i5/OS および OS/400 プロキシー・サーバーの構成
プロキシー・サーバーを使用するには、Z and I Emulator for Web サーバー上のプロキシー・サーバーを使用可能にする必要があります。プロキシー・サーバーを使用する利点の 1 つは、ファイルを iSeries システムに転送するときにファイアウォールを通じてポートが 1 つだけ開くことです。すべてのデータは指定された構成済みポートを通してフローされます。デフォルト・ポートは 3470 です。プロキシー・サーバーが使用できないときには、複数のポートが使用されます。
i5/OS および OS/400 プロキシー・サーバーを構成するには、次のようにしてください。
- 「管理」ウィンドウの「サービス」をクリックします。
- OS/400 プロキシー・サーバーを選択します。
- 「はい」をクリックしてプロキシー・サーバーを使用可能にします。
- サーバー・ポートおよび最大接続数を入力します。
- 「適用」をクリックします。
制限
- SSL が使用可能な場合には、 iSeries へのファイル転送用にクライアントおよびホスト間でデータを暗号化するためにサーバー認証が使用されます。ただし、SSL とプロキシー・サーバーの両方を使用可能にすると、暗号化はプロキシー・サーバー (Z and I Emulator for Web サーバー) からホスト (iSeries) に対してのみ行われます。データはクライアント側 (クライアントからプロキシー・サーバーへ) では暗号化されません。
- 構成サーブレットを使用してファイアウォール上でどのポートも開かないようにする場合でも、5250 ファイル転送および Database On-Demand の構成済みプロキシー・サーバー・ポートを使用可能にする必要があります。
- 使用可能なプロキシー・サーバーによる SAVF タイプ・ファイルの転送はサポートされていません。
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