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プリロード・オプション

プリロード・オプションの概要
プリロード・オプションの機能
    3270
    5250
    その他のセッション
    接続
    フィーチャー 1
    フィーチャー 2
    コード・ページ 1
    コード・ページ 2

プリロード・オプションの概要

「プリロード・オプション」ウィンドウは、初期ダウンロードに組み込まれる Z and I Emulator for Web コンポーネントを指定することにより、初期ダウンロードのサイズを制御するために使用します。これにより、頻繁に使用される コンポーネントだけを選択できます。他のすべてのコンポーネントは、必要に応じてダウンロードされます。ダウンロードされていないコンポーネントに対応する機能にユーザーがアクセスすると、その時点でコンポーネントがダウンロードされます。

Java 2 のダウンロード・クライアントを使用している場合は、最初のダウンロードの後には、他のコンポーネントをダウンロードできなくなります。したがって、必要なコンポーネントすべてを初期ダウンロードに組み込む必要があります。

コンポーネントを初期ダウンロードに組み込むようにするには、その隣のチェック・ボックスを選択します。特定の機能を使用不可にしている場合は、そのコンポーネントを選択解除して、ダウンロードされないようにすることが可能です。コンポーネントを初期ダウンロードに組み込まないようにするには、それを選択解除します。表示されているすべてのコンポーネントを初期ダウンロードに組み込むかどうかを選択するには、パネル下部の「すべて選択」および「すべて選択解除」ボタンを使用します。

自動選択

デプロイメント・ウィザードで HTML ベースのモデルを使用しているときは、「自動選択」ボタンが使用可能になります。このボタンをクリックすると、定義したセッションのタイプとフィーチャーを実行するために必要なコンポーネントが自動的に選択され、不要または使用不可のコンポーネントは除去されます。例えば、ホスト・セッションを定義した場合は、「カラーの再マップ」機能を「機能を使用不可にする」パネルで使用不可にしない限り、「カラーの再マップ」が組み込まれます。インポート/エクスポートのような他のコンポーネントは、インポートおよびエクスポートの両方が「機能を使用不可にする」パネルで使用不可にされない限り組み込まれます。デプロイメント・ウィザードの他のモデルの場合は、デフォルトでは、コード・ページ・コンポーネントを除くすべてのコンポーネントが選択され、初期ダウンロードに組み込まれます。コンポーネントを初期ダウンロードに組み込まないようにする場合は、それを選択解除します。

ダウンロード・サイズ

各コンポーネントのサイズ (KB 単位) は、コンポーネント名の横に括弧に入れて示されます。選択したすべてのコンポーネントで必要なサイズの現時点での合計もこのパネルの下部に表示されます。この現時点の合計は、コンポーネントが選択または選択解除されると更新されます。実際のダウンロード・サイズも 、Java 2 ブラウザーの jar ファイルか Internet Explorer の cab ファイ ルのどちらをダウンロードする必要があるかによって異なります。ドロップダウン・メニューで該当するアーカイブ・タイプを選択することで両方の合計サイズを確認することができます。デフォルトでは、Java 2 ブラウザーの jar サイズが表示されます。

共用コンポーネント

アスタリスクが付いたコンポーネントは、他のコンポーネントとファイルを共用します。したがって、アスタリスクが付いたコンポーネントを除去しても、同じファイルを使用する他のコンポーネントを選択していると、ダウンロード・サイズを縮小できません。これらのコンポーネントに示されているサイズは最大値で、コンポーネントを選択したり選択を解除したりすると、その合計ダウンロード・サイズが増減します。

次の表に、他のコンポーネントとファイルを共用するコンポーネントをすべてリストします。この情報は、変更されることがあります。サービス更新に伴ってこの情報が変更になった場合は、変更内容はサービス更新の README に記載されます。

コンポーネント ファイルを共用するコンポーネント
3270 セッション 3270 プリンター・セッション
3270 ファイル転送 5250 ファイル転送、マクロ印刷、すべてのマクロ機能、セッション・プロパティーの変更、ツールバーのカスタマイズ
マクロ印刷 3270 ファイル転送、マクロ印刷、3270 プリンター・セッション、5250 ファイル転送、 5250 プリンター・セッション、VT セッション、すべてのマクロ機能、ツールバーのカスタマイズ
3270 プリンター・セッション 3270 セッション、マクロ印刷、5250 プリンター・セッション、VT セッション
5250 セッション 5250 プリンター・セッション
5250 ファイル転送 3270 ファイル転送、マクロ印刷、すべてのマクロ機能、セッション・プロパティーの変更、ツールバーのカスタマイズ
5250 プリンター・セッション マクロ印刷、5250 セッション、5250 プリンター・セッション、VT セッション
VT セッション マクロ印刷、3270 プリンター・セッション、5250 プリンター・セッション
SSL クライアント認証のサポート セキュリティーの表示
セキュリティーの表示 SSL クライアント認証のサポート
セッション・プロパティーの変更 3270 ファイル転送、5250 ファイル転送
すべてのマクロ機能 マクロ印刷、3270 ファイル転送、5250 ファイル転送、ツールバーのカスタマイズ、ポップアップ・キーパッド
キーボード・マッピングの編集 ツールバーのカスタマイズ、ポップアップ・キーパッド
ツールバーのカスタマイズ マクロ印刷、3270 ファイル転送、5250 ファイル転送、すべてのマクロ機能、キーボード・マッピングの編集、ポップアップ・キーパッド
中国語 (簡体字) 中国語 (繁体字)、日本語、韓国語
中国語 (繁体字) 中国語 (簡体字)、日本語、韓国語
日本語 中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)、韓国語
韓国語 中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)、日本語
アラビア語 ヘブライ語
ヘブライ語 アラビア語

