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テキスト送信オプション (i5/OS および OS/400)

オプションには以下のものがあります。

ASCII
このオプションは、テキスト・ファイルおよび ASCII から EBCDIC に変換したいファイルに使用します。これは SBCS 言語、中国語 (繁体字)、および韓国語に有効です。PC の 1 バイト・コードは EBCDIC コードに変換されます。DBCS の場合には、DBCS フィールドにシフトイン/シフトアウト (SI/SO) 文字を挿入します。


JISCII
このオプションは日本語 DBCS セッションの場合にだけ有効で、1 バイト・コードを EBCDIC に、 2 バイト・コードを IBM 漢字に変換します。JISCII は、DBCS フィールドにシフトイン/シフトアウト (SI/SO) 文字を挿入します。


UNICODE (エンコード)
このオプションによって、ホストに (UNICODE で保管された) テキスト・ファイルを送信し、そのデータを UNICODE から EBCDIC に変換できます。エンコード・オプションとして UCS2 または UTF8 のいずれかを指定できます。どちらも指定しない場合には、デフォルトの UCS2 が使用されます。


CRLF
復帰 (CR) と改行 (LF)。CRLF (x'0D0A') は各行の終わりから除去されます。EOF (x'1A') は、 ファイルの終わりから除去されます。


NOSO
このオプションは DBCS 専用で、JISCII または ASCII オプションと一緒に使用された場合にのみ有効です。NOSO は DBCS フィールドの前後の SO (x'0E') および SI (x'0F') の変換を防ぎます。また、RS (x'1E') および US (x'1F') から SO (x'0E') および SI (x'0F') への変換も防ぎます。


APPEND
転送されたファイルは、同じ名前をもつ既存のホスト・ファイル (存在する場合) に付加されます。「APPEND」を指定しないと、 転送されたファイルで既存のホスト・ファイルが上書きされます。


NEW
ファイルが既に存在する場合には、転送が停止されます。このオプションは、誤って既存ファイルを削除することを防ぐために使用することができます。


DSTADDR(dstaddr)
このオプションは、ファイル転送に使用する宛先アドレスを指定します。


USERID(usr)
このオプションは、ファイル転送に使用するユーザー ID を指定します。


PASSWORD(pwd)
このオプションは、ファイル転送に使用するパスワードを指定します。


SRC
このオプションは、転送に使用される i5/OS または OS/400 ファイル・タイプを指定します。ホスト・ファイルが存在しない場合は、ファイル・タイプ「ソース物理ファイル」で新規ファイルが作成されます。このオプションは、QSYS ライブラリー・ファイル・システムのファイルにのみ適用されます。


DTA
このオプションは、転送に使用される i5/OS または OS/400 ファイル・タイプを指定します。ホスト・ファイルが存在しない場合は、ファイル・タイプ「物理データ・ファイル」で新規ファイルが作成されます。このオプションは、QSYS ライブラリー・ファイル・システムのファイルにのみ適用されます。
 
PROGRESS/NOPROGRESS
ホスト・ファイル転送でファイルを送信または受信すると、デフォルトで ファイル進行標識が表示されて、各ファイル転送の進行状況が追跡されます。  現在は、Z and I Emulator for Web で、後述の PROGRESS/NOPROGRESS オプションを使用して進行標識を表示するかどうかを制御できます。
PROGRESS
ホストへ送信またはホストから受信中のファイルに対して ファイル進行標識が表示されることを示します。

注:オプションを入力しないと、ファイル転送で進行標識が表示されます。
NOPROGRESS
ファイル転送で進行標識が表示されないことを示します。

注:
  • このオプションは、ファイル定義ごとに制御できます。  
  • NOPROGRESS オプションをデフォルトにしたい場合には、「ファイル転送の デフォルト」の下にこのオプションを入力します。
  • 送信中にエラーが起こると、ファイル転送状況が表示されます。
 
LRECL(n)
このオプションは、i5/OS または OS/400 オペレーティング・システムでファイルを作成する時の論理レコード長を指定します。次の値を持つことができます。



Microsoft Internet Explorer のユーザーには、ファイルを i5/OS または OS/400 オペレーティング・システムに転送しているときに、java コンソールに次のエラー・メッセージが表示されることがあります。
  com.ms.SecurityExceptionEx[com/ibm/as400/access/SystemProperties/GetProperty]: システム・プロパティーにアクセスできません: com.ibm.as400.Trace.category

このメッセージは無視できます。Java コンソールからエラー・メッセージを除去したい場合は、Z and I Emulator for Web サーバー・ディレクトリー (例えば C:\Program Files\HCL\ZIEForWeb\ZIEWeb\) を使用して、Windows レジストリー項目 My Computer¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Java VM¥classpath を更新できます。