画面印刷設定

「画面印刷設定」ウィンドウは、画面印刷、ホストで開始されたローカル・コピー、 および画面収集機能を制御します。

「画面印刷設定」ウィンドウは、次の 2 つの異なるコンテキストで表示されます。

• セッション構成:
  3270 ディスプレイ・セッション、5250 ディスプレイ・セッション、VT ディスプレイ・セッション、または CICS ゲートウェイ・セッションを構成しているとき、そのセッションの Java レベルが Java 2 に構成され、「画面」 > 「画面印刷」 > 「画面印刷設定 (Java 2)」の順でクリックします。
• ランタイム:
  3270 ディスプレイ・セッション、5250 ディスプレイ・セッション、VT ディスプレイ・セッション、または CICS ゲートウェイ・セッションを実行し、Java 1 または Java 2 対応ブラウザーを使用しているとき、「ファイル」 > 「画面印刷設定」の順でクリックします。

「画面印刷設定」ウィンドウでの選択:

• 画面印刷と画面印刷の収集の両方に影響します (ZipPrint には影響しません) - 3270 ディスプレイ・セッションを実行または構成している場合。
• 画面印刷のみに影響します - 5250 ディスプレイ・セッション、VT ディスプレイ・セッション、または CICS ゲートウェイ・セッションを実行または構成している場合 (画面印刷の収集と ZipPrint は、これらのセッション・タイプでは使用不可です)。

セッションを構成 している場合は、選択したオプションがユーザーのデフォルト・オプションになります。セッション構成でこのオプションをロックしない限り、ユーザーはこのデフォルト・オプションを実行時にオーバーライドすることができます。

セッションを実行 している場合は、次回に画面を実際に印刷したとき (「ファイル」 > 「画面印刷」)、画面印刷に影響します。次回に保管リストからイメージの印刷を実際に開始したときは (例えば、「画面印刷の収集」 > 「コレクションの印刷および削除」など)、画面印刷の収集に影響します。

Java 印刷モードの使用 (「はい」または「いいえ」)

この 1 対のラジオ・ボタンが表示されるのは、3270 ディスプレイ・セッションを構成または実行している場合だけです。(一方、5250 ディスプレイ・セッション、VT ディスプレイ・セッション、または CICS ゲートウェイ・セッションを構成または実行している場合は、印刷モードが常に Java 印刷モードとなり、この印刷モードは変更できません。)

Java 印刷モードを使用するには「はい」を、非 Java 印刷モードを使用するには「いいえ」を選択します。これらの印刷モードの詳細については、「非 Java 印刷モードと Java 印刷モード」を参照してください。

3270 ディスプレイ・セッションを構成または実行しているときに、「いいえ」(非 Java 印刷モード) を選択すると、「画面印刷設定」ウィンドウ上のオプションの残りが使用不可になります。ページ設定またはプリンター・セットアップを非 Java 印刷モード用に構成するには、そのセッションを開始して、「ファイル」 > 「プリンター・セットアップ」または「ファイル」 > 「ページ設定」をクリックします。

3270 ディスプレイ・セッションを構成または実行しているときに「はい」(Java 印刷モード) を選択するか、5250 ディスプレイ・セッション、VT ディスプレイ・セッション、または CICS ゲートウェイ・セッション (Java 印刷モードのみを使用) を構成または実行していると、「画面印刷設定」ウィンドウ上のオプションの残りが使用可能になります。

ホストで開始された画面コピーを使用可能にする (「はい」または「いいえ」 )

この 1 対のラジオ・ボタンが表示されるのは、3270 ディスプレイ・セッションを構成または実行している場合だけです。

TN3270 サーバーに接続している場合、ホストで開始された画面コピー要求は常に許可されます。TN3270E サーバーに接続している場合、この要求は、ホスト要求 (WCC 印刷ビット) が BIND コマンドと UNBIND コマンドの間にある場合 (LU-LU セッション) にのみ許可されます。詳しくは、IBM 3270 データ・ストリームの資料を参照してください。 TN3270E セッション接続が中断されて再確立された場合、ホストで開始された画面コピー は、次の BIND を受信するまで許可されません。

ホストで開始された画面コピーを使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。  これは、デフォルトです。