クライアントがさまざまなレベルの複数の Z and I Emulator for Web 構成サーバーにアクセスする環境で作業する場合には、問題を回避するために 特別な予防措置が必要となる場合があります。

プリロード・オプション機能

3270
3270 セッションだけを使用している場合は、3270 セッションのコンポーネントと 3270 セッションにより使用されるフィーチャーのダウンロードだけが必要です。他のセッションのコンポーネントをダウンロードすると、初期ダウンロードのサイズが不必要に増えることになります。

3270 セッション
3270 ホスト・セッションの機能をプリロードするには、3270 セッションを選択します。

3270 ファイル転送
ホスト・ファイル転送機能をプリロードするには、3270 ファイル転送を選択します。ホスト・ファイル転送により、ホストとの間でファイルを転送できます。

3270 ファイル転送を選択するには、3270 セッションを選択する必要があります。

ホスト・グラフィックス

ホスト・グラフィックスは、3270 ホスト・グラフィックス機能をプリロードするために選択します。ホスト・グラフィックスは、 IBM 3179G カラー・グラフィック端末のグラフィックス命令によって定義されているとおりの線、 円、楕円、塗りつぶし領域、イメージ、およびその他のグラフィック・プリミティブの表示です。

ホスト・グラフィックスを選択するには、3270 セッションを選択する必要があります。

マクロ印刷
マクロ印刷機能 (印刷開始、印刷抽出、印刷終了) をプリロードするには、マクロ印刷を選択します。ZipPrint を選択するために「マクロ印刷」を選択する必要があります。

ZipPrint
ユーザー用に ZipPrint 機能をプリロードするには、ZipPrint を選択します。

注
  • ZipPrint 選択項目は、「マクロ印刷」を選択しないと使用できません。
  • ZipPrint を選択するために 3270 セッションを選択する必要があります。
  • ZipPrint がサポートされるのは、3270 ディスプレイ・セッションだけです。

3270 プリンター・セッション
ユーザー用に 3270 プリンター・セッションの機能をプリロードするには、3270 プリンター・セッションを選択します。

5250
5250 セッションだけを使用している場合は、5250 セッションのコンポーネントと 5250 セッションにより使用されるフィーチャーのダウンロードだけが必要です。他のセッションのコンポーネントをダウンロードすると、初期ダウンロードのサイズが不必要に増えることになります。

5250 セッション
5250 セッションは、5250 ホスト・セッション機能をプリロードするために選択します。

5250 ファイル転送
5250 ファイル転送は、ホスト・ファイル転送機能をプリロードするために選択します。ホスト・ファイル転送により、ホストとの間でファイルを転送できます。

5250 ファイル転送を選択するには、5250 セッションを選択する必要があります。

ENPTUI for 5250 セッション
ENPTUI for 5250 セッションは、拡張非プログラマブル端末ユーザー・インターフェース (ENPTUI) サポートをプリロードするために選択します。ENPTUI は、5250 フルスクリーン・メニュー方式インターフェースを通じて、非プログラマブル端末 (NPT) およびプログラマブル・ワークステーション (PWS) 上の拡張ユーザー・インターフェースを使用可能にします。

ENPTUI for 5250 セッションを選択するには、5250 セッションを選択する必要があります。

5250 プリンター・セッション
5250 プリンター・セッションは、ユーザー用に 5250 プリンター・セッション機能をプリロードするために選択します。

他のセッション

VT セッション
VT セッションは、VT ホスト・セッション機能をプリロードするために選択します。

CICS セッション
CICS セッションは、CICS ホスト・セッション機能をプリロードするために選択します。

Z and I Emulator for Web での CICS 機能は、CICS Transaction Gateway V5.01 以降のみで使用できます。

FTP セッション
FTP セッションは、FTP ホスト・セッション機能をプリロードするために選択します。

接続性

SLP サポート
SLP サポートは、Service Location Protocol (SLP) サポートをプリロードするために選択します。SLP により、クライアントは TN3270 および TN5250 サービスを動的に見付けて、負荷が最も少ないサーバーに接続できます。特定のサービスの宛先アドレスおよびポートを知っている必要はありません。

