インフォメーション・センター

一般オプション

各ホスト・タイプの一般設定には以下が含まれます。

ホスト・タイプ (3270 ディスプレイ・セッション)
タイムアウト (秒)
ローカル・コード・ページ
パケット・サイズ
休止
ファイル転送ユーザー ID (5250 ディスプレイ・セッション)
ファイル転送宛先アドレス (5250)
高速ログオン (5250)
プロキシー・サーバーを使用可能にする (5250)
プロキシー・サーバー宛先アドレス (5250)
プロキシー・サーバー宛先ポート (5250)
ホスト・ファイルの方向
ローカル・ファイルの方向
ローカル・ファイルのタイプ
ラームとアリフの拡張
ラームとアリフの圧縮
対称スワッピング
双方向の変換可能
数表示形状

ホスト・タイプ (3270 ディスプレイ・セッション)
このセッションを接続する先のホストのタイプ。これは、どのデフォルト・オプションのセットが使用されるかを判別します。

タイムアウト (秒)
このオプションでは、ワークステーションがホストからの応答を待つ時間 (秒) を指定します。0 から 9 の数字のみが許可されます。許容範囲は 20 から 65535 または 0 です (0 を指定するとタイムアウトは設定されません)。デフォルトは 30 です。
ホストがこの時間内に応答しないと、ファイル転送は取り消されて、エラー・メッセージを受信します。接続が遅い場合は、この値を大きくしたほうがよいかもしれません。

ローカル・コード・ページ
コード・ページとは、ファイルが転送されるときに EBCDIC コードをローカルの 1 バイト・コードに変換 (またはその逆に変換) するテーブルのことです。デフォルトは、セッション構成に設定されたホスト・コード・ページと同じです。

パケット・サイズ

休止
それぞれの転送間で休止する秒数。この設定は、デプロイメント・ウィザードまたは管理ユーティリティー内からセッションのプロパティーを構成している場合にしか現れません。

ファイル転送ユーザー ID (5250 ディスプレイ・セッション)
ディスプレイ・セッションまたはプリンター・セッションに既にログオンしている場合でも、 特にファイル転送を行うために、i5/OS または OS/400 ホストにログオンしなければなりません。ここで指定するユーザー ID を使用して、ファイル転送を開始する際、 ログオン・ウィンドウのユーザー ID フィールドは事前に入力されます。

ファイル転送宛先アドレス (5250 ディスプレイ・セッション)
このオプションは、ファイル転送に使用される実際のホストの最終宛先アドレスを指定します。

高速ログオン (5250)
このオプションにより、ファイル転送にアクティブな信任状を再利用するかどうかを指定できます。以前にこのホストに認証されている場合は、その信任状がこの接続に適用されます。このホストに認証されたことがない場合は、一度だけユーザー ID とパスワードの入力を要求され、 その信任状が以降の接続用にメモリーに保管されます。信任状は、クリアされるか、または Z and I Emulator for Web セッションが終了するまで記憶されています。

プロキシー・サーバーを使用可能にする (5250)
ファイル転送時に i5/OS または OS/400 プロキシー・サーバーを使用できるようにします。i5/OS または OS/400 プロキシー・サーバー・サービスは、Z and I Emulator for Web サーバーにより始動されます。
デフォルトは「いいえ」です。

プロキシー・サーバー宛先アドレス (5250)
i5/OS または OS/400 プロキシー・サーバーのアドレスを指定します。 これは、Z and I Emulator for Web サーバーにより始動され、ファイル転送に使用されます。プロキシー・サーバーが使用可能になった場合のみ使用されます。

プロキシー・サーバー宛先ポート (5250)
ファイル転送に使用される i5/OS または OS/400 プロキシー・サーバーのポート番号を指定します。 プロキシー・サーバーが使用可能になった場合のみ使用されます。

ホスト・ファイルの方向
このオプションは、セッションがアラビア語またはヘブライ語のホスト・コード・ページ用に構成されている場合に適用され、 さらに、転送するホスト・ファイルが「左から右」の形式と「右から左」の形式のどちらで保管されるかを指定します。

デフォルトは「左から右」です。

ローカル・ファイルの方向
このオプションは、セッションがアラビア語またはヘブライ語のホスト・コード・ページ用に構成されている場合に適用され、 さらに、転送するローカル・ファイルが「左から右」の形式と「右から左」の形式のどちらで保管されるかを指定します。

デフォルトは「左から右」です。

ローカル・ファイルのタイプ
このオプションは、セッションがアラビア語またはヘブライ語のホスト・コード・ページ用に構成されている場合に適用され、 さらに、転送するローカル・ファイルが、これを保管した形式 (暗黙) で保管されるか、あるいは表示されることになる形式で保管されるかを指定します。

デフォルトは「暗黙」です。

ラームとアリフの拡張
このオプションは、セッションがアラビア語のホスト・コード・ページ用に構成される場合に適用されます。ホストからファイルを受信するときに、 文字 ラームとアリフ が 2 文字に拡張されて ラーム の後に アリフ が続けられます。このオプションは Windows ローカル・コード・ページ 1256 および AIX ISO コード・ページ 1089 で使用することができます。

デフォルトでは、拡張が行われます。

ラームとアリフの合字化
このオプションは、セッションがアラビア語のホスト・コード・ページ用に構成される場合に適用されます。ホストにファイルを送信する時に、文字 ラーム とそれに続く アリフ が 1 文字 ラームとアリフ に合字化されます。このオプションは Windows ローカル・コード・ページ 1256 および AIX ISO コード・ページ 1089 で使用することができます。

デフォルトでは、合字化が行われます。

対称スワッピング
このオプションは、セッションがアラビア語またはヘブライ語のホスト・コード・ページ用に構成される場合に適用されます。このオプションは、ファイル転送中の大括弧に影響を与えます。対称スワッピングが使用可能な場合は、大括弧がソースからターゲットに反転します。つまり、" (" は " )" で置き換えられ、" )" は " (" で置き換えられます。この機能が使用できない場合には、大括弧は反転しません。

デフォルトの設定では、対称スワッピングが行われます。

双方向の変換可能
このオプションは、セッションがアラビア語またはヘブライ語のホスト・コード・ページ用に構成される場合に適用されます。ファイルを転送する際このオプションが使用可能な場合には、BIDI の後にある数表示はそのままになります。このオプションが使用できない場合には、この数表示は前にある BIDI 文字と位置が入れ替わります。

デフォルトでは、双方向の変換が行われます。

数表示形状
このオプションは、セッションがアラビア語のホスト・コード・ページ用に構成される場合に適用されます。ファイルをホストに送信するとき、数表示の形状は以下のいずれかとなります。

デフォルトは「公称」です。