ヘッダー

印刷出力にページ・ヘッダーを入れるには、以下のオプションを使用します。

• 位置
  リスト・ボックスを展開して、次のいずれかを選択してください。
  • 左 (左ページ・マージンに合わされます)
  • 右 (右ページ・マージンに合わされます)
  • 中央
• テキスト
  ページ・ヘッダーとして使用したいテキストを入力してください。特殊文字シーケンスを使用して、時刻、日付、およびその他の情報をヘッダーのテキストに入れることができます (「ヘッダーおよびフッター用の特殊文字シーケンス」を参照)。

フッター

印刷出力にページ・フッターを入れるには、以下のオプションを使用します。

• 位置
  リスト・ボックスを展開して、次のいずれかを選択してください。
  • 左 (左ページ・マージンに合わされます)
  • 右 (右ページ・マージンに合わされます)
  • 中央
• テキスト
  ページ・フッターとして使用したいテキストを入力してください。特殊文字シーケンスを使用して、時刻、日付、およびその他の情報をフッターのテキストに入れることができます (「ヘッダーおよびフッター用の特殊文字シーケンス」を参照)。

ヘッダーおよびフッター用の特殊文字シーケンス

ヘッダーやフッターに時刻、日付、ページ番号、またはある種の文字を入れるには、以下の表にある特殊文字シーケンスを使用します。 

カラー印刷

これらのオプションを使用して、カラー印刷を使用します。

• カラーで印刷 (「はい」または「いいえ」)
  

  カラー印刷を使用可能にするには「はい」を選択します。

• 背景色の印刷
  3270、5250、および CICS セッションの場合は、リスト・ボックスを展開して、次のいずれかを選択してください。
  • いいえ - 背景色は印刷されません。前景色のみ印刷されます。
  • はい (画面背景以外) - 背景が画面背景色と同じでない場合のみ背景を印刷します。
  • はい (すべて) - 画面背景を含むすべての背景を印刷します。

  3270 セッションでは、「Java 印刷モードの使用」が「はい」に設定されている場合のみカラー印刷が使用可能になります。 「アクティブ・フィールド」が強調表示に設定されているかどうかに関わらず、アクティブ・フィールドに定義されているところは、カラー印刷されません。アクティブ・フィールドがオフになっている場合と同じように印刷されます。


VT セッションの場合は、リスト・ボックスを展開して、次のいずれかを選択してください。
• いいえ - 背景色は印刷されません。前景色のみ印刷されます。
• はい (画面背景以外) - 背景が通常背景色と同じでない場合のみ背景を印刷します。
• はい (すべて) - 通常背景を含むすべての背景を印刷します。

通常背景は、通常文字属性の背景色の背景色に定義されます。

印刷時に印刷ダイアログを非表示にする

「はい」をクリックすると、Java 印刷モードで印刷を開始したとき (「印刷」 > 「画面」など)、Z and I Emulator for Web はシステム・プリンター構成ウィンドウ (例えば、Windows を実行しているワークステーションの場合は「印刷」ウィンドウ) を表示しませんが、代わりに印刷操作を即時に起動します。

「いいえ」をクリックすると、印刷を開始するたびに、Z and I Emulator for Web はシステム・プリンター構成ウィンドウを表示します。

1 ページ当たり複数画面印刷の使用*

このオプションを選択すると、1 ページ当たり複数の画面を印刷できます。例えば、ページ当たり 2 画面または 4 画面です。ページ・サイズが小さくて選択した数の画面が入りきらない場合は、エラーが発生します。

ページ・セットアップ

「ページ設定」をクリックすると「ページ設定」ウィンドウが表示されます (「ページ設定 (Java 印刷モード)」を参照)。

プリンター

「プリンター」をクリックするとシステム・プリンター構成ウィンドウが表示されます。

関連トピック:

• ページ設定 (Java 印刷モード)
• ディスプレイ・エミュレーション・セッションでの印刷の機能
• 画面印刷
• 非 Java 印刷モードと Java 印刷モード
• ディスプレイ・エミュレーション・セッションでの印刷モードの切り替え
• Java 印刷モードでの印刷オプションの構成
• 非 Java 印刷モードでの印刷オプションの構成