個々のホスト印刷ジョブの完了後に、外部コマンドを実行できます。ホスト印刷セッションの「プリンター」タブで、以下のようにします。
Windows の例
Windows プラットフォームでは、次のように指定できます。「c:\tmp\file.* | lpr -o 1 -S server -P printer $<
」
ここで、
c:\tmp\file.*
」は、印刷データが保管されるファイルです。Z and I Emulator for Web では、それぞれの印刷ジョブに対してファイル名を数字で増分して表します。この例では、1 番目のファイルの名前は 「file.000
」となり、次のファイルの名前は 「file.001
」となります。以下同様に名前が付けられます。 lpr
」は外部コマンドです。 -o l -S server -P printer
」は 「lpr
」コマンドのパラメーターです。 lpr -o l -S server -P printer c:\tmp\file.000
」Linux の例
Linux では、次のように指定できます。「/home/user/file.* | lpr -b -Pprinter $<
」
ここで、
/home/user/file.*
」は、印刷データが保管されるファイルです。Z and I Emulator for Web では、それぞれの印刷ジョブに対してファイル名を数字で増分して表します。この例では、1 番目のファイルの名前は 「file.000
」となり、次のファイルの名前は 「file.001
」となります。以下同様に名前が付けられます。lpr
」は外部コマンドです。 -Pprinter
」は 「lpr
」コマンドのパラメーターです。 作成されたファイルにエスケープ・シーケンスなどのバイナリー形式の命令が含まれている場合は、このファイルをバイナリー・モードでプリンターに送信することが重要です。使用する前に正しいコマンド構文を確認してください。 |
-o l
」です。「lpr -o l
」のように指定します。 -b
」です。「lpr -b
」のように指定します。 コマンドの実行が完了した後も、ファイルは消去されません。以下のいずれかを実行しなければなりません。 |
c:\tmp\file.* | lpr -o l -S server -P printer $< && erase $<
」);上の例には、lpr コマンドが使用されるように組み込まれています。lpr クライアント・ソフトウェアがインストールされている場合、lpr コマンドを使用すると、 印刷ジョブを lpd が共用するプリンターに送信できます。
lpr クライアント・ソフトウェアは、以下のオペレーティング・システムで使用可能です。
lpr コマンドは、オペレーティング・システムによって異なるパラメーターを受け入れます。適切なパラメーターについては、使用中のオペレーティング・システムの lpr 資料を調べてください。
外部コマンドを、印刷ジョブの後で実行されるように構成すると、 DOS から PPA プリンター (例えば、HP Desk Jet 700 シリーズ) への印刷も行えます。この手順は、プリンターに直接接続されているか、 あるいはネットワークを使用して共用 PPA プリンターに印刷するかにかかわらず、 Windows NT 4.0 および Windows 98 で使用できます。以下のステップに従って、プリンターの構成メニューから、 双方向通信機能と「印刷時にツールボックスを立ち上げる」機能を使用不可にする必要があります。
HPFCFG14
と入力して「OK」をクリックします。HPFCFG14
が機能しない場合は、 HPFCFG06
または HPFCFG13
を試してください。DSMEnable
パラメーターを、DSMEnable=0100
または DSMEnable=0200
から、 DSMEnable=0000
に変更します。ここでコピー・コマンドを lpt1 に対して使用して、ファイルを印刷します。例えば、copy file.prt lpt1
とします。