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プロキシー・サーバー

プロキシー・プロパティー

プロキシー・タイプ
プロキシー・サーバー名
プロキシー・サーバー・ポート

プロキシー認証のプロパティー

プロキシー認証メソッド
プロキシー・ユーザー ID
プロキシー・パスワード

プロキシー SSL プロパティー

プロキシー・プロパティー

セッションが HTTP または Socks プロキシー・サーバーを通してホスト・システムに接続する場合には、 次のプロキシー・サーバーのプロパティーを指定してください。

プロキシー・タイプ
Z and I Emulator for Web セッションは、プロキシー・サーバーを介してホスト・システムに接続できます。プロキシー・サーバーは、アプリケーションがファイアウォールをまたいで透過的に通信できるようにします。プロキシー・サーバーは、Z and I Emulator for Web セッションに代わってホストに接続し、 セッションとホスト・システムの間でデータを中継します。

ホスト・セッションで使用するプロキシー・サーバーのタイプを指定します。以下のいずれかを選択してください。

デフォルトのブラウザー設定
このセッションは、セッションが実行される Web ブラウザーのプロキシー設定を使用します。
多くの Web ブラウザーで使用されている Java 仮想マシン (JVM) は、 Socks バージョン 4 接続のみをサポートします。使用しているプロキシー・サーバーが Socks バージョン 5 をサポートしており、 そのすべての機能 (認証、拡張 IP アドレス・サポートなど) を使用したい場合は、 デフォルトのブラウザー設定を使用しないでください。代わりに、プロキシーのタイプとして Socks v5 を選択します。
HTTP プロキシー
セッションは、HTTP プロキシー・サーバーを介してのみ接続し、 Web ブラウザーで定義されたプロキシー設定をオーバーライドします。
Socks v4
セッションは、Socks バージョン 4 プロキシー・サーバーを介してのみ接続し、 Web ブラウザーで定義されたプロキシー設定をオーバーライドします。Socks バージョン 4 プロキシー・サーバーは、Z and I Emulator for Web クライアントに代わってホスト・システムに接続し、クライアントとホスト・システムの間でデータを伝送します。
Socks v5
セッションは、Socks バージョン 5 プロキシー・サーバーを介してのみ接続し、 Web ブラウザーで定義されたプロキシー設定をオーバーライドします。Socks バージョン 5 には、Socks バージョン 4 の機能が完全に組み込まれており、 加えて、プロキシー・サーバーに対する認証、IP バージョン 6 アドレッシング、 ドメイン・ネーム、およびその他のネットワーク機能をサポートしています。
Socks v5 が使用できない場合は v4
セッションは、最初に Socks バージョン 5 を使用して接続しようとします。  しかし、プロキシー・サーバーが Socks バージョン 5 をサポートしていない場合は、 セッションは Socks バージョン 4 を使用して接続します。  どちらの場合も、セッションは、Web ブラウザーで定義されたプロキシー設定をオーバーライドします。
ディスプレイ・セッション用 HTTP プロキシー
ディスプレイ・セッション用に HTTP プロキシーへのセキュアな Secure Socket Layer (SSL) 接続を確立できるようサポートが追加されました。ディスプレイ・セッション・プロパティーの「プロキシー・サーバー」パネルでプロキシー SSL についてのオプションを構成できます。これは SSLv3 のみです。TLS は、サポートされていません。HTTP プロキシーによって使用される証明書が、VeriSign や Thawte などの有名な認証局からのものである場合、WellKnownTrustedCAs ファイルが使用されます。HTTP プロキシーによって使用される証明書が自己署名証明書である場合、Z and I Emulator for Web 証明書管理ユーティリティー (IKEYMAN) を使用して、その証明書を CustomizedCAs.p12 ファイルに追加する必要があります。「プロキシー認証メソッド」は「なし」または「ベーシック」のどちらかに設定できます。この SSL サポートは HTTP プロキシーに対してのみであり、SOCKS プロキシーはサポートされません。これは IBM HTTP Server 6.1 を使用してテスト済みです。

プロキシーのタイプとして「デフォルトのブラウザー設定を使用」を選択した場合には、 プロキシー・サーバー名とプロキシー・サーバー・ポートは使用できません。

プロキシー・サーバー名
HTTP または Socks プロキシー・サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。

プロキシー・サーバー・ポート
HTTP または Socks プロキシー・サーバーの TCP ポート番号を入力します。

プロキシー認証のプロパティー

次のフィールドは、プロキシー・タイプとして HTTP Proxy、Socks v5、または (v5 が使用できない場合に) Socks v4 を選択している場合にしか使用できません。

プロキシー認証メソッド
Z and I Emulator for Web セッションとプロキシー・サーバー間の認証メソッドを指定します。以下のいずれかを選択します。

ベーシック (HTTP のみ)
Z and I Emulator for Web セッションは、HTTP プロキシー・サーバーにユーザー ID とパスワードを提供します。
平文 (Socks v5 のみ)
Z and I Emulator for Web セッションは、Socks プロキシー・サーバーに暗号化されていないユーザー ID とパスワードを提供します。
なし
Z and I Emulator for Web セッションは、HTTP プロキシーまたは Socks サーバーにユーザー ID とパスワードを提供しません。
プロキシー認証メソッドとして基本テキストまたは平文を選択した場合には、ユーザー ID とパスワードを指定する必要があります。

プロキシー・ユーザー ID
Z and I Emulator for Web セッションが HTTP または Socks プロキシー・サーバーの認証用に提供するユーザー ID を指定します。

プロキシー・パスワード
Z and I Emulator for Web セッションが HTTP または Socks プロキシー・サーバーの認証用に提供するパスワードを指定します。

HTTP または Socks プロキシー・サーバーがユーザー ID とパスワードを要求している場合、ここで入力しないとサーバーは接続時にそれらを要求するプロンプトを出します。

プロキシー SSL プロパティー

このオプションは、 ディスプレイ・セッション用に HTTP プロキシーへのセキュアな Secure Socket Layer (SSL) 接続を確立するためのものです。ディスプレイ・セッション・プロパティーの「プロキシー・サーバー」パネルでプロキシー SSL についてのオプションを構成できます。HTTP プロキシーによって使用される証明書が、VeriSign や Thawte などの有名な認証局からのものである場合、WellKnownTrustedCAs ファイルが使用されます。HTTP プロキシーによって使用される証明書が自己署名証明書である場合、Z and I Emulator for Web 証明書管理ユーティリティー (IKEYMAN) を使用して、その証明書を CustomizedCAs.jks ファイルに追加する必要があります。「プロキシー認証メソッド」は「なし」または「ベーシック」のどちらかに設定できます。この SSL サポートは HTTP プロキシーに対してのみであり、SOCKS プロキシーはサポートされません。

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