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マクロ管理プログラムの練習

この練習では、マクロ管理プログラムの記録機能について説明します。ホスト・アプリケーションはさまざまであるため、 このステップがすべてのホスト・アプリケーションに当てはまるとは限りません。ユーザーの特定アプリケーション用にマクロをカスタマイズするのは、ユーザー次第です。

この練習では、IBM の OfficeVision/VM アプリケーションを使用しています。ユーザーのホストが OfficeVision を使用している場合は、非常に便利です。そうでない場合は、ユーザー独自のアプリケーション用にマクロをカスタマイズするガイドが、 イタリック体 のコメントで記載されています。メニュー・アプリケーションは、この練習に最適です (ISPF は、TSO で使用している場合は、適しています)。開始する前に、セッションが開始されていること、 およびご使用のホスト・システムにログオンしていることを確認してください。

必要な場合は、忘れずに「ヘルプ」ボタンをクリックしてください!

  1. ツールバーで「マクロ管理プログラム」をクリックします。
  2. 「記録」をクリックします。
  3. 「新規 (New)」をクリックする。
  4. 以下の情報を入力してください。
  5. 「OK」をクリックします。これで、記録モードになります。これからのすべてのキー・ストロークが、マクロに記録されます。
  6. ホスト・システムのプロンプトで、profs と入力し、Enter を押します。ここで、ユーザーのアプリケーションのコマンドを代わりに使用します。例えば、ISPF を使用している場合は、TSO プロンプトから profs の代わりに ispf と入力します。
  7. スマート待機時間を挿入します。「スマート待機時間」ボタンをクリックし、以下を行います。
    ホスト・アプリケーション画面のフィールド数が変化する場合は、 記録されているフィールド数が、画面上の実際の数と異なる場合があるため、 スマート待機時間が一致しない場合があります。その場合は、マクロを再記録し、フィールド数は使用しないでください。
  8. メニュー項目のプロンプトを追加します。「プロンプト」をクリックし、以下を行います。
  9. 「OK」をクリックします。プロンプト・ウィンドウが表示されます。これにより、ユーザーは、 正常に継続するためにアプリケーションに必要な、いかなるテキストでも入力することができます。通常は、プロンプト・ウィンドウのデフォルト値をそのままにして、 「OK」をクリックしてかまいません。プロンプトは、テキストを画面上にのみ配置します。 ユーザーが、PF キーを押すなど、他にも行いたいことがある場合に備えて、 プロンプトによって Enter が押されることはありません。
  10. Enter キーを押します。filelist コマンドが入力されます。コマンドをホストへ送信するキーを押してください。
  11. PF11 を押します。これにより、リスト内の最初のファイルの XEDIT モードに入ります。
  12. 「停止」をクリックします。これで実行完了です!マクロに記録させたい任意のステップを行ってから、 「停止」をクリックします。

開始した画面へ戻り「再生」をクリックして、マクロをテストします。

マクロ機能は、各画面上のフィールド数を監視することにより、 自動画面認識を実行します。フィールド数が、画面を認識するために十分な方法ではないと確信していない限り、 すべての画面にスマート待機時間を追加する必要はありません。IBM のコールアップ・アプリケーションは、 検索する名前の長さによってカーソル位置が異なるため、 スマート待機時間が必要な場合のよい例です。

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