z and I Emulator for Web は、ディスプレイ・エミュレーション・セッション中に次の 2 つの異なる印刷機能を使用します。
非 Java 印刷モードで印刷する場合、Z and I Emulator for Web は拡張 Z and I Emulator for Web 印刷ライブラリーを使用します。これらの印刷ライブラリーは、最初は、Z and I Emulator for Web バージョン 8.0 で ZipPrint によって使用可能になります。それらは、3270 プリンター・セッションおよび 5250 プリンター・セッションとともに含まれている印刷ライブラリーが基になっています。例えば、非 Java 印刷モードでは以下ができます。
Java 印刷モードには、非 Java 印刷モードにはある拡張テキスト書式設定機能が欠けています。Java 印刷モードで印刷する場合、Z and I Emulator for Web は Java 印刷ライブラリーで使用可能な印刷機能のみを呼び出します。Java 印刷ライブラリーは、Web ブラウザーが Z and I Emulator for Web クライアントを実行するために使用する Java ランタイム環境 (JRE) に含まれています。Java 1 印刷ライブラリーの印刷機能はいくぶん基本的であり、Z and I Emulator for Web クライアントは Java 2 印刷ライブラリーの拡張印刷機能の多くの利点をまだ利用しません。したがって、Z and I Emulator for Web が Java 印刷モードを使用している場合は、拡張テキスト書式設定機能は使用不可です。(しかし、Java 2 対応ブラウザーを実行していて、Java 印刷モードを使用している場合は、ヘッダーをページに追加し、フッターをページに追加し、さらにシステム・プリンター構成ウィンドウを抑止できます。)
非 Java 印刷モードと対照的に、Java 印刷モードはテキストのほかにグラフィックスも処理できます。
次の表は、これらの相違のまとめです。
機能: | 非 Java 印刷モード: | Java 印刷モード: |
---|---|---|
ソース・ライブラリー: | Z and I Emulator for Web 印刷ライブラリー |
|
ホスト・グラフィックスを印刷可能: | いいえ | はい |
ファイルへの出力、PDF 出力の生成、PDT の使用、およびその他が可能: | はい | いいえ |
3270 ディスプレイ・セッションの場合:
5250 ディスプレイ・セッション、VT ディスプレイ・セッション、または CICS ゲートウェイ・セッションの場合:
Java 1 ブラウザーまたは Java 2 対応ブラウザーのいずれを使用中であっても、上記の記述は真です。
次の表は、各ディスプレイ・セッション・タイプで印刷機能ごとに対する非 Java 印刷モードと Java 印刷モードの可用性を示しています。
印刷機能: | 3270 ディスプレイ・セッション: | 5250 ディスプレイ・セッション: | VT ディスプレイ・セッション: | CICS ゲートウェイ・セッション: |
---|---|---|---|---|
画面印刷 |
|
Java モードのみ | Java モードのみ | Java モードのみ |
画面印刷の収集 |
|
(使用不可の機能) | (使用不可の機能) | (使用不可の機能) |
ZipPrint | 非 Java モードのみ | (使用不可の機能) | (使用不可の機能) | (使用不可の機能) |
ディスプレイ・エミュレーション・セッション中のデフォルトの印刷モードは Java 印刷モードです。
印刷モードを切り替えるには、「ファイル」 > 「画面印刷設定」とクリックします。次に、Java 印刷モードを使用するには「はい」を、非 Java 印刷モードを使用するには「いいえ」をクリックします。「OK」をクリックして「画面印刷設定」ウィンドウをクローズし、選択した印刷モードを保管します。
現行印刷モードは以下に影響を及ぼすことを忘れないでください。
画面印刷の場合、実際に画面を印刷する (「ファイル」 > 「画面印刷」) 前には、印刷モードをいつでも切り替えることができます。画面印刷の収集の場合、保管リストから 1 つ以上の印刷を実際に開始する前には、印刷モードをいつでも切り替えることができます。
Java 印刷モードを選択し、Java 1 ブラウザーを実行中であると、Z and I Emulator for Web の構成ウィンドウを使用して Java 印刷モードのそれ以上の構成を実行することはできません。(しかし、印刷する場合は、オペレーティング・システムは印刷構成ウィンドウ (Microsoft Windows の場合は、システム印刷構成ウィンドウなど) を表示できます。)
これとは対照的に、Java 印刷モードを選択し、Java 2 ブラウザーを実行中である場合は、「Z and I Emulator for Web 画面印刷設定」ウィンドウ (Java 印刷モードまたは非 Java 印刷モードを選択するのと同じウィンドウ) 上のコントロールを使用して、Java 印刷モードのさらなる構成を実行できます (「画面印刷設定」を参照してください)。
非 Java 印刷モードは 3270 ディスプレイ・セッション中のみ使用可能であることを忘れないでください。
非 Java 印刷モードを選択すると、プリンター・セットアップおよびページ設定を構成できます。プリンター・セットアップを構成するには、「ファイル」「プリンター・セットアップ」をクリックしてください (「プリンター・セットアップ (3270 プリンター・セッション、5250 プリンター・セッション、3270 ディスプレイ・セッション)」を参照してください)。ページ設定を構成するには、「ファイル」 > 「設定」を参照してください (「ページ設定 (3270 プリンター・セッション、3270 ディスプレイ・セッション)」を参照してください)。
非 Java 印刷モードでは、「画面印刷の収集」から幾つかの画面イメージを同時に印刷すると、Z and I Emulator for Web は画面イメージを単一テキスト文書中の順次テキスト・ブロックとして取り扱います。
これとは対照的に、Java 印刷モードでは、「画面印刷の収集」から幾つかの画面イメージを同時に印刷すると、Z and I Emulator for Web は 1 ページ当たりに 1 画面イメージを印刷します (「印刷モード」を参照してください)。