国別言語環境で実行されている Z and I Emulator for Web で、以下の問題が検出されました。
これらのブラウザーの JVM は現在ユーザー定義文字の表示または入力をサポートしていませんが、代替方法があります。
Internet Explorer 4.0 (Windows 98 および Windows NT 版) には独自の機能があります。ユーザー定義文字を作成するには外字エディターを使用してください。(このエディターにアクセスするには、「スタート」 > 「プログラム」 > 「アクセサリー」をクリックします。)
Netscape 4 for Windows および HotJava for Windows では、ブラウザーのフォント・プロパティー・ファイルを変更して、文字セット変換のクラスを登録する必要があります。詳細については、インストール後に \ZIEForWeb\zieweb\samples\fonts\dbcs_udc
ディレクトリー中のファイルを参照してください。これには、文字セット変換用のサンプル・クラス、サンプル・フォント・プロパティー・ファイル、および指示が入っています。
Z and I Emulator for Web ユーザーは、ホストおよびローカル・ワークステーション間で UDC (ユーザー定義文字) を再マップできます。Z and I Emulator for Web サーバーは UDC マッピング・エディターを提供します。ユーザーは、このエディターを使用して、ホストとローカル・ワークステーション間のユーザー定義文字のマッピングを変更できます。ユーザーは、セッション (3270、5250、3270 ホスト印刷) を開始する前に、 デフォルトのマッピングの代わりにカスタマイズされた UDC マッピングを使用するために、 このセッションの構成プロパティーを編集できます。
ユーザー定義文字 (UDC) のホスト印刷サポートの場合には、ユーザーは UDC フォント・イメージ・ファイルを準備してください。サーバーでは、このファイルはクライアントがアクセスできるように \ZIEForWeb\zieweb\fonts\
ディレクトリーになければなりません。ローカルにインストールされたクライアントでは、 このファイルは \ZIEForWeb\lib\fonts
ディレクトリーになければなりません。
Windows 98 または NT では、w32udcnv.exe ユーティリティーを実行して Windows ユーザー定義フォントを使用可能なフォント・イメージ・ファイルに変換する必要があります。ユーティリティーは Z and I Emulator for Web CD の udc
ディレクトリーにあります。これは、インストール中にサーバーまたはクライアントにコピーされません。このユーティリティーの使い方は以下のとおりです。
プラットフォーム | フォント・イメージのファイル名 | ||
---|---|---|---|
日本語 Windows | jpn24.fnt | ||
韓国語 Windows | kor24.fnt | ||
中国語 (簡体字) Windows | chs24.fnt | ||
中国語 (繁体字) Windows | cht24.fnt |
\ZIEForWeb\zieweb
(または lib
) ¥fonts
ディレクトリーにコピーします。 OS/2 サーバーでは、OS/2 フォント・イメージ・ファイル $SYS1Z24.FNT を \ZIEForWeb\zieweb\fonts
ディレクトリーにコピーし、上記のテーブルに従って名前を変更します。
日本語 Windows 2000 では、Windows のユーザー定義フォントを使用可能フォント・イメージ・ファイルに変換するためのユニコード・バージョン・ユーティリティー w32udcnvw.exe が提供されます。このユーティリティーを使用して Windows 2000 上の UDC を変換した場合には、ユニコードによって定義されたすべての UDC が変換されます。Z and I Emulator for Web は、ローカル・ワークステーション・コードで定義された UDC (合計で 1880 文字) だけでなく、ホスト UDC を含めユニコードで定義された UDC (930/939 の場合は 0x6941-0x89BD、1390/1399 の場合は 0x6941-0x7FFE) も印刷できます。
Windows プラットフォームでは、3270 ディスプレイ・セッションまたは 5250 ディスプレイ・セッションが ユーザー定義文字 (UDC) マッピング・テーブルを使用するように構成されていて、そのセッションが Java 2 対応 ブラウザーで実行される場合には、すべてのブラウザーで UDC 文字を表示できるように、少なくとも次のレベルの Java 2 プラグインが使用されていなければなりません。