SSH
SSH は、Secure Shell 機能をプリロードするために選択します。

セッション・セキュリティー
セッション・セキュリティーは、セキュリティーをサポートする Telnet サーバーかリダイレクターのいずれかとワークステーションとの間でセキュリティー・フィーチャーをプリロードするために選択します。

SSL クライアント認証のサポート
SSL クライアント認証のサポートは、クライアント認証の Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルをプリロードするために選択します。

SSL クライアント認証サポートを選択するには、セッション・セキュリティーを選択する必要があります。

セキュリティーの表示
セキュリティーの表示は、セキュリティーの表示機能をプリロードするために選択します。これにより、ユーザーはクライアント証明書情報を表示できます。

セキュリティーの表示を選択するには、セッション・セキュリティーを選択する必要があります。

フィーチャー 1

セッション・プロパティーの変更
セッション・プロパティーの変更は、セッション・プロパティーを変更するオプションをプリロードするために選択します。

基本マクロ機能
基本マクロ機能は、基本マクロ機能 (マクロの再生、編集、削除、および記録を含む) をプリロードするために選択します。

データベース・アクセス
セッションでリモート・データベース・サーバーに SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントを送信して、SQL 選択ステートメントの結果をリトリーブできるコンポーネントをプリロードするには、 データベース・アクセスを選択します。このコンポーネントには、SQL ウィザードおよび「File Upload」ダイアログを除くすべてのデータベース機能が 含まれています (次の選択項目を参照) 。

SQL ウィザード
SQL ウィザードおよび「File Upload」ダイアログのコンポーネントをプリロードするには、SQL ウィザードを選択します。

カラーの再マップ
カラーの再マップは、カラーの再マップ機能をプリロードするために選択します。カラーの再マップは、ディスプレイ・セッションのカラーを変更します。

キーボードの再マップ
キーボードの再マップは、キーボードの再マップ機能をプリロードするために選択します。この機能によって、ユーザーはキー・マッピングおよびカスタム機能を表示および編集できます。

キーパッド状態の切り替え
キーパッド状態の切り替えは、キーパッド機能をプリロードするために選択します。この機能により、画面にキーパッドを表示するかどうかを決定できます。

ツールバーのカスタマイズ
ツールバーのカスタマイズは、ツールバーのカスタマイズ機能をプリロードするために選択します。この機能により、ツールバーをカスタマイズ (ボタンの追加、編集、除去、および再配置や、カスタム・イメージの選択を含む) できます。

フィーチャー 2

アプレットの実行
アプレットの実行は、アプレットの実行機能をプリロードするために選択します。この機能により、ユーザー定義のアプレットをロードおよび実行できます。カスタマー提供アプレットをクライアントにデプロイするには、「カスタマー提供 Java アーカイブおよびクラスのデプロイメント」を参照してください。

インポート/エクスポート
インポート/エクスポートは、インポート・セッションおよびエクスポート・セッション機能をプリロードするために選択します。これにより、既存するセッションのインポートまたは他のユーザーに配布する構成済みセッションのエクスポートを実行できます。

ライセンス・ユース管理サポート
ライセンス・ユース管理サポートは、ライセンス・ユース管理 (LUM) サポートのあるユーザー・セッションをプリロードするために選択します。ユーザー ID および IP アドレスを使用して、ライセンス使用統計を LUM サーバーに報告するので、必要な Z and I Emulator for Web ライセンスの数を判別して妥当性検査できます。

HLLAPI サポート
HLLAPI サポートは、高水準言語アプリケーション・プログラミング・インターフェース (HLLAPI) を使用して作成されたアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) のサポートをプリロードするために選択します。

切り取り/コピー/貼り付けオプション
切り取り/コピー/貼り付けオプションを選択して、切り取り/コピー/貼り付けオプションをプリロードします。この機能によって、ユーザーはホスト画面での切り取り/コピー/貼り付けの動作をカスタマイズすることができます。

テキスト OIA
テキスト OIA コンポーネントをプリロードするには、「テキスト OIA」を選択します。この機能により、OIA からの情報がテキスト形式で表示されます。

ポップアップ・キーパッド
ポップアップ・キーパッドを選択して、ポップアップ・キーパッドをプリロードします。この機能によって、 ユーザーはポップアップ・キーパッドを使用およびカスタマイズすることができます。

コードページ 1
ユーザーの言語をプリロードします。

コード・ページ 2
ユーザーの言語をプリロードします。