機能を使用不可にする
「機能を使用不可にする」ウィンドウでは、Z and I Emulator for Web 管理者または Database On-Demand 管理者が Z and I Emulator for Web クライアントまたは Database On-Demand クライアントのユーザー・インターフェースから 1 つ以上の機能を除去することができます。除去した機能は、ユーザーが利用できなくなります。
「機能を使用不可にする」ウィンドウは、2 つの構成ユーティリティーから開くことができます。
- デプロイメント・ウィザードから、または
- 管理ユーティリティーから。
ただし、クライアント用にセッションを構成するために使用する同じ構成ユーティリティーから「機能を使用不可にする」ウィンドウを開く必要があります。具体的には、次のとおりです。
- デプロイメント・ウィザードから機能を使用不可にすることは、HTML ベースの Z and I Emulator for Web クライアントの場合にのみ行われます。
- 管理ユーティリティーから機能を使用不可にすることは、HTML ベースの Z and I Emulator for Web クライアントを除くすべてのエンド・ユーザー・クライアントの場合に行われます。
「エンド・ユーザー・クライアントの機能を使用不可にする」を参照してください。
「機能を使用不可にする」ウィンドウを開くには、次のようにします。
- デプロイメント・ウィザードから:
- 「構成モデル」ページで、HTML ベース・モデルが選択されていることを確認します。
- 「ホスト・セッション」ページにナビゲートします。
- 「機能を使用不可にする」をクリックします。
- 管理ユーティリティーから:
- 管理ユーティリティーの左ペインで、「ユーザー/グループ」をクリックします。
- 右ペインで、機能を使用不可にしたい対象ユーザーまたはグループを右クリックします。
- 「機能を使用不可にする」をクリックします。
このヘルプ・ファイルの残りのセクションは次のとおりです。
一般情報
設定の継承
全般情報
次のように、クライアント・ユーザー・インターフェースのほとんどすべての機能を使用不可にすることができます。
- Z and I Emulator for Web クライアント・デスクトップの場合:
- Database On-Demand クライアント・デスクトップの場合:
- Z and I Emulator for Web クライアントのディスプレイ・エミュレーション・セッションまたはプリンター・エミュレーション・セッションの場合:
- セッション・ウィンドウのプルダウン・メニューにある機能
- セッション・ウィンドウのツールバーにある機能
- Z and I Emulator for Web クライアントまたは Database On-Demand クライアントの SQL ウィザードまたは File Upload ウィザードの場合:
- SQL ウィザードのタブまたはウィンドウにある機能
- File Upload ウィザードのタブまたはウィンドウにある機能
Z and I Emulator for Web クライアントのセッションに適用される機能を使用不可にする場合:
- HTML ベースの Z and I Emulator for Web クライアントの場合は、クライアント・デスクトップに対して構成したすべてのセッションで機能が使用不可になります。
- 構成サーバー・ベースの Z and I Emulator for Web クライアントおよび複合モデル Z and I Emulator for Web クライアントの場合は、現在選択されているユーザーまたはグループに対して構成したすべてのセッションで機能が使用不可になります。
SQL ウィザードまたは File Upload ウィザードに適用される機能を使用不可にする場合:
- 機能は、以下を含むすべてのエンド・ユーザー・クライアントにおけるすべての SQL ステートメントおよびすべての File Upload ステートメントで使用不可になります。
- 3 つすべてのモデルで Z and I Emulator for Web クライアントは次のように機能します。
- HTML ベース・モデル
- サーバー・ベース・モデルの構成
- 結合モデル
- Database On-Demand クライアント
機能を使用不可にすると、クライアントは (ボタンまたはメニュー項目を使用不可として表示するだけでなく) ユーザー・インターフェースからボタンまたはメニュー項目を完全に除去します。使用不可にされた機能がショートカット・キーと関連付けられている場合は、そのショートカット・キーも機能から切り離されます。
残念ながら、機能を使用不可にしても、ダウンロード・サイズを減らすことはできません。ただし、ユーザー定義の Z and I Emulator for Web クライアントの場合は、最もよく使用されるモジュールを Z and I Emulator for Web クライアントにプリロードさせることによって、ダウンロード・サイズを管理することができます (「プリロード・オプション」を参照)。
Z and I Emulator for Web クライアントの場合は、「機能を使用不可にする」ウィンドウで機能を使用不可にすることと、セッション・プロパティー・ウィンドウで値をロックすることとを混同しないようにしてください。
- 「機能を使用不可にする」ウィンドウで機能を使用不可にした場合は、クライアントのユーザー・インターフェースから機能が除去されます。
- これとは対照的に、セッション・プロパティー・ウィンドウで値をロックした場合は、指定した値をセッションが常に使用し、ユーザーはその値を変更できません。通常、ユーザーはロックされた値をクライアント・ユーザー・インターフェース内のその通常位置で確認できますが、ロックされた値は使用不可になるので、ユーザーはその値を変更できません。
設定の継承
管理ユーティリティーから「機能を使用不可にする」ウィンドウを開いて、グループの機能を使用可能または使用不可にするときには、そのグループのメンバーはそのグループの設定を継承できます。「グループからの設定の継承」を参照してください。
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