Database On-Demand の開始

Database On-Demand クライアントにより、SQL ウィザードおよび File Upload ウィザードを使用して SQL ステートメント および File Upload ステートメントを作成し実行できます。

この代わりとして、SQL ステートメントおよび File Upload ステートメントを 3270 ディスプレイ・セッション、5250 ディスプレイ・ セッション、または VT ディスプレイ・セッションから作成し実行する ことができます。また、これらのセッションから SQL ウィザードや File Upload ウィザードにアクセスすることもできます。データベース・ アクセスの概要を参照してください。

「Database On-Demand クライアント・デスクトップ」ウィンドウを開くには:

1. サポートされる Web ブラウザーを使用して、Database On-Demand クライアントの定義済み HTML ファイルの 1 つをロードします。
   • database.html は、ダウンロード・クライアント用の定義済み HTML ファイルです。
2. 「Database On-Demand ログオン」ウィンドウが表示されたら、 ユーザー ID とパスワードを入力して「ログオン」をクリックします。

   Database On-Demand クライアントを UNIX オペレーティング・システムに ロードしていて、入力したログオン・テキストを確認できない場合には、 デスクトップのカラーを変更してみてください。 ツールバーからアプリケーションの「デスクトップ・スタイル」を始動します。 アプリケーションの「カラー」を始動して、異なるカラー設定を選択します。

「Database On-Demand クライアント・デスクトップ」ウィンドウには以下の 2 つのタブがあります。

• SQL ウィザード

  「SQL ウィザード」タブは、SQL ウィザード・フォルダーを「Database On-Demand クライアント・デスクトップ」ウィンドウの上部にもってきます。このフォルダーには、現行セッションに保管 されている SQL ステートメントの名前を表示するツリーが入っています。

  以下を行うことができます。

  • 既存の SQL ステートメントを開く。
  • 既存の SQL ステートメントを実行する。
  • 新規 SQL ステートメントを作成する (使用可能な場合) 。
  • 既存の SQL ステートメントを削除する (使用可能な場合) 。

• File Upload ウィザード

  「File Upload ウィザード」タブは、File Upload ウィザード・フォルダーを「Database On-Demand クライアント・デスクトップ」 ウィンドウの上部にもってきます。このフォルダーには、現行セッションに保管 されている File Upload ステートメントの名前を表示するツリーが入っています。

  以下を行うことができます。

  • 既存の File Upload ステートメントを開く。
  • 既存の File Upload ステートメントを実行する。
  • 新規 File Upload ステートメントを作成する (使用可能な場合) 。
  • 既存の File Upload ステートメントを削除する (使用可能な場合) 。

このヘルプ・ファイルの残りには以下のセクションがあります。

新規 SQL または File Upload ステートメントの作成

新規 SQL または File Upload ステートメントを作成し、 後から使用するために保管するには、次のようにしてください。

1. 「新規 (New)」をクリックする。Database On-Demand クライアントは、選択した「開始」タブまたは「ログオン」 タブにより SQL ウィザードまたは File Upload ウィザードを 立ち上げます。
2. 「開始」タブ (もしあれば) および「ログオン」タブに入力します (「SQL ウィザード (Java 1 ブラウザー)」、 「SQL ウィザード (Java 2 対応ブラウザー)」、 および 「File Upload ウィザード」を参照) 。
3. 「ログオン」タブで、「接続」をクリックしてデータベースに接続します。
4. 接続すると、一連の新規タブが「ログオン」タブの上部に表示されます。表示されるタブは、新規 SQL ステートメントを作成するか、新規 File Upload ステートメントを作成するかによって異なります (「SQL ウィザード (Java 1 ブラウザー)、 「SQL ウィザード (Java 2 対応ブラウザー)」、 および「File Upload ウィザード」を参照)。

5. SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントが 正しいことを確認したら、SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントを保管します。
   1. SQL ステートメントを保管するには:
      • Java 1 ブラウザーの場合:
        
        • 「SQL」タブで「保管」をクリックします。または
        • 「結果」タブで「SQL の保管」をクリックします。
      • Java 2 対応ブラウザーの場合:
        
        • 「検討」タブで「保管」をクリックします。または
        • 「結果」タブで「SQL の保管」をクリックします。
   2. File Upload ステートメントを保管するには:
      • Java 1 ブラウザーおよび Java 2 対応ブラウザーの場合:
        
        • 「ファイル」タブで「ステートメントの保管」をクリックします。
   保管すると、この SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントは、 後から使用できるよう適切な Database On-Demand ウィンドウに 1 つの項目として表示されます。

Java 2 対応ブラウザーを使用している場合には、「Ctrl」キーを押した まま複数のテーブル名を選択する必要があります。

既存の SQL または File Upload ステートメントを開く

既存の SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントを作成するために使用したオプションを表示して編集できます。これによって、毎回再作成しなくてもコマンドを変更することができます。例えば、 当月用に受け取ったすべての支払レコードを引き出す SQL ステートメントを実行しようとしている場合には、 毎月初めに SQL ステートメント中の月オプションを変更したいと考えるでしょう。既存の SQL ステートメントを開いて編集すれば、 新規 SQL ステートメントを毎月作成する必要はありません。

既存の SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントを開くには、次のようにしてください。

1. 開きたい SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントを選択します。
2. 「開く」をクリックします。Database On-Demand クライアントは、選択した「開始」タブまたは「ログオン」 タブにより SQL ウィザードまたは File Upload ウィザードを 立ち上げます。
3. 「ログオン」タブで、必要な情報 (もしあれば) を入力し、「接続」を クリックしてリモート・データベース・サーバーに接続します。
4. 「ログオン」タブが表示されます。必要であれば、必要な情報を入力して「接続」をクリックします。
5. 接続されると、「ログオン」タブの後に一連の新規タブが表示されます。これらのタブには、元の SQL ステートメントまたは元の File Upload ステートメントのいずれかが入っています。既存のステートメントを変更し、 新規 SQL ステートメントを実行して結果を保管するか、または新規 File Upload ステートメントを実行できます。

既存の SQL または File Upload ステートメントの実行

既存の SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントを実行するには、以下のようにしてください。

1. 実行したい SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントを選択します。
2. 「実行」をクリックします。
3. 自分の ID とパスワードを (選択した SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントと一緒に保管されていなかった場合は) 入力します。その情報を入力して「接続」をクリックします。ID とパスワードをこの SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントと一緒に保管してあった場合は、 次のステップにスキップします。
4. SQL ステートメントを実行している場合には、SQL ウィザードに 「結果」タブの結果が表示されるか、または結果がファイルに送られます (「出力 (SQL ウィザード)」 を参照) 。File Upload ステートメントを実行している場合には、 File Upload ウィザードでファイルがリモート・ データベース・サーバーにアップロードされます。

SQL または File Upload ステートメントの実行後に、 各種タブの 1 つ以上のオプションを変更してステートメントを再実行 することにより、ステートメントを変更できます。

既存の SQL または File Upload ステートメントの削除

前に保管されている SQL ステートメントまたは File Upload ステートメント を除去する必要がある場合があります。既存の SQL または File Upload ステートメント は削除できます。ただし、ステートメントを削除すると、回復できないことに注意してください。新規ステートメントを作成する必要があります。

既存の SQL ステートメントまたは File Upload ステートメントを削除するには、以下のようにしてください。

1. 削除したい SQL または File Upload ステートメントを選択します。
2. 「削除」をクリックします。
3. 「OK」をクリックします。

グループ・レベルでステートメントを削除するには、管理者としてログオンすることが必要です。

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