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バイナリー送信オプション (i5/OS および OS/400)

オプションには以下のものがあります。

CRLF
復帰 (CR) と改行 (LF)。CRLF (x'0D0A') が各レコードの終わりから除去されます。EOF (x'1A') は、 ファイルの終わりから除去されます。


APPEND
転送されたファイルは、同じ名前 (さらに、VM/CMS ではタイプとモード) をもつ既存のホスト・ファイルが存在する場合には、それに付加されます。「APPEND」を指定しないと、 転送されたファイルで既存のホスト・ファイルが上書きされます。


NEW
ファイルが既に存在する場合には、転送が停止されます。このオプションは、誤って既存ファイルを削除することを防ぐために使用することができます。


DSTADDR(dstaddr)
このオプションは、ファイル転送に使用する宛先アドレスを指定します。


USERID(usr)
このオプションは、ファイル転送に使用するユーザー ID を指定します。


PASSWORD(pwd)
このオプションは、ファイル転送に使用するパスワードを指定します。


SRC
このオプションは、転送に使用される i5/OS または OS/400 ファイル・タイプを指定します。ホスト・ファイルが存在しない場合は、ファイル・タイプ「ソース物理ファイル」で新規ファイルが作成されます。このオプションは、QSYS ライブラリー・ファイル・システムのファイルにのみ適用されます。


DTA
このオプションは、転送に使用される i5/OS または OS/400 ファイル・タイプを指定します。ホスト・ファイルが存在しない場合は、ファイル・タイプ「物理データ・ファイル」で新規ファイルが作成されます。このオプションは、QSYS ライブラリー・ファイル・システムのファイルにのみ適用されます。


SAVF
このオプションは、ファイル送信に使用される i5/OS または OS/400 ファイル・タイプを指定します。ホスト・ファイルが存在しない場合には、 ファイル・タイプ「保管ファイル」で新規ファイルが作成されます。このオプションを指定する場合には、転送モードはバイナリーでなければなりません。また、このオプションが適用されるのは、QSYS ライブラリー・ファイル・システムの下のファイルだけです。


LRECL(n)
このオプションは、i5/OS または OS/400 オペレーティング・システムでファイルを作成する時の論理レコード長を指定します。次の値を持つことができます。



Microsoft Internet Explorer のユーザーには、ファイルを i5/OS または OS/400 オペレーティング・システムに転送しているときに、java コンソールに次のエラー・メッセージが表示されることがあります。
  com.ms.SecurityExceptionEx[com/ibm/as400/access/SystemProperties/GetProperty]: システム・プロパティーにアクセスできません: com.ibm.as400.Trace.category

このメッセージは無視できます。Java コンソールからエラー・メッセージを除去したい場合は、Z and I Emulator for Web サーバー・ディレクトリー (例えば C:\Program Files\HCL\ZIEForWeb\ZIEWeb\) を使用して、Windows レジストリー項目 My Computer¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Java VM¥classpath を更新できます。