ディスプレイ・エミュレーション・セッションのセッション・ウィンドウを印刷するには、次の 2 つの方法があります。
「画面印刷」は、3270 ディスプレイ・セッション、5250 ディスプレイ・セッション、VT ディスプレイ・セッション、および CICS ゲートウェイ・セッションで使用することができます。「ファイル」 > 「画面印刷」の順でクリックすると、画面または画面の一部の印刷がすぐに開始します。詳細については、以下のトピックを参照してください。
グラフィックス印刷は、3270 ディスプレイ・セッション、5250 ディスプレイ・セッション、および CICS ゲートウェイ・セッションで使用できます。画面または画面の一部をカラーで即時に印刷するには、「ファイル」 > 「グラフィックス印刷」をクリックします。
Windows スタイル選択を選択した場合、印刷は、選択した開始座標および終了座標からなる正方形になります。このオプションは、Java 印刷モードが有効でない場合は使用できません。
「画面印刷の収集」は 3270 ディスプレイ・セッションのみで使用可能です。「ファイル」 > 「画面印刷の収集」 > 「画面の収集」の順でクリックすると、後の印刷に備えて現行画面のイメージがイメージのリストに保管されます。詳細については、以下のトピックを参照してください。
ホスト・グラフィック (すなわち、ピクチャーやビットマップ・イメージなど) を印刷すると、そのイメージが拡大縮小されます。したがって、印刷イメージの縦横比は表示イメージの縦横比と異なることがあります。
オンライン・ヘルプ・ファイルの残りの部分では、以下のトピックを扱います。
AIX 上でのブラウザー JVM に問題があるため、「画面印刷」機能は AIX プラットフォームでは働きません。 |
Unix lp コマンドがありません
メニュー/ツールバーの修正
Z and I Emulator for Web の「画面印刷」機能では Java が提供するプログラミング・インターフェースを使用しますが、Linux など一部の UNIX ベース・オペレーティング・システムではこのインターフェースが機能しません。プログラミング・インターフェースの実装では、UNIX の lp コマンドを使用しますが、これは、いくつかの UNIX ベースのオペレーティング・システム上では使用できません。
この問題の回避策は次のとおりです。
cd /usr/bin」と入力します。
ln -s lpr lp」と入力します。
Unix システムで、出力がプリンターに向けられた時に「Z and I Emulator for Web 画面印刷」メニューおよびツールバー・オプションが機能しない場合には、次のようにすることができます。
LPR -Pprinterqueue filename
です。例えば、LPR -P51pcl /home/usr.txt
のようにします。通常、ユーザーは、以下のステップによって画面のマーク域を印刷することができます。
マークされた区域の印刷を無効にすることができます。そうすると、画面全体が印刷 (または収集) されます。このオプションを無効にすると、ユーザーがマーク付け長方形を使用して区域をマークしても、Z and I Emulator for Web は常に画面全体を印刷または収集します。
マークされた区域の印刷を無効にするには、デプロイメント・ウィザードまたはクライアントの HTML ページで HTML パラメーター markedAreaPrintingEnabled
を false に設定します。クライアントの HTML ページで、このパラメーターを次のように追加します。
<PARAM NAME=markedAreaPrintingEnabled VALUE=false>