キー・ストローク・バッファリング (先行入力サポートとも呼ばれます) により、入力が禁止されている場合でもエミュレーター・セッションでキー・ストロークの入力が可能になります。キー・ストロークは、入力が禁止されるとバッファリングされ、後で入力禁止状態が解除されると処理されます。「リセット」キーを押すと、バッファリングされているキー・ストロークを消去できます。
キー・ストローク・バッファリングが有効になっていても、すべてのキー・ストロークがバッファリングされるわけではありません。
- バッファリングされるキー
- AID
- ANSI
- ASCII
- CSCPCHR
- DBCIST
- DBCS2ND
- DEAD 3270
- EBCDIC
- FUNC_5250
- GE_KEY
- SBCSCHR
- TEXT_FUNC
- UNICODE16
- バッファリングされるカーソル・キー
- Backspace
- delete
- down
- 終了
- Enter
- EoF
- ホーム
- ジャンプ
- left
- 下にマーク
- 左にマーク
- 右にマーク
- マークアップ
- 下へ移動
- 左へ移動
- 右へ移動
- 上へ移動
- Page Down
- Page Up
- right
- tab
- マーク解除
- up
- バッファリングされないキー
- altscr
- altview
- attn
- Caps Lock
- コンテキスト・メニュー
- DBCS 入力
- dspsosi
- enterreset
- escape
- help
- 挿入
- 一時停止
- リセット
- Scroll Lock
- shift
- windows
キー・ストローク・バッファリングが無効になっていると、キー・ストロークはすぐに処理されるため、入力が禁じられている場合はエラーが発生します。
デフォルトで、キー・ストローク・バッファリングは有効になっています。無効にするには、以下のいずれかの手順を実行してください。
- HACL ユーザーであれば、setIsNotTypeAhead セッション・パラメーターを true に設定します。
- HTML ユーザーであれば、isNotTypeAhead HTML パラメーターを true に設定します。『HTML パラメーター』を参照してください。
- 端末ウィンドウ・ユーザーであれば、メニュー・バーで以下のようにします。
- 「編集」>「設定」>「キーボード」を選択します。
- 「キー・ストローク・バッファリング」オプションに、「いいえ」を選択します。
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